
花輪線サイクルトレイン実証実験が開始! 自転車と共に列車旅、十和田八幡平の自然を満喫

Bicycle Club編集部
- 2025年05月15日
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岩手県と秋田県を結ぶJR東日本・花輪線(愛称:十和田八幡平四季彩ライン)で、自転車をそのまま列車内に持ち込める「サイクルトレイン」の実証実験が、2025年5月10日(土)から10月27日(月)までの期間で実施されることが、花輪線利用促進協議会より発表された。この取り組みは、花輪線沿線の豊かな自然や観光スポットを、列車とサイクリングを組み合わせて楽しむ新しい旅のスタイルを提案し、地域の活性化と交流人口の拡大を目指すものだ。
利用方法と予約

サイクルトレインの利用には事前予約が必須となる。予約は専用ウェブサイトから行う。利用者は、予約時に提示される利用規約への同意が必要となる。乗車時には、係員から予約完了画面の提示を求められる場合があるため、準備が必要だ。
利用可能な列車

期間中、以下の列車でサイクルトレインが利用可能となる。
下り(鹿角花輪駅方面)
- 1927D:北森駅 10:40発 →荒屋新町駅11:10着
- 1931D:北森駅 13:20発 → 鹿角花輪駅 14:31着
- 1935D:北森駅 17:24発 → 鹿角花輪駅 18:35着
上り(北森駅方面)
- 1930D:荒屋新町駅 11:17発 → 北森駅 11:47着
- 1932D:鹿角花輪駅 11:46発 → 北森駅 13:02着
- 1934D:鹿角花輪駅 14:32発 → 北森駅 15:44着
詳細な途中停車駅の時刻は、花輪線利用促進協議会のウェブサイトで確認できる。
モデルコースで楽しむ花輪線沿線

協議会では、サイクルトレインを利用したモデルコースも提案している。北森駅発着の「七時雨カルデララインコース」(約43km)や「八幡平アスピーテラインコース」(約66km)、鹿角花輪駅発着の「湯瀬渓谷コース」(約23km)、安比高原駅を起点とする「兄川グリーンラインコース」など、体力や好みに合わせたサイクリングが楽しめる。各コースには、地域の景勝地やグルメスポットが盛り込まれており、自転車ならではの発見や体験が期待できる。

注意事項

利用者は、駅構内や車内での自転車の移動を周囲の安全に配慮しつつ自身で行う必要がある。自転車にまたがったり乗車したりすることは禁止されている。また、混雑時や輸送障害発生時には利用が制限される場合がある。列車内では自転車が転倒しないよう、自転車を手で支える等の注
実施概要

- 実施期間:2025年5月10日(土)~10月27日(月)
- ただし、5月27日(火)~6月4日(水)、8月4日(月)~31日(日)、9月16日(火)~19日(金)は利用対象外となる。
- 利用可能区間:JR花輪線の北森駅~鹿角花輪駅間(横間駅は除く)。
- 乗降車可能駅:北森駅、松尾八幡平駅、安比高原駅、赤坂田駅、小屋の畑駅、荒屋新町駅、田山駅、兄畑駅、湯瀬温泉駅、八幡平駅、陸中大里駅、鹿角花輪駅。
- 料金:通常の列車乗車運賃のみで利用可能。自転車持ち込みに関する追加料金は不要。
- 利用可能自転車:ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツタイプ自転車限定。
- 人数制限:安全確保のため、一列車あたり10名まで。
詳細や予約方法、利用規約については、花輪線利用促進協議会のウェブサイトで確認できる。
問:花輪線利用促進協議会 事務局 https://hanawasen-ni-norouyo.org/
(八幡平市市民部まちづくり推進課内)
電話:0195-74-2111(代表)
受付時間:平日 午前8時30分~午後5時15分
- BRAND :
- Bicycle Club
- CREDIT :
- 写真提供:JR東日本盛岡支社、花輪線利用促進協議会
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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