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メリダ、宇都宮ブリッツェンオリジナルデザインフレームを発表|MERIDA

メリダジャパンは2025年3月15日、UCIコンチネンタルチーム「宇都宮ブリッツェン」のオリジナルデザインフレームを発表した。このスペシャルデザインフレームは「SCULTURA(スクルトゥーラ)」と「REACTO(リアクト)」の2車種で展開され、3月16日から台湾で開催される「ツール・ド・台湾」にて初のレース使用となる。

日本文化を取り入れた独自のデザイン

今回発表されたオリジナルデザインフレームは、宇都宮ブリッツェンのチームイメージと日本らしさを融合させた特別なものとなっている。チーム名の由来である「稲妻」のデザインは瞬間的なエネルギーの爆発と疾走する力を象徴しており、フレームに流れるラインはその閃電を表現。静止していても疾走感を感じられるデザインに仕上げられている。

 

特筆すべきは日本の代表的なカルチャーであるアニメ・漫画でよく見られる「ダイナミックライン」の採用だ。車体下部の細いラインとグラデーションの変化により、まるで画面から飛び出すような視覚効果を生み出し、スピード感を一層際立たせている。

情熱と力を象徴する赤と黒のコントラストカラーは、宇都宮ブリッツェンの攻撃的かつ積極的な競技スタイルを体現。閃電パターンとダイナミックラインを融合させた塗装デザインは、極限のスピード感と強烈な視覚的インパクトを表現している。

各部分に配置された宇都宮ブリッツェンのロゴマークにも「ダイナミックライン」が取り入れられており、日本を代表するチームであることを国内外に強く印象づける仕様となっている。

選手たちの期待と意気込み

谷順成キャプテンは「2023年、2024年とMERIDAのSCULTURAを使用し、その登りの軽快さと快適な乗り心地を気に入っていました。今年は宇都宮ブリッツェンのスペシャルカラーが施された特別な年。驚きとともに、赤きSCULTURAに乗れることを大変嬉しく思っています」とコメント。さらに「この鮮やかな赤のMERIDAは、レースを走る集団の中でも一際目立つでしょう。チームの新たな歴史を刻むべく、このバイクとともに誰よりも熱い走りを見せます」と意気込みを語った。

また岡篤志選手は「宇都宮ブリッツェンのスペシャルカラーが施されたMERIDAの新型バイクに乗れることを、とても誇りに思います。鮮やかなレッドのフレームは、まさにチームの情熱と戦う意志を体現したもの」と述べ、「軽量かつエアロ性能に優れたフレーム。剛性感としなやかさを兼ね備えた乗り味。このバイクは、勝利を手繰り寄せるための最高の武器です」と新型フレームへの期待を示した。

台湾王者向け特別仕様も

宇都宮ブリッツェンのプレスリリースによると、チームの台湾王者であるフォン・チュンカイ選手のために、台湾のナショナルカラーをまとった特別仕様も用意されており、こちらは後日発表される予定だ。

今後の展開

このオリジナルデザインフレームは、ツール・ド・台湾でのデビュー後、今シーズンの全レースで使用される予定だ。メリダジャパンは、本限定デザインフレームの一般販売についても現在準備中であると発表している。販売開始日などの詳細は決定次第、案内される見込みだ。

問:メリダジャパン https://www.merida.jp/ サイクルスポーツマネジメント https://www.blitzen.co.jp/

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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