ルブリカントアラカワベースで安藤コーチの「ロードバイク速攻上達セミナー」開催！

Bicycle Club編集部

2019年08月22日

江東区東砂にできた、話題のサイクリスト専用マンション「ルブリカント」で、スマートコーチングの安藤隼人さんによる、ライディングセミナーが開催された。

この日集まったのは、事前に申し込みをしたサイクリストたち。経験年数もスキルレベルも違うが、ロードバイクにもっとうまく乗れるようになりたい！という、同じ思いを持つ方々。バイシクルクラブなどの告知を見て、愛車とともにルブリカントアラカワベースに集まってきた。

午前は安藤さんの提唱する「ニュートラルポジション」の体得と、ペダリングの実際についてレクチャーを受けた。

安藤隼人

スマートコーチング代表。一般サイクリストからプロ選手まで、クライアントの目的に応じて幅広くコーチングを行うプロコーチ。ファーストエイド緒の指導や、自動車教習所を使ったサイクルスクールなども主宰。安全を最優先した楽しい自転車指導が人気。愛称は「アンディコーチ」

まずは2階のラウンジで、ツールの録画を見ながら、選手がどんなふうに走っているかをチェック。集団の中でどんな位置取りをしているか、どれくらいのケイデンスで走っているかなど、安藤さんの解説で「なるほど！」の連続だ。

続いて1階のフリースペースに移り、転び方やフルブレーキングの方法などを学ぶ。自転車の中心に乗って体重を生かして乗る「ニュートラルポジション」を体感。

二人一組になり、実際のライディングと同じ姿勢で、どこにどれだけの力が入っているかを実感する。

各自のロードバイクをローラー台にセットして、ニュートラルポジションをとれているか、脚の重さをパワーとして使えているかなどをチェック。

パートナーに横や後ろから動画を撮ってもらい、自分のフォームを確認する。

午後はフリースペースにマットを敷いて、体幹トレーニングを学ぶ。ハンドルに寄り掛からないための体幹づくりでなければ、いくら腹筋運動をしても意味がない。

アブローラーではなく、安藤コーチの推奨する「ナンシン」を使っての腹筋トレーニングを体感。肩幅に合った「ナンシン」のほうが、実際にロードバイクで使う斜腹筋も鍛えられる。

ボールをツボに入れて、筋膜を解放する方法を学ぶ。ボールを大殿筋、中殿筋、小殿筋の間に入れていく。これが痛い！

苦痛に顔をゆがめる参加者。

片方だけやって、やってないほうと比べてみる。脚の上げ下げをしてみると、やったほうの脚だけラクに上がる。効果がこんなに実感できるなんて驚きだ！

ちょっと面白い作業も。まず骨、続いて筋肉を自分で書いてみる。今どの筋肉をリリースしているかなど、筋膜解放に関する理解を深めるための作業だ。

レッスンを終えたみなさん。雑誌で見ているだけではわからなかったことが、実際のレクチャーでよくわかった、という声があがった。

現在、すでにルブリカントアラカワベースに入居中の清水和之さんも、このセミナーに参加。ロードバイク歴1年半だが、ヒルクライムレースに熱中している。「ここは荒川が近いので、ちょっと1時間走る、ということができる。気兼ねなく洗車できるのもいいですよ。コンシェルジュの吉田さんには、チューブレスホイールのメンテを教えてもらいました！」と、ロードバイクマンションならではの生活をエンジョイ中。

ルブリカントアラカワベース

江東区東砂にできたサイクリスト専用マンション。1階と2階に共用スペースが設けられ、入居者なら自由に使えるほか、24時間ズイフトによるトレーニングが可能など、サイクリスト目線で作られた賃貸マンション。ただいま入居者募集中。

https://www.livwiz.jp/lubricant/

ルブリカントアラカワベースでは、月1回のペースで、週末にこうしたイベントを開催していく予定。次回は9月15日（日）に、バイシクルクラブのテストライダー、そしてライディングインストラクターとしても活躍する、管洋介さんを招き、ライディングレッスンをしてもらう。今回のレッスンは定員6人の少人数制。マンツーマンに近い形でレッスンが受けられるチャンス！　ぜひ参加してロードバイクの腕前を上げよう！

管　洋介