
80年代BMXが現代に蘇る! 電動アシスト搭載のレトロスタイルE-Bike「MX-E」を発表|FUJI

eBikeLife編集部
- 2025年04月25日
FUJIの国内総代理店であるアキボウは4月25日、1980年代のBMXカルチャーからインスピレーションを得た、全く新しいE-Bike(電動アシスト自転車)「MX-E」を発表した。発売は2025年7月後半を予定する。
「MX-E」は、BMXがストリートカルチャーとして大きな影響力を持ち始めた1980年頃にFUJIが展開していた名車「MX-500」をセルフオマージュしたものである。細身のクロモリ製フレームやループテール、ダイキャスト製のフロントフォークエンドといった当時の特徴的なディテールを忠実に再現しつつ、現代のライフスタイルに合わせた最新の電動アシストユニットと、クラス27(最大積載重量27kg)に対応した専用リアキャリアを標準装備している。
開発背景:ライフステージの変化に寄り添う「相棒」
開発のきっかけは、1979年のFUJI米国版カタログに掲載されていた大衆向けモデル「MX-500」であった。競技用モデルではなく、より多くの人々に向けた「みんなのBMX」としての佇まいに着目。小径ホイールによる足つきの良さ、小回りの利く操作性、漕ぎ出しの軽さといったBMXの特性が、現代の電動アシスト自転車に求められる要素(扱いやすさ、安定性、積載能力)と不思議な共通点を持つことに気づいたのである。
かつてクロスバイクを乗りこなしていた世代が親となり、子供乗せ需要が生まれる。そして子供が成長した後も、再び自分のためのパーソナルな移動手段として長く愛用できる。「MX-E」は、そんなライフステージの変化に柔軟に対応し、単なる移動手段ではなく、日々の暮らしに寄り添う「人生の相棒」となることを目指して開発された。
安全性と信頼性:型式認定取得済み
昨今、違法な電動アシスト自転車に関する問題が指摘される中、「MX-E」は日本の道路交通法に適合した型式認定を取得済みである。信頼性の高いANANDA社製ドライブユニットを採用し、安心して公道を走行できる。シングルスピード(変速なし)のシンプルな構造は、メカトラブルのリスクを低減する。
製品特徴
- デザイン:80年代の名車「MX-500」を彷彿とさせるレトロBMXスタイル。
- フレーム:耐久性と乗り心地に優れたクロモリ製。
- 電動アシスト:ANANDA社製ユニット搭載、3段階のアシストモード選択可能。
- バッテリー:378Wh(36V/10.5Ah)。
- リアキャリア:クラス27対応の専用キャリアを標準装備。一般的なリング錠取り付け台座付き。
- スタンド:両立スタンドの取り付けも可能なリアエンド設計(標準はセンタースタンド)。
- 拡張性:フロントバスケット用ダボ穴を装備。
- 利便性:バッテリー着脱を容易にする折り畳み式シートポストを採用。
イメージムービー公開中
「MX-E」の世界観を凝縮したイメージムービーがYoutubeにて公開中である。ニュースキャスターも驚く、遊び心あふれる映像を確認できる。
MX-E
価格:198,000円(税込)


- カラー:OG Blue、Black
- 発売予定日:2025年7月後半
- 展開:全国のFUJI取扱販売店および公式オンラインストア
問:アキボウ https://www.fujibikes.jp/
- BRAND :
- eBikeLife
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