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四国屈指の山岳コース、登坂距離延伸でさらにハードな大会に|さなごうち大川原高原ヒルクライム

徳島県佐那河内村(さなごうちそん)で行われる人気のヒルクライムレース、「さなごうち大川原高原ヒルクライム」の2025年大会開催が決定。6月4日に同村ならびに大会実行委員会が正式に開催を発表。登坂距離を延伸するなど、最大勾配19%の四国屈指のヒルクライムレースの全容が明らかになった。

徳島県のヒルクライム聖地を走る

大会の舞台となる大川原高原(おおかわらこうげん)は、徳島県におけるヒルクライムのメッカであり、同県のサイクリストであれば誰もが挑戦したことのある格式高きサイクリングコース。2023年にこのコースを採用したレース開催のプロジェクトが立ち上がり、同年11月にプレ大会を実施。参加者や村内での高い評価を得て、翌年10月に晴れて第1回大会を成功させた。

将来的には国内外のトップライダーが集うレースイベントとなることを目指し、現在もプロジェクトは進行中。2025年大会は11月16日に開催され、将来を見据えてあらゆる可能性を探っていく。

同大会の大きな特徴は、山岳タイムトライアルによる競技形式。選手たちは10秒間隔でひとりずつコースへと繰り出し、所要タイムで順位を決める。8つの競技部門が設定され、年齢別のほか、体重85kg以上の“ヘビー級ライダー”向けのカテゴリーも。今回からはe-bikeカテゴリーが新設され、幅広い層の参加が期待される。

また、最大のトピックとしてレース距離の延伸を主催者は挙げている。前回までの9.77kmから10.35kmに。周辺の道路事情に配慮しながらのコース設定は、数回の開催で地域の理解を得ることとなり、よりタフなヒルクライムレースの実現につながった。標高差にして798m、平均勾配7.7%・最大勾配19%は、四国屈指のヒルクライムコースだ。

“山の神”森本誠選手のゲスト参加が決定

2025年大会開催の正式発表と同時に、参加受付も開始。申込期間は8月31日(日)までとし、参加定員は350人。

ゲストも随時発表していく見通しで、第1弾として“山の神”森本誠選手[(株)近藤機械製作所GOKISO所属]の参加が決定。プレ大会から続き3年連続で大川原高原をアタックする。このほか、国内トッププロ選手や自転車に精通するタレントなどとの参加交渉を進めているとのことなので、正式発表を待ちたい。

開催地・徳島県佐那河内村は、同県県庁所在地・徳島市に隣接し、車で30分ほどの場所に位置。徳島県外からの出場者は同市に宿泊するのがおすすめ。プレ大会、第1回大会ともに全国各地からの参加者に恵まれており、今年も多くの健脚に集まってもらうべく村を上げて準備を進めている。

さなごうち大川原高原ヒルクライム2025

公式ウェブサイトURL

https://www.vill.sanagochi.lg.jp/sohc/

エントリーサイトURL

https://www.sportsentry.ne.jp/event/t/100708/

開催日

令和7年11月16日(日)

ゲスト

森本誠選手[(株)近藤機械製作所 GOKISO所属]

ほか、交渉中(令和7年6月3日時点)

コース

スタート:徳島県名東郡佐那河内村上字南浦12番地1外
フィニッシュ:徳島県名東郡佐那河内村上字大川原5番地2

全長10.35km 標高差798m
平均勾配7.7% 最大勾配19%

主会場

佐那河内村中央運動公園
(徳島県名東郡佐那河内村上字南浦12番地1外)

競技方法

山岳タイムトライアル形式。正午に第一走者がスタートし、以降は10秒間隔でひとりずつスタートしていく。スタート時間とフィニッシュ時間の集計によって順位を決定する。

競技カテゴリー

Category-A 男子 16~29歳
Category-B 男子 30~39歳
Category-C 男子 40~59歳
Category-D 年齢不問で体重85kg以上
Category-E 男子 50~59歳
Category-F 女子
Category-G 男子60歳以上
Category-H e-bike(年齢不問)
※各Categoryの申込人数により変動する場合もございます。

募集人員

350人(先着順)

参加費

8,500円

参加資格

高校生以上の健康な男女で完走できる走力を有する者
(ただし、18歳未満の参加は保護者の同意を必要とする)

交通規則・公衆マナーを遵守できる者。
この開催要綱の内容を了承した者。

募集期間

8月31日(日)まで
(募集人員に達した場合、早期に終了する場合があり)

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PROFILE

福光俊介

福光俊介

サイクルジャーナリスト。サイクルロードレースの取材・執筆においては、ツール・ド・フランスをはじめ、本場ヨーロッパ、アジア、そして日本のレースまで網羅する稀有な存在。得意なのはレースレポートや戦評・分析。過去に育児情報誌の編集長を務めた経験から、「読み手に親切でいられるか」をテーマにライター活動を行う。国内プロチーム「キナンサイクリングチーム」メディアオフィサー。国際自転車ジャーナリスト協会会員。

福光俊介の記事一覧

サイクルジャーナリスト。サイクルロードレースの取材・執筆においては、ツール・ド・フランスをはじめ、本場ヨーロッパ、アジア、そして日本のレースまで網羅する稀有な存在。得意なのはレースレポートや戦評・分析。過去に育児情報誌の編集長を務めた経験から、「読み手に親切でいられるか」をテーマにライター活動を行う。国内プロチーム「キナンサイクリングチーム」メディアオフィサー。国際自転車ジャーナリスト協会会員。

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