
ツール・ド・ふくしま2025がUCIグランフォンド予選に向けたプレ大会として開催

Bicycle Club編集部
- 2025年05月26日
東日本大震災からの復興を掲げる福島県浜通り地域を舞台とした市民ロードレース「ツール・ド・ふくしま2025」。昨年に続き、国内最大級の規模を誇る同大会が、2025年は2026年UCIグランフォンドワールドシリーズ予選大会のプレ大会として実施される。開催日は9月6日(土)と7日(日)の2日間。県内15市町村に及ぶ広大なエリアを駆け抜けるサイクリストたちの熱い戦いが、今年も繰り広げられる。
UCIグランフォンド国内予選大会としての開催を目指す
本大会は、福島復興を支援する公道レースとして注目を集め、2026年シーズンにおけるUCIグランフォンドワールドシリーズの国内予選大会への認定を目指してJCF(日本自転車競技連盟)を通してUCI(国際自転車競技連合)への申請へと進んでいる。2026年、ツール・ド・ふくしまがUCIグランフォンドワールドシリーズの予選となった場合、ツール・ド・ふくしまを勝ち抜いた参加者は、8月にニセコで開催される世界選手権への出場を目指すことになる。
3カテゴリーで開催 グランフォンド・メディオフォンド・ロードレース
グランフォンドふくしま140
距離:137km
獲得標高差:2300m
メディオフォンドふくしま80
距離:80km
獲得標高差:1600m
ロードレースふくしま50
距離:47km
獲得標高差:750m
参加資格と申込情報
- 高校生以上(ロードレースふくしま50は中学生から可)
- JCF登録者・未登録者ともに参加可(未登録者は臨時登録費が必要)
- レース部門のエントリー開始:2025年5月29日(木)予定
- サイクリング(ロングライド)部門は受付中
福島復興と市民レースの発展へ
本大会は「ふくしま復興サイクルシリーズ」の最大イベントであり、地元・福島民報社が主催する復興支援プロジェクトの一環でもある。JCFやニセコクラシック大会事務局、「ツール・ド・おきなわ」運営陣とも連携し、国内アマチュアレースのレベルアップと地域活性化を目指している。
今後の詳細情報やエントリー手続きについては、公式サイトおよび公式SNSで随時発信される予定だ。
主催:福島民報社(ふくしま復興サイクルシリーズ大会事務局)
https://fukushima-cycle-series.jp/
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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