
ガーミン、シリーズ初の高精度5Hz GPS搭載 MTB向けGPSサイコン「Edge MTB」発売|GARMIN

Bicycle Club編集部
- 2025年07月04日
ガーミンジャパンは2025年7月3日、GPSサイクルコンピューター「Edge」シリーズの最新モデル『Edge MTB(エッジ エムティービー)』を、2025年7月10日(木)に発売すると発表した。シリーズ初となる高精度な5Hz GPSを搭載し、軽量かつ高耐久なボディに豊富な機能を凝縮。ベストタイム更新を目指すマウンテンバイカーのパフォーマンス向上を強力にサポートする。
1秒間に5回捕捉、シリーズ最高精度のGPSで走りを分析
新モデル『Edge MTB』の最大の特徴は、GPS測位システムに「Edge」シリーズ初となる5HzのマルチバンドGNSS(GPS)を搭載した点だ。これにより、1秒間に5回という高頻度での位置情報記録を実現(※ライドプロフィールをダウンヒル、エンデューロ選択時のみ有効)。山間部などの厳しい環境下でも走行軌跡を極めて正確に記録し、ライン取りやスピードコントロールが勝敗を分けるマウンテンバイクのダウンヒルやエンデューロ競技の攻略をサポートする。
ボディは、ディスプレイに耐久性に優れたゴリラガラスを採用し、防塵カプセルボタンやIPX7の防水等級を備えるなど、過酷なオフロード環境に対応するタフな設計。それでいて重量はわずか58gと軽量で、バイクの重量を少しでも抑えたいヒルクライマーの要求にも応える。
Garminが誇るバッテリー性能も健在で、高精度なGPSモード(5Hz)で約14時間、バッテリー節約モードなら約26時間の長時間稼働を実現。耐久レースに向けたロングトレーニングにも十分対応可能だ。
トレーニングからナビゲーションまで、多彩な機能でライドを支援
『Edge MTB』は、Garminならではの高度なトレーニングサポート機能も充実している。
- ClimbPro:ヒルクライム中の勾配変化や残り距離などをリアルタイムで表示し、ペース配分をアシスト。
- おすすめワークアウト:その日のコンディションに合わせたワークアウトを提案。
- MTBダイナミクス:ジャンプの回数や距離、滞空時間など、マウンテンバイク特有のデータを計測・分析。
- タイミングゲート:設定した区間を通過するたびに自動でラップタイムを計測し、一人でのタイムアタックをサポート。
ナビゲーション機能も充実しており、全国主要自転車道を収録した昭文社の詳細地図を搭載。人気のあるロードやトレイルを検索できるほか、ルートを外れた際の再設定も容易だ。仲間と位置情報を共有できる「LiveTrack」や「GroupTrack」、万が一の際の事故検出・救助要請機能など、安全・安心にライドを楽しむための機能も備える。
落下リスクを軽減するトップチューブマウントが付属するなど、マウンテンバイカーへの配慮も行き届いている。シンプルでスタイリッシュなデザインは、初めてサイクルコンピューターを手にするユーザーにもおすすめだ。
Edge MTB
価格:64,900円(税込)
- サイズ:50.4×77.8×19.8mm
- 重量:58g
- ディスプレイ:2.13インチ フルカラー(240×320pixels)
- 内蔵メモリ:32GB
- 防水:IPX7
- 稼働時間:GPSモード(5Hz)約14時間 / バッテリー節約モード 約26時間
- 主な特徴:5HzマルチバンドGNSS、ゴリラガラス、防塵・防水(IPX7)、ClimbPro、MTBダイナミクス、タイミングゲート、ナビゲーション機能、事故検出機能など
- 発売日:2025年7月10日(木)
『Edge MTB』は、高精度なデータ分析によって自身のライディングを客観的に見つめ直し、さらなる高みを目指したいと願うマウンテンバイカーにとって、まさに必見のモデルと言えるだろう。
問:ガーミンジャパン https://www.garmin.co.jp/
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