
サスペンションフォーク搭載グラベルロード「グレイルCFR RIFT」発表|CANYON

Bicycle Club編集部
- 2025年05月28日
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5月27日、ドイツの自転車メーカーCanyon(キャニオン)の日本法人であるキャニオンバイシクルズ・ジャパンは、DT Swissと共同開発した革新的なサスペンションフォーク「F 132 ONE」を搭載した新型グラベルレースバイク「グレイルCFR RIFT」を発表した。このモデルは、世界選手権を制したグレイルシリーズの最新世代として、荒れた路面でもこれまでにない速さとスムーズさを追求し、グラベルレースにおける新たなスタンダードを提示する。
革新的! DTスイスと共同開発の「F 132 ONE RIFTフォーク」
新型グレイルCFR RIFTの最大の特徴は、CanyonとDT Swissが共同開発したグラベルレース向けサスペンションフォーク「F 132 ONE」である。40mmのトラベル量で衝撃を効果的に吸収し、トラクションを最大限に高め、荒れた路面でも安定した高速走行を可能にする。
このフォークには、主に以下の3つの特徴がある。
確かなダンピング性能
LINEAIR方式の正負エアスプリングが細かな衝撃への追従性を高め、疲労を最小限に抑える。軽量なPLAINPAINGダンピングカートリッジは、リバウンドダンピングを9段階で調整可能で、ライダーの体重や好みに合わせたセッティングが容易である。
本物のロックアウト機能
人間工学に基づいた「PUSHCONTROL」ロックアウトレバーを採用。ドロップハンドルから手を離さずに即座にフォークをロック/アンロックでき、登りやスプリントでの効率性を高めつつ、不意の障害物に対しては瞬時にサスペンションを作動させられる。
徹底したデザイン統合
ブレーキホースをフォーク内部に完全内装し、クリーンな外観を実現。フォークジオメトリー、オフセット、トラベル量もグレイルのフレームと最適化され、走行性能と美観を両立している。アウターチューブには片側3kgまでのラックやバッグを装着できるユニバーサルマウントも装備し、バイクパッキングにも対応する。
2026年モデル グレイルシリーズの進化
RIFTフォークの追加に加え、2026年モデルのグレイルシリーズはラインナップ全体でアップデートが施されている。CFRおよびCF SLXモデルには、エアロ形状のフードと16°のフレアを持つ幅400mmのレース向けハンドルバー「CP0047 Gear Groove Pro」コクピットを採用(単品税込販売価格:60,000円)。CFモデル以上にはパワーメーターが標準装備となり、新しいアートワークによってルックスも一新されている。

モデルラインナップ
Grail CFR AXS
価格:1,259,000円(税込)


Grail CFR Di2 RIFT
価格:1,189,000円(税込)


※F 132 ONE RIFTフォーク搭載
Grail CFR Di2
価格:1,069,000円(税込)


Grail CF SLX 8 Di2
価格:769,000円(税込)


Grail CF 8 1by
価格:449,000円(税込)


Grail CF 7
価格:359,000円(税込)


別売アクセサリーも充実

ライドをサポートするアクセサリーとして、Milletと共同開発した「Millet x Canyon ハイドレーションベスト」(27,000円 税込)や、長距離グラベルレースに最適な「Canyon GEAR GROOVE エアロエクステンション」(78,000円 税込)も用意されている。

キャニオン東京テストセンターで試乗可能
キャニオン東京テストセンターでは、グレイルシリーズの試乗が可能である。6月の開催日は5日(水)、12日(木)、19日(水)、21日(金)、22日(土)、26日(水)を予定している。試乗車は2025年モデル以前のグレイルCFR、CF SLX、CF SLとなるが、キャニオンバイクの性能を体験できる貴重な機会である(今回発表されたRIFTサスペンションモデルの試乗導入時期は未定)。
詳細および試乗予約については、キャニオン公式ウェブサイトおよび「グレイル」特設ページを確認されたい。
問:キャニオン・バイシクルズジャパン https://www.canyon.com/ja-jp/
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