BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • HATSUDO
  • Kyoto in Tokyo
  • タビノリ

STORE

  • FUNQTEN ファンクテン

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ
  • Bicycle Club BOX

スラム、FORCEとRIVALが全面刷新!上位機種の技術で「Effortless」な走りを実現|SRAM

2025年6月17日、SRAM(スラム)から、主力ロードバイク用コンポーネント「Force AXS(フォースアクセス)」と「Rival AXS(ライバルアクセス)」のフルモデルチェンジが発表された。昨年発表の最上位機種「Red AXS E1」の設計思想を色濃く受け継ぎ、エルゴノミクス向上と軽量化を達成。「Effortless(余分な力の要らない)」なライド体験を、より幅広いサイクリストに提供する。また、グラベルロード用コンポーネント「XPLR(エクスプロア)」も13速化とMTB譲りの堅牢なダイレクトマウント方式を採用し、大きな進化を遂げた。

上位機種のDNAを継承し、より快適な操作性を実現

今回のフルモデルチェンジの核となるのは、Red AXS E1で培われたエルゴノミックなブレーキレバー形状と、フロント変速時のチェーン擦れを自動で解消するオートトリム機能の導入だ。これにより、ライダーは変速やブレーキング時のストレスから解放され、ライドそのものに集中できる。構成パーツは全面的に見直され、前世代と比較して大幅な軽量化も実現している。

SRAM AXSエコシステムの特徴である幅広い互換性も健在で、ロードバイク用、マウンテンバイク(MTB)用を問わず、全てのAXSシフターとディレイラーを自由に組み合わせることが可能だ。

プロレベルの性能を追求「Force AXS」

「Force AXS」は、完全ワイヤレス技術、洗練されたエルゴノミクス、そしてさらに深化したAXS連携により、パフォーマンスを追求するライダーに応えるプロレベルの軽量ドライブトレインへと進化した。

ブレーキレバーは新形状のフードを採用し、フード上部からでもドロップ部からでも軽い力で操作できるワンフィンガーブレーキングを実現。ボーナスボタンも搭載し、サイクルコンピューターの操作や補助的なシフト操作に割り当て可能だ。レバーやフード表面にはテクスチャ加工が施され、操作性と快適性を高めている。価格はForce AXS HRD Shift-Brake System(片側レバー&キャリパーセット)で62,780円(税込)。

フロントディレイラーは、Yaw(ヨー)テクノロジーとオートトリムを組み合わせ、ケージ幅を狭めることで、より速く高精度な変速と静粛性を両立。リアディレイラーは10-28Tから10-36Tまでのカセットに対応し、軽量化と効率向上を果たした。パワーメーターも精度向上とカスタマイズ性が高められている。

Force AXSグループセット(リアディレイラー、フロントディレイラー、シフトブレーキコントロール、チェーン、ディスクブレーキキャリパー、ローター、バッテリーチャージャー同梱)の価格は286,200円(税込)。

プレミアムな体験を身近に「Rival AXS」

「Rival AXS」は、上位モデルのテクノロジーを継承しつつ、より多くのライダーにプレミアムな性能を提供する。大幅な軽量化に加え、軽快で強力なブレーキング、滑らかで高速なシフティング、一体型パワー計測を実現した。

ブレーキレバーはピボット位置の変更により、フードからの制動に必要な力を従来比で80%削減。リーチアジャストの調整幅も拡大し、より幅広い手のサイズに対応する。価格はRival AXS HRD Shift-Brake System(片側レバー&キャリパー)で45,890円(税込)。

フロントディレイラーにもYawケージとオートトリムを採用。リアディレイラーは10-28Tから10-36Tカセットに対応する。手軽に導入できるスピンドル内蔵型のパワーメーターも用意されている。

グラベルライドの可能性を広げる「XPLR」13速化とフルマウント採用

グラベル専用コンポーネント「XPLR」シリーズも大きな進化を遂げた。Force XPLR AXSとRival XPLR AXSともに、1x(フロントシングル)専用の13速ドライブトレインへとアップデート。リアディレイラーにはMTB用コンポーネント「Eagle Transmission」と同様のフレームダイレクトマウント方式を採用し、ディレイラーハンガーを介さないことで、比類なき耐久性と変速精度、最高のチェーンマネジメント性能を発揮する。

Force XPLR AXSリアディレイラー(RD-FRC-1E-E1、77,340円税込・バッテリー無し)はカーボンケージを採用し軽量性も追求。Rival XPLR AXSリアディレイラー(RD-RIV-1E-E1、58,010円税込・バッテリー無し)も堅牢な設計でタフなグラベルライドをサポートする。カセットスプロケットは両グレードともに10-46Tのワイドレンジ13速仕様となる。

Pacelineローターやチェーンも進化

ディスクブレーキローター「Paceline Rotor」はアルミキャリア採用で前世代より20g軽量化。ForceおよびRivalのチェーンもFlattopテクノロジーにより軽量化と高強度、高耐久性を実現している。

今回のSRAMコンポーネントのフルモデルチェンジは、ロードからグラベルまで、あらゆるサイクリストに「Effortless」な操作性と高いパフォーマンスを提供することを目指したものだ。最新技術がより身近になったことで、サイクリングの楽しみ方がさらに広がることが期待される。

問:メニーズ https://manys.work/

SHARE

PROFILE

Bicycle Club編集部

Bicycle Club編集部

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

No more pages to load