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新城幸也がチーム初戦、ツール・ド・台湾で初日から奮闘|ユキヤ通信

3月16日、UCI(国際自転車競技連合)カテゴリー2.1の国際自転車ロードレース「ツール・ド・台湾」が開幕した。第1ステージは台北市庁舎を発着点とする約10kmの周回コースを8周する83.2kmのクリテリウム形式で実施された。

天候は断続的な雨で、気温は13度前後と台湾としては珍しい寒さのなか、路面がウェットな状態での市街地レースとなった。台北の象徴である101ビル(台北101)を望む都心部が舞台となり、地元ファンの注目を集めた。

チーム戦略と新城の働き

『We Love 台湾』ポーズをリクエストされ、それに応える選手たち

新城幸也は今シーズン、新しいチームでの初戦に臨んだ。チームはイタリア人スプリンター、フィリッポ・フォルテインのステージ優勝を目指す戦略で臨み、新城もその戦術に従って走行した。

101を望む中心地が第一ステージの舞台

特に新城はレースの終盤、残り800mまでフォルテインの位置取りをサポートする役割を担った。結果としてフォルテインは4位でフィニッシュ。新城も無事にトップと同タイムでレースを終えている。

新城のコメント

フィリッポ・フォルテインをサポートしながら走る新城

「雨の初戦は集団の動きにも慣れていないので、いつも以上に気を付けて走っているだが、今日はマテリアル系(タイヤメーカー等)も例年と違うので、更に気を張ったステージとなった」と新城は語った。

また「今日のステージはフィリッポのスプリントでの一本勝負。幸い落車等のトラブルもなく、残り5kmまでチームでまとまって走れたが、残り3kmのロータリーで他のチームメイトとはぐれてしまい、僕しかいなくなってしまい、集団も伸びていたので残り1kmでスプリントに強いイスラエル・プレミアテックの後ろポジションまで連れて行き力尽きた」と終盤の状況を詳細に説明した。

反省と明日への意気込み

結果については「ステージ4位だったが、残り500mのコーナーもっと良い位置で曲がれていたら、と思うと悔やまれる結果になった」と悔しさをにじませた。

さらに「この2ヶ月タイで過ごしていたので、冷たい雨に身体が慣れていなくて、今日はあまり良いパフォーマンスが出せなかった」と自己分析しつつも、「明日はパンチャーステージで、2018年は逃げに乗って逃げ切ったので、しっかりと集中して1日過ごしたい」と次のステージへの決意を語った。

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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