
オルベア、新型「Orca Aero」発表 新ハンドルとホイールで空力性能を強化|ORBEA

Bicycle Club編集部
- 2025年06月17日
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オルベアは2025年6月17日、エアロロードバイク「Orca Aero(オルカ エアロ)」の新型モデルを発表した。フレームとフォークの基本設計は踏襲しつつ、新開発の一体型ハンドルバーとホイールを採用することで、さらなる空力性能の向上と最高速の追求を目指した。トップレベルの競技シーンでの使用を想定している。
一体型ハンドルバーで空力と操作性を両立
新型モデルの大きな特徴の一つが、新開発の「OC SH-RA10 カーボンコクピット」だ。ケーブルを完全に内装し、サイクルコンピューターマウントも備えた一体型デザインで、UCI(国際自転車競技連合)の規格にも準拠。11種類の豊富なサイズ展開により、ライダーに最適なポジションを提供し、空気抵抗の低減に貢献する。ハンドルバー単体での価格は89,100円(税込)。
OC SH-RA10 カーボンコクピット
価格:89,100円(税込)
- サイズ:80/360、80/380、90/360、90/
380、90/400、100/380、100/400、 110/380、110/400、120/380、120/ 400、130/400 (ステム長/ハンドル幅 mm、ハンドル幅はトップ芯芯) - サイズ:ドロップ/125mm、リーチ/80mm、
ハンドルフレア/5°、ステム角度/-8° - 重量:313g (100 / 380の場合 )
新型ホイール「OQUO Road Aero」シリーズ登場
コクピットと合わせてバイク全体の性能を引き上げるのが、新型ホイール「OQUO Road Aero」シリーズだ。高速域での空力効率を最大化する57mmリムハイトの「RA57」と、重量・パワー伝達・剛性・空力のバランスに優れた「RP50」の2種類がラインナップされる(ホイール単品の詳細は後日発表予定)。
これらのホイールには、新設計の「Q10ハブ」が搭載される。精密な加工と革新技術により、前輪用104g、後輪用175gというクラストップレベルの軽量性を実現しつつ、卓越したパフォーマンスを発揮する。
スピードを追求する設計思想
「Orca Aero」は、その名の通りエアロダイナミクスを重視し、スピードが勝敗を分ける場面で最大限のパフォーマンスを発揮するよう設計されている。同社の軽量オールラウンドモデル「Orca」が登坂性能を重視するのに対し、「Orca Aero」は平坦路での高速巡航、スプリントフィニッシュ、タイムトライアル、そして起伏のあるステージでその真価を発揮する。
開発においては、空力性能、重量、剛性の最適なバランスを追求しつつ、ライダーのエルゴノミクス(人間工学)やバイクの操作性といった重要な要素にも配慮されている。
製品ラインナップと価格
完成車は搭載されるコンポーネントによって複数のモデルが用意される。
- ORCA AERO M10iLTD (Shimano Dura-Ace Di2):1,499,000円(税込)
- ORCA AERO M11eLTD (SRAM Red AXS):1,499,000円(税込)
- ORCA AERO M21eLTD (SRAM Force AXS):1,106,600円(税込)
- ORCA AERO M20iLTD (Shimano Ultegra Di2):1,028,500円(税込)
- ORCA AERO M35iLTD PWR (Shimano 105 Di2, パワーメーター付):870,100円(税込)
- ORCA AERO M30iLTD (Shimano 105 Di2):727,100円(税込)
- ORCA AERO M30LTD (Shimano 105 機械式):614,900円(税込)
問:オルベア https://www.orbea.com/jp-ja/
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