フツーの服じゃダメ? サイクルジャージにロードバイクに乗るワケとは?
Bicycle Club編集部
- 2019年01月05日
INDEX
ちゃんと走るためにはサイクルジャージが必要
ロードバイクで快適に走るには、専用のサイクルウエアがオススメだ。
サイクルウエアの機能と選び方の基本を知っておこう。
専用サイクルウエアをクールに着こなせ
ビジネスマンがスーツを着るように、ロードバイク乗りならサイクルウエアを着るのがあたりまえ。ライディング中の前傾姿勢にフィットし、汗やムレなどから生じるストレスを軽減する、さまざまな機能を備えた専用の機能性ウエアだからだ。
基本は風の抵抗が少ないタイトフィットデザインで、ジャージとショーツ、そしていくつかのアクセサリーを組み合わせて着る。ツーリングなど、立ち寄るところが多いライドをするときは、見た目はカジュアルでも自転車に乗ることを考えて作られたウエアを選ぼう。バイクやシーンに合わせたコーディネートで、大人のライディングを楽しもう。
STYLE 1
一般的なサイクルウエア
週末ライドやイベントなど一般的なシーンでは、派手すぎないシンプルなデザインがオススメ。ジャージとショーツ、グローブを基本とし、気温や寒暖差に合わせてアームウォーマーやレッグウォーマー、ジレ(ベスト)を組み合わせる。サイクルキャップは日差しを避けるのに効果的。夏場は吸汗速乾性に優れるメッシュ素材がいい。
STYLE 2
憧れのレーシングスタイル
プロ選手のレプリカウエアを着るのも楽しみのひとつで、バイクに合わせてコーディネートすると統一感がいっそう増す。価格はやや高めだが、極上の着ごこちを約束するハイエンドの生地や設計も魅力だ。とくに高級モデルに採用される肩ヒモタイプのビブショーツは、一度着るとヤミツキになるライダーも多い。
STYLE 3
ラフなツーリングスタイル
街中で休憩したり、宿で宿泊したりするシーンが多いツーリングでは、よりカジュアルなスタイルに。レーシーな印象を与えないややゆったりとしたシルエットのジャージと、ペダリングしやすい丈のサイクルパンツを組み合わせるのがオススメだ。落ち着いたカラーでコーディネートすると派手さがなくなり、街中にも溶け込みやすい。
GUIDE 1
パッド付きインナーパンツやアンダーウエアを活用する
カジュアルさがポイントとはいえ、長距離を走る以上機能性は無視できない。そこで活躍するのが、パンツの下にはける「パッド付きインナーパンツ」だ。これにペダリングしやすい高伸縮性パンツを組み合わせれば快適に走れる。また、大量に汗をかくロードバイクでは、ジャージの下に吸汗速乾性に優れるアンダーウエアを着よう。汗冷えも防止する
GUIDE 2
サイクルジャージの特徴
バリエーション豊かなデザイン
一見するとどれも同じように派手なデザインと思われがちだが、カラーやロゴ、イメージなど、描かれるものはさまざまだ。ウエア全体のデザインを統一するのはもちろん、バイクやヘルメットのアクセントカラーに合わせで選ぶことで、大人のコーディネートになる。
走るために作られた機能
長時間ライドでもお尻が痛くならないように、ショーツに備えら走るために作られたパッド。グレードによって厚みや縫製に違いがあり、男性用と女性用では設計が異なる。
ほかのスポーツウエアにはない最大の特徴が、背中のバックポケット。補給食や携帯ツールなどを収納でき、すぐに出し入れできる
大量の汗を吸収し、素早く乾かす生地。肌ざわりがよくて、夏は涼しく、冬は暖かくなるようにさまざまな素材を採用。また、クルマなどからの被視認性を向上するためにリフレクターを備えたものや、紫外線をカットするものもある
SHARE
PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。