プロ選手も走った！「富士山チャレンジライド２０１９ｉｎ御殿場・裾野」

7月22日（月）、静岡県御殿場市・裾野市にて、東京2020オリンピック・ロードレース競技コースを走るライドイベント《富士山チャレンジライド２０１９ｉｎ御殿場・裾野》が行われた。
これは前日の21日、東京2020オリンピックのテスト大会『READY STEADY TOKYO ロードレース』では走らなかった、本戦コースの一部を走るという主旨のもと、五輪の機運醸成を目的に静岡県や両市などでつくる実行委員会にて企画されたもの。

この日だけ走れる五輪コースの一部

コースとなったのは、通常は自動車のみの通行である《南富士エバーグリーンライン》とそこに至る御殿場市と裾野市内の本戦コース。終点付近の標高が五輪コースで最も高く、レースの見どころの一つになるとみられている。

ここを自転車で走れる貴重な機会とあって、東京大会への出場を目指す多くのプロ選手もも参加した。まずは前日のテスト大会に参加したフランスナショナルチーム員。そして7つの日本国内の自転車プロチーム。合計参加者は一般参加を加えての合計120名ほど。

各市町の長たちが選手たちを先導

午前10時40分、プロ選手はパレードランを開始。御殿場市陸上競技場付近から富士山の南麓を時計回りに進み、一般参加者たちがスタートする富士山資料館（裾野市）へ向かった。

15kmのパレードランの走り始めには、土屋優行・静岡県副知事を始めとする静岡県東部地域1の首長たちがパレードの先導に参加。最初の1kmほどをプロ選手たちを自転車に乗って先導した。

スタートから15kmはパレード区間。途中沿道では地元の園児、小中学生たちが選手を激励する場面もあり、選手たちは感動したとコメント。

五輪コースでタイムトライアル

一般参加者はパレードランが終わる富士山資料館（裾野市）からスタート。富士南麓を一周する全54kmのコースをプロ選手は前半、一般参加者は後半を走った。

富士山資料館からは《南富士エバーグリーンライン》を登る12kmのタイムトライアル。参加者たちそれぞれがタイムを測り楽しんだ。前日に3位を獲得したナンス・ピーターズも参加し、その上り心地を確かめるかのように登っていた。

タイムトライアルはコース最高標高付近のアクティビティ場《フジヤマ スノーリゾート Yeti（イエティ）》駐車場にてゴール。その後一般参加者はコースを下りゴールに向かった。

■参加チーム
フランスナショナルチーム
シマノレーシング
チーム ブリヂストン サイクリング
マトリックスパワータグ
チーム右京
宇都宮ブリッツェン
キナンサイクリングチーム
NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ

問：静岡県東部地域スポーツ産業振興協議会
https://www.east-sports.org/