「アンカーの中の人」にRL9のこと聞いちゃいました(前編)

2月某日、メディア向けに特別に行われたアンカー RL9、RL6の試乗会。今回はそのレポートをお届けします。せっかくですので単純な試乗レポートのみならず、普段は聞くことができない「アンカーの中の人」のお話を前後2回に分けてお届けしましょう。

ブリヂストン・アンカー所属の堀 孝明選手

2017年のNEWラインナップとして登場したRL9のコンセプトは心地よく進むカーボンバイク。ロングライドをメインに据えたアンカーのラグジェアリーシリーズのトップモデルだ。

そんなRL9をレビューしてくれた「中の人」1人めは、同試乗会に駆けつけてくれたブリヂストン・アンカー所属の堀 孝明選手。普段はレーシングモデルのRS9に乗っていますが、今回の試乗会では特別にRL9に乗車、インプレッションしてもらった。普段レースを走る選手ならではの評価、聞かせてもらいましょう。

-普段はレーシングモデルであるRS9を乗っている堀選手ですが、RL9はいかがでしたか?
堀選手(以下H) 思った以上に走りますね。「強く踏まなくても進む」というのが第一印象です。スイーッと進む感覚ですね。軽さと硬さのバランスがいいのだと思います。

-どういった状況でそれを感じましたか?
H 平坦の巡航時ですね。とくに時速30~35㎞くらいの速度域が気持ちいいです。

-ヒルクライムには向いていますか?
H 充分使えます。ただし、ぼくらプロがトルクをかけてアタックするようなレースシチュエーションではなく、ロングライドでギヤを軽くしてジワジワ一定ペースで上るのに適していると思います。

-レースの話が出ました。というとRL9はレースには不向きですか?
H いえ、そんなことはないです。使えると思います。たとえばエンデューロやクリテリウム、それにブルベなどに向いているとも思います。「プロのレベルで」というわけではありませんが。…というかプロレベルで戦うのならRS9を使いましょう(笑)。

-メインはあくまでロングライド、一部アマチュアレースもOKだと。ではどんな人にRL9を薦めますか?
H 「100キロを越えるようなロングライドがやりたくて新しいバイクが欲しいし、その後同じバイクでレースデビューもしたい」と考えている人にふさわしいと思います。今回の試乗は長距離を走れたわけではないですが、快適な感じもよく伝わってきました。

-堀選手、ありがとうございました。

この後、自他ともに認める貧脚である記者もRL9に試乗してみたが、たしかにそのヒルクライム特性と快適性が感じられた。ゆるい坂はバネ感を利用して軽くダンシングし続けることが楽しく、きつい坂は腰を下ろして軽いギヤを回し続けて進んでいたいと感じさせる絶妙の乗り味。時速30㎞をずっとは維持できない、つまり時速20~29㎞の間をアベレージスピードとするライダー視点で見ても、そのしなやかでやさしい乗り味は、ロングライドで武器になると感じられた。

「アンカーの中の人」にRL9のこと聞いちゃいました(後編)

問:ブリヂストンサイクル www.anchor-bikes.com

TEXT&PHOTO:浜田幸紀

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