
春の小川沿いをお散歩サイクリング、Insta360 X5をもって小さな冒険

Bicycle Club編集部
- 2025年06月04日
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朝露の残る小石まじりのグラベル道。すぐそばには、小さな水音をたてて流れる川。武蔵野美術大学の田中桂太教授は、近所の道をいつものグラベルバイクでゆっくりと走りはじめた。360度カメラ「Insta360 X5」は特別な旅のときだけではなく、いつもの通勤風景をも冒険の風景に変えてくれる。
誰にも邪魔されない時間を、カメラとともに
前方に広がる道は、春の緑に包まれていた。教授はX5をハンドルマウントに取り付け、「FlowState手ブレ補正」をONにして記録を開始する。すると驚くほどなめらかに、走る速度とともに風景が流れていく。
「記録というより、そこに居た自分が思い出になる。X5は、そういう映像が撮れるカメラです」と教授は語る。ONにすると、まるで浮遊しているような映像に変わる。違いは明確だった。
走る道がオフロードや段差でも問題ない

「FlowState手ブレ補正」が滑らかで見やすい映像に仕上げてくれる。360度水平維持しながら撮影できるので、カーブなど動きの多いシーンも表情や景色をしっかり残せるのがいい。
小川を渡る細い木の橋の手前で、田中教授はX5を取り出し、X5を装着。走りながら、自分の背中越しに風景を記録する。そこに映るのは、ただ黙々と進む自分と、風にそよぐ草の音だけ。
「誰かに撮ってもらっているような視点で、自分を見つめ直せる。それがこのカメラの面白いところなんです」

トンネルの静寂を映す、暗がりの光と陰
やがて現れた短いトンネル。中は薄暗く、肌寒い空気が流れていた。X5は「PureVideoモード」に切り替え、低照度での撮影に挑む。トンネル内でも、教授の表情や走行の動きがしっかりと記録された。
「PureVideoモード」は、超高速トリプルAIチップが低照度下のシーンを鮮明な映像に処理。忠実に色や光が表現され、夜間やトンネル内でもクリアに撮影。場所や時間の制限なく冒険の記録を続けることができる。
田中教授の動画はこちら
思い出が”見える”という体験
Insta360 サイクルコンピュータマウント
5,900円
カメラ、ライト、サイクルコンピュータをハンドルバー周辺にまとめて装着できる専用マウント。軽量で安定性の高い高強度アルミニウムを使用し走行時の表情や景色を、ダイナミックな画角で手軽に撮影できる。一体型ハンドルバー用と別体型ハンドルバー用の2種類から自転車の仕様に合わせて選択可能。
帰宅後、X5で撮った映像をInsta360のスマートフォンアプリで確認する。ワンタップでハイライトが生成され、クラウド経由ですぐに友人へ送れる。
高度な手ブレ補正やAI処理機能によって撮影された映像は、編集をより手軽にしてくれる。アプリにはテンプレートや感覚的に操作できるワンタッチ録画編集もあり、編集が不安な人でも簡単に楽しめる。
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条件に関係なく、気軽に映像が日記になる
田中教授は言う。「X5は、単なるカメラではありません。旅を記録するだけでなく、そのときの自分の心の動きまで、映像に残してくれるような気がするんです」
静かな春の小道をひとり進む。ふと立ち止まって振り返ると、X5のレンズの奥に、確かにその瞬間が映っていた。
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Profile 田中桂太教授
武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科教授。撮影機材やアウトドア製品のデザイン研究を行う。サイクリストとしてもロードレース全日本選手権タイムトライアル10位の経歴をもつ
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PROFILE

Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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