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40周年の節目飾る「シマノ鈴鹿ロードレース」2025年夏、今年も熱狂の舞台鈴鹿サーキットへ

日本のサイクルスポーツシーンにおいて、夏の風物詩として長きにわたり親しまれてきた「シマノ鈴鹿ロードレース」が、2025年8月30日(土)・31日(日)の2日間、その記念すべき第40回大会を迎える。前身である「シマノグリーンピアロード」から数えて40年という大きな節目。会場となるのは、モータースポーツの聖地としても名高い三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキット国際レーシングコース。この歴史ある大会が、伝統を守りつつ、いかにして新たな魅力を発信し、参加者・観戦者双方にとって忘れられない体験を提供するのか。発表された開催概要を基に、その詳細と背景、そして期待される展開に迫る。

開催地と日程:国際的サーキットで繰り広げられる2日間の熱戦

大会の舞台となる鈴鹿サーキットは、F1日本グランプリや鈴鹿8時間耐久ロードレースなど、数々の世界的なレースが開催されてきた国際格式のレーシングコース。その広大で整備されたコースを、自転車で疾走できるという非日常的な体験は、本大会の大きな魅力の一つだ。例年、真夏の太陽のもと、全国から集結した数千人のサイクリストたちが、この名門サーキットで熱い戦いを繰り広げる。

主催は、自転車部品の世界トップメーカーである株式会社シマノ。同社は競技の振興だけでなく、サイクリング文化全体の普及にも力を入れており、本大会はその象徴的なイベントと言える。特に「第40回シマノ鈴鹿ロードレース クラシック(JCF公認大会)」は、公益財団法人日本自転車競技連盟(JCF)の公認レースとして、国内トップレベルの選手たちが集う格式高いレースとなる。競技主管は大阪府自転車競技連盟が務める。

協力には、会場であるホンダモビリティランド株式会社 鈴鹿サーキット、そしてJCFが名を連ね、後援には一般社団法人自転車協会、一般財団法人自転車産業振興協会、三重県鈴鹿市といった関連団体や地元自治体、さらにはCycle Sports、Bicycle Club、cyclowiredといった主要自転車メディアが名を連ね、大会の成功に向けて盤石の体制が敷かれている。

家族で楽しめる「スズカビレッジ」:レースだけではない多角的な魅力

「シマノ鈴鹿ロードレース」の大きな特徴は、純粋な競技会に留まらず、家族や友人と一緒に楽しめるエンターテイメント性の高さにある。その中心となるのが、会場内に設けられる「スズカビレッジ」だ。

メインステージでは、各レースの表彰式のほか、多彩なステージイベントやライブ中継が行われる。特に注目されるのは、JCF公認大会である「シマノ鈴鹿ロードレース クラシック」に出場するUCIコンチネンタルチームによるチームプレゼンテーション。トッププロ選手たちを間近に感じ、交流できる貴重な機会となるだろう。

また、ロードバイクを趣味とするSKE48の荒野姫楓(あらの ひめか)さんがゲストとして登場し、ロードレースの魅力を語るトークイベントも開催。ファンならずとも、ロードバイクの新たな一面を発見できるかもしれない。

メインステージ前には大型テントが設置され、レースや会場の様子を映し出す大型LEDビジョンも導入されるため、快適に観戦やイベントを楽しめる。そして、真夏の暑さを和らげるユニークな試みとして「SNOW SHOWER」を実施。雪が舞うサーキットという幻想的な光景は、参加者や観客に涼と驚きを提供するだろう。

「スズカビレッジ」内には、毎年好評の出展ブースゾーンや試乗コーナーも展開。最新のロードバイクやパーツ、ウェアラブルデバイスなどを実際に見て触れて試すことができる。子どもたちに人気の自転車教室「ミルキー」や「ウィーラースクール」、スタートの合図を体験できる「ピストルスターター」も実施予定だ。

さらに、鈴鹿サーキットの協力により「サーキットで働くクルマ展」も開催される。普段見ることのできない特殊車両に触れる機会は、子どもたちにとって大きな魅力となるだろう。

そして、選手以外の方も国際的なサーキットの臨場感を体験できるよう、鈴鹿サーキットのコースをバスで巡る「コースクルージング」も実施される。

40周年記念特別企画:「シマノ鈴鹿ドローンショー」開催

大会40周年という特別な節目を記念し、30日(土)の夜には「シマノ鈴鹿ドローンショー」が開催される。最新技術を駆使した多数のドローンが、夏の鈴鹿の夜空をキャンバスに、光と音の壮大なショーを繰り広げる。ロードレースの興奮冷めやらぬ中、参加者や地域住民に忘れられない感動とスペクタクルな体験を提供する、まさに40周年にふさわしい特別企画だ。

SKE48荒野姫楓さんが参戦!「体験!鈴鹿サーキット」でプロと走る

初心者でも気軽に鈴鹿サーキットを走行できる人気種目「体験レース」は、今年「体験!鈴鹿サーキット」へと名称を変更。そして、この種目にSKE48の荒野姫楓さんが参戦することが決定した。荒野さんは、シマノレーシングやその他のUCIコンチネンタルチームの選手たちと一緒にコースを走行する。プロ選手が参加者の“初めての鈴鹿サーキット”をエスコートし、安全かつ楽しくサーキット走行の魅力を体験できるようサポートする。

また、荒野さんはトークイベントにも出演。ロードバイクを始めたきっかけやこれまでの体験談、ロードレースの楽しみ方などを語り、自転車の魅力を多角的に発信する。日々のトレーニングの工夫や、自転車を通じて得られる健康面・精神面での充実感など、初心者から上級者まで幅広い層が共感し、興味を持てる内容が期待される。

人気種目エンデュランス・マスターズクラスの継続と拡充

参加者の裾野を広げるため、昨年好評だった「2時間エンデュランス」の土日両日開催、および「30分エンデュランス」は今年も継続して実施される。「30分エンデュランス」は、短いながらも達成感を味わえる種目として、レース未経験者やサーキット走行を試してみたい層に最適だ。

また、年々盛り上がりを見せるマスターズクラスも土日両日に開催。長年ロードレースを楽しんできたベテランライダーはもちろん、これから本格的に挑戦しようというライダーも参加しやすい設定となっている。

さらに、「シマノ鈴鹿ロードレース クラシック」においては、40歳代、50歳代、60歳以上の各カテゴリー1位の表彰も継続。熟練ライダーたちの情熱に応える。

“観るスポーツ”としての魅力発信:「シマノ鈴鹿ロードレース クラシック」

国内最高峰の選手たちが集う「シマノ鈴鹿ロードレース クラシック」は、“観るスポーツ”としての魅力をより多くの人に伝えるため、日曜日の12時という観戦しやすい時間帯にスタート時間を設定。シマノレーシングをはじめとするプロロードレースチームの熱戦を間近で観戦できる。

当日はYouTubeライブ中継も活用し、会場に来られないファンにもチームの駆け引きやレース展開など、プロライダーたちの熱い戦いを届ける。

また、昨年より導入されたチームカーも引き続きレースを走行。自転車トラブルへの対応、選手への補給、監督からの戦略指示など、レースの舞台裏を支えるチームカーの動きは、ロードレースの奥深さを知る上で見逃せないポイントだ。チームカーはレース前日の土曜日から会場にスタンバイし、レースの合間や休憩時間などにも見学できる機会が設けられる。

利便性向上:「シマノ鈴鹿ロード公式アプリ」の活用

大会参加者や観戦者の利便性を高めるため、「シマノ鈴鹿ロード公式アプリ」が提供される。このアプリでは、会場全体のマップ、試乗コース、観戦エリアなどが一目でわかる「マップ」ページや、当日のレース、会場イベントのスケジュールを一覧できる「スケジュール」ページを搭載。さらに、自分が参加するレースやイベントを登録し、一日の行動を管理できる「マイスケジュール機能」も備える。

デジタル参加確認証もアプリから表示でき、受付でスマートフォンを見せるだけでゼッケンや計測チップの受け渡しが可能になるなど、スムーズな運営にも貢献する。2025年版のアプリは、2025年7月中旬にリリース予定だ。

参加者募集と各種目詳細

参加者の募集期間は、2025年5月26日(月)12:00から7月14日(月)23:59まで。ただし、5ステージ・スズカの募集は6月16日(月)23:59までと早期に締め切られるため注意が必要だ。申し込みは、スポーツエントリーの専用サイトから行う。

競技規則は、公益財団法人日本自転車競技連盟規則及び大会特別規則による。

種目は、個人種目として「シマノ鈴鹿ロードレース クラシック(男子エリート/女子エリート、JCF公認)」、「体験!鈴鹿サーキット」×荒野姫楓(SKE48)、2周の部、3周の部、5周の部、小学生各学年、中学生、マスターズ(40+/50+/60+)、個人タイムトライアル、30分エンデュランス(ソロ/レディースソロ)、1時間サイクルマラソン(男女)、2時間エンデュランス(ソロ/レディースソロ)などが用意されている。

チーム種目としては、2時間エンデュランス(JCF登録/チーム/レディースチーム)、5ステージ・スズカ、チームタイムトライアル(JCF登録/JCF未登録/レディース)がある。

その他、未就学児向けの「ミルキー」、小中学生向けの「ウィーラースクール」、エキシビションとして「ハンドサイクル」も開催される。

各種目の参加資格(年齢、JCF登録の要否等)、使用可能車両、距離などの詳細は、公式ウェブサイトで確認が必要だ。

40年の歴史を刻み、次代へ繋ぐロードレースの祭典

「シマノ鈴鹿ロードレース」は、40年という長きにわたり、日本のロードレースシーンを牽引し、数多くのサイクリストに感動と挑戦の場を提供してきた。記念すべき第40回大会は、これまでの伝統を重んじながらも、ドローンショーや人気アイドルの参戦といった新たな試みを取り入れ、さらに幅広い層にアピールする内容となっている。
トッププロの真剣勝負から、初心者のサーキット初体験、家族でのレクリエーションまで、多様な楽しみ方が凝縮された2日間。夏の鈴鹿サーキットが、再びサイクリストたちの情熱と歓声で満たされる日が待ち遠しい。この歴史的な大会は、日本の自転車文化のさらなる発展に貢献し、次代へとその熱気を繋いでいくことだろう。

第40回シマノ鈴鹿ロードレース 開催概要

  • 正式名称:第40回シマノ鈴鹿ロードレース
  • 開催日時:2025年8月30日(土)・31日(日)
  • 会場:鈴鹿サーキット国際レーシングコース(〒510-0295 三重県鈴鹿市稲生町7992)
  • 主催:株式会社シマノ
  • 協力:ホンダモビリティランド株式会社 鈴鹿サーキット、公益財団法人日本自転車競技連盟
  • 後援:一般社団法人自転車協会、一般財団法人自転車産業振興協会、三重県鈴鹿市、Cycle Sports、Bicycle Club、cyclowired
  • 競技主管:大阪府自転車競技連盟
  • 競技規則:(公財)日本自転車競技連盟規則及び大会特別規則による
  • 募集期間:一般種目:2025年5月26日(月)12:00 ~ 2025年7月14日(月)23:59、5ステージ・スズカ:2025年5月26日(月)12:00 ~ 2025年6月16日(月)23:59
  • 申込方法:スポーツエントリーの専用サイトより申込み
  • 主なイベント内容:各種ロードレース(個人、チーム、エンデュランス、タイムトライアル等)、JCF公認 シマノ鈴鹿ロードレース クラシック、「体験!鈴鹿サーキット」×荒野姫楓(SKE48)、スズカビレッジ(出展ブース、試乗コーナー、ステージイベント、ミルキー、ウィーラースクール、ピストルスターター、サーキットで働くクルマ展、コースクルージング、SNOW SHOWER等)、第40回記念 シマノ鈴鹿ドローンショー (8月30日夜)

公式ホームページはこちら

問:株式会社シマノ 企業文化コミュニケーション部 文化推進課 久保昌人
〒590-8577 大阪府堺市堺区老松町3丁77番地
TEL: (072) 223-2488 (受付時間:募集期間中の月曜日~金曜日 10:00~17:00)
E-mail: kubom@sic.shimano.co.jp

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