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CERVELO(サーヴェロ)・P5ディスク|ニューモデルインプレッション

注目の最新モデルを徹底インプレッション! ロードレースのプロライダーからトライアスロンまで幅広く使用できるサーヴェロのTTバイク、CERVELO・P5 DISC(サーヴェロ・P5ディスク)を副編・山口がチェック!

ニューモデルインプレッション
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最速を追い求めたタイムトライアルバイク「P5ディスク」

サーヴェロのTTバイク、P5がフルモデルチェンジを果たした。Pシリーズは、革新的なTTバイクの開発を目指したサーヴェロ創業の原点であり、ブランドとしてのプライドを色濃く反映したモデルだ。

P5ディスクとして誕生したニューモデルのコンセプトは、最も速いバイクとしてのパフォーマンスの追求だ。空力面での向上はもちろんのこと、加速や登坂性能、さらにこれまでのタイムトライアルバイクの弱点でもあったポジション調整の難しさも解消した。
開発の過程でまず行われたのが、歴代のP5を徹底的に見直すこと。UCIルールに適合させながらフレームの空力性能と剛性を最適化した。さらにプロライダーによるテスト走行を重ねることで、軽さや入力に対する反応や効率性を向上。コーナリング性能も高めて、新生P5ディスクを誕生させた。具体的にはフレーム+フォークで18%、350gの軽量化。ヘッド部分は22%、BBまわりで26%の剛性向上を果たした。

よりエアロ性能に特化したP 5Xディスクもラインナップするが、こちらは純トライアスロンモデルであり、P5ディスクはロードレースのTTに使用できるモデルだ。ロードレースのプロライダーからトライアスロンまで幅広く使用できるベストバイクの誕生というわけだ。

ハンドルはP5専用のベースバーに30°のエクステンションバーが装着される。ベースバーのポスト部分には、Di2ジャンクションを収納する。トップチューブには専用のベントーボックスを取り付けできる。

ハンドルの取り外しや高さの変更、DHバーの長さまでアーレンキー1本で調整が可能だ。

UCIレギュレーションに準じたエアロボトル&ケージが付属する。

シートポストにはボトルマウントが標準で付属する。

サーヴェロ
P5ディスク

110万円(アルテグラDi2完成車/税抜)、75万円(フレームセット/税抜)
■フレーム:カーボン ■フォーク:カーボン ■コンポーネント:シマノ・アルテグラDi2 ■ハンドル、ステム、シートポスト:専用カーボン ■サドル:プロロゴ・Tゲイルパス2.0 ■ホイール:DTスイス・P1800スプライン32 ■タイヤ:コンチネンタル・グランプリ4000SⅡ ■サイズ:48、51、54、56■カラー:ブラック×グリーン×ホワイト(完成車)、ネイビー×コーラル×ブラック(フレームセット) ■編集部実測重量:9kg(51 /ペダルレス)

完成度が高く扱いやすく、調整幅も広い

副編・山口がインプレッション

前作のP5から、トライアスロンバイクP5Xを経て、新たに登場したUCI公認のTTバイクのP5。その完成度の高さには期待がかかる。試乗してみるとその扱いやすさがすぐにわかる。TTバイクを選ぶ際の最大のポイントは、いかにポジションを出せるかだ。といって、調整幅をもたせることで空気抵抗が増えてしまってはもともこもない。
とくに、サーヴェロクラスになると風洞実験にはかなりチカラを入れており、改善したとしても数%。もはやバイクを変えるだけで20数Wも変わるようなことは起こりえないのだ。そのなかで、ポジションの調整幅を多くもたせている点は、このバイクの最大の特徴だ。
さらに剛性がより高くなり、とくにヘッド、ハンドルまわりの剛性の高さはバイクの安定感にいい影響を与えている。また、ヘッドの形状からハンドルのキレ角に制限があるが、左右に45°ずつ切れるので十分だ。低速でUターンしても余裕があるので、不安はない。
また、ある程度の上りもこなせる軽さだが、リア三角の剛性が高いため、バイクを振ってもたわまないので、高回転で踏んでいく余裕がほしい。無理やり踏み込もうとしても、自分程度のパワーでは踏み負けてしまう。まさに、プロスペックのバイクだ。
さらに専用ボトルも用意されている。ボトルをケージから取り外しをしてみると、パチっというクリック感がある。単体でも販売される予定だ。

インプレッションライダー
山口博久

バイシクルクラブ副編集長。35歳からレースを再開。誌面企画で乗鞍1時間切りにチャレンジし、2年めに58分台で走りきった。ロードレースやシクロクロスでも、国内トップカテゴリーでレース活動を行っている。

ニューモデルインプレッション
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副編・山口のその他の記事は
こちらから

問:東商会 www. eastwood.co.jp

出典

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PROFILE

山口

Bicycle Club / 編集長

山口

バイシクルクラブ編集長。かつてはマウンテンサイクリングin乗鞍で入賞。ロード、シクロクロスで日本選手権出場経験をもつ。47歳を迎えた現在ではレースだけではなく、サイクリングを楽しむためために必要な走行環境やサイクルツーリズムなどの環境整備などにも取り組んでいる。

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