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DMT・KR1 ロードシューズ【TEST ME】

編集部が気になるパーツやアクセサリーをインプレッション! 今回は流行の機能性ニット素材を使用したサイクリングシューズ、DMT・KR1 ロードシューズだ。

ヴィヴィアーニの足下は流行のニットシューズ

1987年、イタリアのヴェローナで創業したDMTは、アッパー素材を上から被せてソールに取り付ける「袋縫い」構造を特徴とし、まるでソックスのように足を包み込むようなフィット感が特徴だ。近年、サイクルリングシューズに限らず、シューズのアッパーに機能性ニット素材を使うのがトレンドになっている。このKR1も3Dニットと適材適所に配された強化ライナーが足なじみのよさとペダリングパワーを逃さないホールド力を高次元で両立する。
細部の作り込みにも妥協がなく、アッパーと一体成型のベロ部分は縫い方を変更することで足入れのスムーズさを実現。また、アウトソール先端の通気口から空気を取り込み、足先全体に設けた複数の通気穴から内部の快適性をキープする。イタリア人スプリンターのヴィヴィアーニの足下を支えるだけの剛性も備えた注目モデルだ。

ニット素材でソックスのような足なじみを実現

ビビッドなオレンジカラーのビジュアルが個性を演出。落ち着きのあるブラックカラーも展

シングルBOAクロージャーシステムは、ニット全体のテンションを高めながらホールドしていく

DMT最高レベルの指数15のアナトミックカーボンソールを採用し、ペダリングパワーを逃さない

伸縮性に優れるニットの特性を引き出しつつ、強化ライナー(膨らみを確認できる)を通すことで固定力を高める

カカトのホールド力を高めるため、カカト全体を広く覆うヒールカップを挿入している。内部には滑り止めが施される

INFO
DMT・KR1 ロードシューズ
4万5000円(税抜)
●アッパー素材:3Dニット ●アウトソール:アナトミックカーボンソール ●重量:240g(41サイズ) ●クロージャー:BOA IP1 ●サイズ:37、38、39、40、41、42、43、44(ハーフ39.5〜43.5) カラー:オレンジ/ブラック、ブラック ●実測重量:254g

 

TESTER’S IMPRESSION

ニットの伸縮性を生かす袋縫のアッパーが均等な圧着感を実現

ニット素材の伸縮性によって開口部が広がり、足はスムーズにシューズ内に収まる。そして、アッパー全体での均等な圧着感で足全体をホールドしてくれる印象だ。
足を包み込むように設計された袋縫いは、DMTが持つ特長のひとつでありインソールを抜いてみると、足底のセンターに縫い目を確認できる。足全体をホールドしてくれる足入れの気持ちよさに、試しに素足でも足を入れてみたが、そのシームレス感はたまらない。
さて、実際にペダリングをすると、足あたりの柔らかさとは対照的に、高いホールド感を実感できる。少し意地悪く足を引き上げてみたものの、足の安定は損なわれず力強いペダリングを続けられた。伸縮性の高いニットの特性を生かしつつ、固定力が必要な部分に補強材を通すことで高いホールド性を実現している。
カーボンアウトソールの剛性レベルも高く、踏みのダイレクト感はかなり強め。ソールとは別に足底の足先部分には強化プラスチックプレートを入れて剛性を高めるこだわりの工夫も確認できた。

TESTER
ハシケン
自転車ジャーナリストにして、強豪アマチュアサイクリスト。各地のヒルクライムレースで優勝多数。普段から複数のシューズを併用して、シューズの機能を客観的に評価できるようにアンテナ感度を高めている!? DMTもお気に入りのひとつ

6

問:ミズタニ自転車 www.mizutanibike.co.jp

 

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PROFILE

ハシケン

Bicycle Club / スポーツジャーナリスト

ハシケン

ロードバイクに造詣が深いスポーツジャーナリスト。国内外のレースやロングライドイベントを数多く経験。Mt.富士ヒルクライムの一般クラス優勝、ツールド宮古島優勝。UCIグランフォンド世界大会への出場経験あり。

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ロードバイクに造詣が深いスポーツジャーナリスト。国内外のレースやロングライドイベントを数多く経験。Mt.富士ヒルクライムの一般クラス優勝、ツールド宮古島優勝。UCIグランフォンド世界大会への出場経験あり。

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