ラクに走れる必殺テク!ダンシングをマスター【ロードバイクの乗り方】
Bicycle Club編集部
- 2019年02月22日
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ダンシングとはつまり立ちこぎのこと
ロードバイクの上で踊るように体重を生かして走るダンシング。
使いこなすと想像以上に自転車がラクに楽しくなる!
ギヤの少ない軽快車では、脚にかかる重さに耐えられず立ちこぎをするが、ロードバイクのダンシングはそれと異なる。
前傾が深く長距離ライディングを得意とするロードバイクは、低い姿勢からの解放という意味でアクセント的にダンシングを取り入れる。
シッティングで使っている筋肉の負担を分散させてストレスを軽減するのだ。
つまり、ダンシングはシッティングのペースを維持するために取り入れる、フォームのひとつと考えられる。
もちろんスピードアップや上りでのトルク維持のためにダンシングをすることもある。
こちらはスピードとトルクの関係に対してのライディングテクニックとなる。
ハンドルリーチが遠いロードバイクのダンシング。そのリズムをつかむのを難しく感じる初心者も多い。
しかしいくつかのポイントを押さえておけばカンタンだ。
ここではスムーズにダンシングできるコツを紹介しよう。
GUIDE 1
ダンシングの基本動作
左右にバイクを振ると、足の下に自然とクランクが上がってくる。
これがダンシングのイメージ。ちょうどいい振り幅は、ギヤの重さによっても少し異なる。
回転が落ちて重いほど、左右への振りは大きくなる。このためより体重をしっかり乗せたダンシングとなる。
ペダリングの回転が早めになるギヤ比であれば、振りは小刻みになり、見ためにも振りのテンポが早くなる。
レバーを中指で握るとリズムがとれる
ダンシングでは、中指を中心にブラケットを軽く握り、体幹に力を入れ続ける。こうすることで肩の力を抜いて中空に腰をキープさせる。胸を低めに構えて、足の回転に合わせて、バイクを軽く振って走る
GUIDE 2
上りダンシングのコツ
上りに入ると、勾配の角度により重心が後ろへ移動しがち。
これに身を任せてしまうと、身体を起こすのが大変になってしまう。やや前方に重心位置をスライドさせよう。
ノドでハンドルを捉えるイメージをすると、高さを保つことができる。
必然的に回転が落ちるので、ややヒジを伸ばして上から体重を落とすように走る。するとスムーズなダンシングにつながる。
上りのダンシング
平地のダンシング
POINT
平地はギヤを2枚くらい重くする
ダンシングでは、ケイデンス(1分間にクランクが回る回数)がおよそ10回転落ちる。
速度を保つにはギヤを2枚シフトアップして帳尻を合わせる。
ギヤを変えないとダンシングで足がすぐに落ちてしまうので、失速してしまう。シフトチェンジを忘れずに。
Teacher
管洋介
AVENTURA CYCLING 代表
国内外で50ステージレースを経験してきた競技歴22年のベテランロード選手。バイシクルクラブではインプレッションやモデルのほか、ライディングアドバイスや連載も執筆。2017年よりアベントゥーラサイクリングを立ち上げ、自転車スクール講師としてイベントやコミュニティでのテクニカルコーチも務める。また、プロフォトグラファーとしても活躍する。
(出典:『大人のロードバイク教科書』)
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PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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