最新XTRを搭載したマウンテンバイク「BIG.NINE 10K」発表　ワイヤレス変速と新デザインで進化｜MERIDA

メリダジャパンは2025年6月5日、新型シマノXTRコンポーネントを搭載したクロスカントリーマウンテンバイク（MTB）の最上位モデル「BIG.NINE 10K」の2025年モデルを同日より発売すると発表した。完全ワイヤレス変速システムや障害物との接触リスクを低減する新設計が特徴で、価格は完成車で148万5000円（税込）。

新型XTR採用で走破性向上、完全ワイヤレス変速も実現

2025年モデルの「BIG.NINE 10K」には、発表されたばかりのシマノ製MTB用最高級コンポーネント「XTR M9200シリーズ」を搭載。この新型XTRは、ケーブル類を排した完全ワイヤレス変速に加え、従来より歯数の少ない9-45Tのコンパクトなスプロケットを採用。これにより、リアディレーラー（後部変速機）の地上高が前モデルと比較して23mm高くなり、木の根や岩などの障害物との接触リスクを大幅に軽減。よりアグレッシブな走行を可能にする。

鮮烈なスプラッターデザイン、最上位にふさわしい風格

フレームには、幅広いレースシーンに対応する第3世代「BIG.NINE CF5カーボンフレーム」を採用。カラーリングには、パープルとブラックを基調とした2トーンカラーに、絵の具を飛び散らせたようなスプラッターパターンを施した斬新なデザインを採用し、フラッグシップモデルとしての存在感を際立たせている。ハンドル周りは、FSA製のステム一体型カーボンハンドルと、ブレーキホースをヘッドセットからフレーム内部に通すことで、すっきりとした外観を実現した。

「BIG.NINE」シリーズは、初めてMTBに触れるエントリーユーザーから、表彰台を目指すトップレーサーまで幅広い層に対応するラインナップを誇る。過去にはホセ・ヘルミダ選手やガン・リタ・ダール選手といった世界のレジェンドレーサーと共に数々の栄光を掴み、その経験が最新モデルのテクノロジーに活かされている。

価格は148万円から、オンラインでも注文可能

「BIG.NINE 10K」の標準現金販売価格は、完成車で148万5000円（税込）、フレームセットは39万6000円（税込）。サイズはS（適応身長160cm〜175cm）、M（同170cm〜185cm）、L（同180cm〜195cm）の3種類を展開する。

BIG.NINE 10K（ビッグナイン テンケー）

完成車：1,485,000円（税込）

フレームセット：396,000円（税込）

• サイズ：S（38cm）、M（41cm）、L（44cm）
• カラー：SPLATTER PURPLE(FLASH BCP)(EMK1)

主な特徴

• 第3世代BIGNINE CF5カーボンフレーム
• 新型シマノXTR M9200シリーズ搭載（完全ワイヤレス変速、9-45Tスプロケット）
• FSA製ワンピースカーボンコックピット
• ブレーキホース内蔵システム
• スペアチューブ等を装着できるトレイルマウント
• ダウンカントリーにも対応するワイドタイヤクリアランス

全国のMERIDAパートナショップ、アドバイザリーショップ、MERIDA GLOBAL DEALER店および公式オンラインショップにて注文を受け付ける。公式オンラインショップではメーカー在庫と連動しており、Sサイズは1台のみ即時出荷が可能（次回6月末頃入荷予定）、M・Lサイズは6月末頃の入荷を予定している。オンラインで購入した自転車は、指定の店舗で受け取ることが可能だ。

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国内最速展示も、白山一里野大会とMERIDA X BASEで

発売を記念し、6月7日（土）から8日（日）に石川県で開催される「Coupe du Japon MTB 白山一里野大会」のMERIDA BIKING TEAMブースにて、国内最速で実車（Sサイズ）を展示する。MERIDA BIKING TEAMは、竹内遼選手とプロ契約を結び、国内XCOエリートレースの個人総合チャンピオンを目指して活動している。

また、静岡県伊豆の国市のサイクリング施設「MERIDA X BASE」では、Mサイズの展示・レンタルを同日より開始。施設近隣の「伊豆城山オフロードコース」での試乗も可能で、親子でのMTB体験も推奨している。

メリダジャパンは、この新型「BIG.NINE 10K」を通じて、MTBクロスカントリーシーンのさらなる活性化を目指すとしている。

問：メリダジャパン　https://www.merida.jp/