
【徹底プレビュー】ツアー・オブ・ジャパン2025全8ステージと注目選手を紹介

Bicycle Club編集部
- 2025年05月17日
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5月18日(日)から25日(日)までの8日間、ツアー・オブ・ジャパン2025が全8ステージで開催される。ツール・ド・熊野で活躍した選手たちの勢いは本大会でも続くのか、それとも新たなスターが誕生するのか。本記事では各ステージの特徴と、注目選手たちを一挙に紹介する。
スプリンターの活躍が見込まれる前半4ステージ
ツアー・オブ・ジャパン2025(以下、TOJ)は以下のスケジュールで開催される。
大会スケジュール

- 5月18日(日):堺ステージ(個人タイムトライアル)
- 5月19日(月):JPF 京都ステージ
- 5月20日(火):いなべステージ
- 5月21日(水):美濃ステージ
- 5月22日(木):綿半 信州飯田ステージ
- 5月23日(金):富士山ステージ
- 5月24日(土):AMANO 相模原ステージ
- 5月25日(日):SPEEDチャンネル 東京ステージ
前半4ステージはスプリンターに有利な構成。
堺ステージ
2.6kmの個人タイムトライアル。秒差勝負となるため、コーナー処理が勝敗を分ける。
JPF 京都ステージ
2.8km+16.8km×6周=103.6km。アップダウンのあるコースで山岳賞狙いのアタックにも注目。
いなべステージ
127.0km。急勾配の「イナベルグ」が勝負所となる山頂フィニッシュステージ。
美濃ステージ
137.3km。第2カテゴリ山岳があるが、集団スプリントが予想される。
総合優勝争いが繰り広げられる後半4ステージ
綿半 信州飯田ステージ
120.9km。第1カテゴリのKOMが設定され、逃げか小集団の勝負が予想される。
富士山ステージ
66.6km。クイーンステージ。平均勾配10%、最大22%のふじあざみラインが勝負所。
AMANO 相模原ステージ
107.5km。東京五輪ルートの一部も含まれ、山岳賞争いやボーナスタイムにも注目。
SPEEDチャンネル 東京ステージ
104.0km。スプリンターが主役となる大集団スプリントが予想される最終ステージ。
注目出場選手をチェック
総合優勝争いに注目の選手
- レイン・タラマエ(エストニア/キナンレーシングチーム)
- ニコロ・ガリッボ(イタリア/JCLチーム右京)
- ベンジャミン・ダイボール(オーストラリア/ヴィクトワール広島)
新人賞候補の若手選手
- ケイエ・ソーレン(ワンティ・NIPPO・リユーズ)
- 渡辺一気(日本ナショナルチーム)
- ジェラルド・レデスマ・ガルシア(VC福岡)
ステージ優勝が期待される注目選手
- 今村駿介(ワンティ・NIPPO・リユーズ)
- 窪木一茂(愛三工業レーシングチーム)
- 金子宗平(日本ナショナルチーム)
- 岡本隼(愛三工業レーシングチーム)
- ドゥシャン・ラヨビッチ(セルビア/ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ)
- マーク・スチュワート(イギリス/同)
- エリオット・シュルツ(オーストラリア/ヴィクトワール広島)
- ドリュー・モレ(オーストラリア/キナンレーシングチーム)
スタートリスト
JCLチーム右京
- 1 小石 祐馬 日本 31
- 2 ニコロ・ガリッボ イタリア 25
- 3 シモーネ・ラッカーニ イタリア 24
- 4 ナホム・ゼライ・アラヤ エリトリア 22
- 5 アンドレア・ダマト イタリア 22
- 6 アレッサンドロ・ファンチェル イタリア 25
ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ
- 11 新城 幸也 日本 40
- 12 ダヴィデ・バルダッチーニ イタリア 26
- 13 ヴァレリオ・コンティ イタリア 32
- 14 ジョルジェ・ジュリッチ セルビア 24
- 15 ドゥシャン・ラヨビッチ セルビア 27
- 16 マーク・スチュワート イギリス 29
トレンガヌ・サイクリングチーム
- 21 アドネ・ヴィレムヤン・ファン・エングレン オランダ 32
- 22 メトケル・イヨブ エリトリア 31
- 23 マティアス・ブレンホイ デンマーク 29
- 24 アイマン・チャヒヤディ インドネシア 31
- 25 ズラドゥリ・アミン・ズゥクルナイン マレーシア 26
- 26 アナトリー・ブディアク ウクライナ 29
ルージャイ・インシュアランス
- 31 ケイン・リチャーズ オーストラリア 28
- 32 ディラン・ホプキンス オーストラリア 23
- 33 カーター・ベトルス オーストラリア 26
- 34 タナワット・サエンタ タイ 19
- 35 テグシュバヤール・バッサイカン モンゴル 26
- 36 ワンヤウ・ヴィンセント・ラウ 香港 28
マトリックス・パワータグ
- 61 フランシスコ・マンセボ・ペレス スペイン 49
- 62 ホセ・ビセンテ・トリビオ・アルコレア スペイン 39
- 63 織田 聖 日本 26
- 64 安原 大貴 日本 33
- 65 岡崎 一輝 日本 19
- 66 橋本 昂哉 日本 19
シーキャッシュ×ボディラップ
- 71 キャメロン・スコット オーストラリア 27
- 72 アラステア・クリスティー・ジョンストン オーストラリア 27
- 73 リアム・ウォルシュ オーストラリア 23
- 74 ウィリアム・ヘファナン オーストラリア 20
- 75 マーティン・カプル オーストラリア 23
- 76 ウィル・ヒース オーストラリア 18
ヴィクトワール広島
- 81 ベンジャミン・ダイボール オーストラリア 36
- 82 エリオット・シュルツ オーストラリア 24
- 83 レオネル・キンテロ・アルテアガ ベネズエラ 28
- 84 孫崎 大樹 日本 28
- 85 白川 幸希 日本 27
- 86 久保田 悠介 日本 28
宇都宮ブリッツェン
- 91 岡 篤志 日本 29
- 92 谷 順成 日本 30
- 93 沢田 時 日本 31
- 94 菅野 蒼羅 日本 21
- 95 ルーベン・ダリオ・アコスタ・オスピナ コロンビア 28
- 96 武山 晃輔 日本 27
シマノレーシング
- 101 入部 正太朗 日本 35
- 102 中井 唯晶 日本 28
- 103 風間 翔眞 日本 28
- 104 石原 悠希 日本 28
- 105 香山 飛龍 日本 24
- 106 山田 拓海 日本 23
まとめ
ツアー・オブ・ジャパン2025は、全8ステージそれぞれに明確な特徴があり、スプリンター、クライマー、そしてオールラウンダーまで幅広い選手たちに見せ場が用意されている。特に総合争いを占う富士山ステージと、最後の東京ステージでのスプリント勝負から目が離せない。現地観戦・テレビ観戦ともに注目の1週間になるだろう。
大会公式サイトhttps://www.toj.co.jp
- BRAND :
- Bicycle Club
- CREDIT :
- 編集◎バイシクルクラブ編集部 文と写真◎三井至
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