デカくてカンタンなGPSサイコン! LEZYNE・MEGA XL GPSの魅力に迫る!
トモヒロ
- 2018年12月29日
INDEX
ロードバイクで走るときに必須のアイテム、サイクルコンピューター。
スピードや距離はもちろん、いまやGPSナビやパワー計測も当たり前の機能だ。
さまざまなモデルが展開されるなか、ほんとうに使いやすいサイコンとは?
編集部がいま注目する、レザイン・メガXL GPSを深堀りしてみよう!
そもそも、なぜGPSサイコンなのか?
ロードバイクを買うとき、最初にそろえておきたいアイテムのひとつが「サイコン」だ。距離やスピードがわかると、自分がどれくらい走ったのかが可視化され、走るモチベーションが上がることで、ライドがより楽しくなる。だからレースではないツーリングや通勤であっても、サイコンをもつ意味は大きい。
ロードバイクの楽しみ方は多様化している。レースやトレーニングを楽しむコアユーザーはもちろん、通勤や街乗りの道具として使うライトユーザーまで、サイコンはモチベーションを上げてくれるツールになる
サイコンにはGPS機能があるものと、そうでないものがある。GPSが使えるのは中級~上級モデルで、おもに次のようなメリットがある。
スピードや距離をGPSで計測するためセンサーが不要
高度なナビ機能によってルート案内がわかりやすい
そう、GPSは中級以上のモデルに搭載されている機能だが、じつはビギナーにこそオススメしたい機能なのだ。
レザイン・メガXL GPSのここがスゴい!
数あるGPSサイコンのなかでも、編集部でいまオススメしたいのが「レザイン・メガXL GPS」だ。
レザイン・メガXL GPS
2万4800円(税抜)
レザインのサイコンといえば、2016年の登場以来、その優れたコスパとデザイン性で絶大な人気を集めている。今回紹介するこのメガXL GPSは、かつてないサイズの大画面と、サイコンには珍しいタテ・ヨコ表示を切り替えできるのが最大の魅力だ。
さらに、GPSによって各データを計測・表示するため、基本的にセッティング不要。電源をオンすればすぐに走り出せる。
レザイン最大クラスの大画面を誇る。ほかブランドの大画面モデルと比較しても本体に対する画面が大きく、文字もマップもとても見やすい。
バイクにセットして電源ボタンをオン。面倒なセッティングは必要とせず、すぐにライドを楽しめる。
各センサーやスマホを繋げれば、それぞれのバッテリー残量なども表示してくれる親切設計だ。
大画面という特徴を生かし、各項目を最大9つまで同時表示できるスグレモノ。表示の分割方式は好みで設定できる。もちろん日本語表示対応なので、ビギナーでもカンタンに操作できる。
レザインのほかモデルとスペックを比較してみた
もう少しメガXL GPSについて掘り下げてみよう。これまでのレザイン・GPSサイコンとスペックを比較してみると、画面が大きくなっているにもかかわらず、重量がほぼ増えていないことに気付く(人気の高性能モデル、スーパーGPSと比較してもわずか6g増だ)。
さらに注目すべきはバッテリー寿命。これまで下位モデルでは12時間、スーパーGPSでも24時間だったが、なんと2倍の48時間というスペックだ。ツーリングなどで長時間ライドする場合、バッテリー消耗が著しいGPSサイコンだと途中でバッテリー切れしてしまうこともあるが、これならまったく心配ない。メモリー容量も大幅にアップしている。
またGPS機能で見比べると、メガXL GPSとメガC GPS(画面は少し小さいがカラー表示対応の新モデル)はマップ表示に対応し、よりわかりやすいナビ性能を備えていることがわかる。
上記はおもなポイントについての比較だが、下記スペックについてはどのGPSサイコンも共通して搭載されている。
基本性能
USBフラッシュドライブのフォーマット/Bluetoothアップロード/アプリベースのアップロード
ディスプレー
現在の速度/平均速度/最高速度/距離/トリップ距離(2つ)/オドメーター/標高/上り/下り/勾配/温度/カロリー/時計/ハートレート(Bluetooth/ANT+)/パワーメーター(Bluetooth/ANT+)/ケイデンス・スピード(Bluetooth/ANT+)/コース・ルート
特徴
自動スタートストップ(一時停止)/Lapリセット(オートLap)/自動スクロール/タイムアラート/距離アラート/カロリーアラート/画面のカスタマイズ/バーチャルトレーナー/文字ナビゲーション/方向ナビゲーション/シマノDi2・スラムEタップ・カンパニョーロWE対応/インドアトレーナーとの互換
スマホとの接続
メッセージ/テキスト/コールアラート/ライドのアップロード/ライブトラッキング/ストラバセグメント/デバイスのセットアップ
GPS機能をしっかり搭載しながらも、パワーメーターや電動コンポーネント、トレーナーとも互換し、レベルを問わず幅広い楽しみ方ができるサイコンなのだ。そして、気になる価格が2万4000円! まさしく特筆すべきスペックといえる。
スマホやPCでさらに使いやすくなる!
無料でダウンロードできるスマホ用アプリ「ALLY V2」や、PC用ソフトウエア「GPS ROOT」を使うと、レザイン・GPSサイコンはさらに使いやすくなる。
「ALLY V2」はBluetooth Smartテクノロジーによりスマホ上でナビゲーションルートを作成し、GPS本体にアップロードしたり、GPSデバイスにユニットに保存した走行データをダウンロードできる。さらに、その走行データはPC上のウェブサイト「GPS ROOT」で分析することも可能だ。
GPS サイコンとのペアリングもカンタン。まずスマホにアプリをダウンロードし、Bluetoothをオンにすればすぐに接続できる。ケイデンスセンサーも同様にしてすぐにペアリングでき、各デバイスのデータをリアルタイムで確認できる。また、スマホへの着信やメッセージ、SNSなどの通知も受け取ることができる。
「ALLY V2」ではスマホからカンタンにルート設定ができる。走行データもひと目でわかる。
走行データは時間や標高についてもわかりやすく表示でき、スマホならではの使いやすさが魅力。
ヨコ表示した場合のナビイメージ。細かいルートもわかりやすくガイドし、ツーリングにもオススメだ。
走行データをPCに取り込み「GPS ROOT」で見れば、各種データを細かく分析可能。トレーニングにも対応する
画面の表示項目はスマホからカンタンに設定できる。好みに合わせて設定し、快適にライドできる。
付属のマウントのほか、オプションで専用マウントや心拍センサー、ケイデンスセンサーなどを用意。さらに任意のライブトラッキング機能を使えば、遠くに住んでいる仲間と繋がり、お互いをフォローすることもできる。
GPSサイコンというと高性能ゆえに高価なイメージがあったり、スペックが過剰で敬遠してしまうライダーがいるが、レザインのGPSサイコンはビギナーにも使いやすい優れた機能が満載されている。今回はそんなポイントを中心に紹介してみたが、次回は実際にこのメガXL GPSを使ってツーリングに行ってみよう。
限定カラーも登場! 注目のメガXL GPS
ここで紹介したメガXL GPSに、ホワイトとレッドの限定カラーが登場。通常モデルとは違ったスタイルを狙いたいライダーに、または愛車とのコーディネートを狙いたいライダーにオススメだ。価格は同じく2万4000円(税抜)。これは見逃せない!
さらに、イエローとピンクのリミテッドエディション(機能は通常モデルと同じ)も展開。詳細はコチラから。
また、ダイアテックの公式サイト内では他モデルとの比較や、使い方の解説ページも紹介している。ぜひチェックしてみよう!
問:ダイアテック www.diatechproducts.com
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