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自転車雑誌編集長に聞いた「ロードバイクは10万円あればデビューできる!」は本当か?

どこから用意すればいい? どれだけかかる? ギモンだらけのロードバイクデビューだが……

最近車道で見かけることも多くなったロードバイク。アニメや漫画の影響もあって街でカッコよく乗りこなす女子も珍しくなくなってきた。スピードも出るし、軽快だし、なによりビジュアル的に自慢できる。

……でも、高くつくんでしょ? そんな声が聞こえてきそうだが、心配ない。高級車のイメージが強いロードバイク、どうやら最近はちょっと状況が変わってきたようだ。

「最低10万円持ってショップに行けば、ロードバイクデビューはできます。最初から高価なものばかり揃えなくても、スタート時には必要最低限の装備があれば十分楽しめますよ。」

自転車専門誌『BiCYCLE CLUB』の岩田編集長によると、入門用からプロが使う機材まで、ひとくちにロードバイクといっても価格帯はさまざま。一番売れているのは完成車で20万円~40万円のゾーンだというが、もっと低予算でも十分始められるという。

では、これだけは絶対必要!というミニマム装備って? 気になるロードバイク+5アイテムを教えてもらった。

 

1.なにはともあれ 【ロードバイク】

自転車雑誌編集長に聞いた「ロードバイクは10万円あればデビューできる!」は本当か?_03

いわずもがな、これが一番費用がかかる部分。とはいえ、実は7万円代から信頼できるブランドの自転車を手に入れることもできるのだ。
最近では女性でも乗りやすいサイズ感のものが増えてきた。写真は、有名ブランド・ジャイアントから誕生した女性専用ブランド「LIV」のロードバイク。カラーやサイズ展開も豊富で、「小さめ女子」にも嬉しい。

[LIV アヴェイル5|7万3,000円(完成車、税抜)]
●素材/アルミ ●サイズ/395、430、465 ●カラー/ホワイト

 

2.安全なロードバイクライフには必需品 【ヘルメット】

自転車雑誌編集長に聞いた「ロードバイクは10万円あればデビューできる!」は本当か?_04

ロードバイクはスピードが出るうえ、クルマと一緒に車道を走らなければならない。ルールを守ればもちろん安全な乗り物だが、危険と隣合わせでもあることを理解したうえで運転する必要がある。ヘルメットは、そのためのマストアイテムだ。

スポーティーなデザインのヘルメットをきちんと着用して、さっそうと風を切りたい。

[スペシャライズド・エシュロンⅡ|8,700円(税抜)]

 

3.これがないと空気が入れられない!【フロアポンプ】

自転車雑誌編集長に聞いた「ロードバイクは10万円あればデビューできる!」は本当か?_05

ロードバイクには、ママチャリ用の空気入れは使えない。タイヤのバルブ(口金)の
形が違うため、空気入れも専用のものが必要なのだ。

うっかり買い忘れてタイヤに空気が入れられない……なんてことのないように、スタートの段階で購入しておこう。

[サーファス・FP-200SE|4,400円(税抜)]

 

4.ロードバイクでなくても、装着は義務  【ベル】

自転車雑誌編集長に聞いた「ロードバイクは10万円あればデビューできる!」は本当か?_06

実はママチャリでもロードバイクでも、道路交通法ですべての自転車に装着が義務付けられているのが、ベル。使用頻度は高くないが、フレームなどの使いづらいところではなく、ハンドルの内側など、ジャマにならず目立たない場所に取り付けたい。

[BBB イージーフィット BBB-12|756円(税抜)]

 

5.存在をアピールして安全性を確保  【ライト】

自転車雑誌編集長に聞いた「ロードバイクは10万円あればデビューできる!」は本当か?_07

前のライトは路面を照らしたり対向車に存在をアピールする。後ろのライトは後続車から気付いてもらえるように。自動車のテールランプと同様に、前には白いライトを、後ろには赤いライトを取り付ける。夜走らない場合でも、安全面から必ず前後につけよう。

[左:キャットアイ・ウノ HL-EL010|3,100円(税抜)]
[右:キャットアイ・ラピッドミニ TL-LD635-R|3,200円(税抜)]

 

6.多発する盗難予防に 備えあれば憂いなし 【ワイヤーロック】

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高級品でもあるロードバイクは、盗まれるのが心配。種類もたくさんあるので、好みのものを選んで装着しよう。イタズラ的な盗難から愛車を守るアピールアイテムとしての効能も。前車輪、後ろ車輪を通してロックするには、ワイヤー部分が150cm以上あるとベスト。

[ブリヂストン・コンパクトワイヤーロック|1,600円(税抜)]

 

以上、締めて94,156円(税抜)也。たしかに、予算10万円で始めることは可能だった!

これだけ揃えれば、快適なロードバイク生活はもう目の前。まずはここから始めてみて、自分のニーズに合わせて徐々に充実させていこう。

(ヨシザワ)

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