【肉体兄弟ドイツを往く】あわや罰金!気を付けておきたいドイツの標識、交通
Bicycle Club編集部
- 2019年07月26日
現在、ドイツ1周自転車旅8日目になりました。
ケルンから出発して、ドイツの首都ベルリンに到着しました!!
ケルンからは800kmほど。東京〜広島が830kmです!
広島が見えた!!くらいまで走ってます!
さて、ドイツを走っていて自転車道が多く、道はここまで平坦でとても走りやすいです。
ただ、いかんせん標識をぱっとみても分かりづらい……。
そこで、ドイツ限定になってしまいますが、押さえておきたい標識、交通法を紹介します!!
まずは、このマーク!
歩行者マークの下に、自転車マークが描かれており「frei」の文字。この「frei」は「free」と同じ意味で、歩行者、自転車通行可能という意味です。
基本的に、自転車が車道側に道路が色分けされ、歩行者がその内側を通行します。
色分けされていない道でも、歩行者・自転車がお互いに譲り合っていて、”対等”な関係に感じます。
自転車と車との関係も”対等”に感じます。このような道では自転車道ではなくて、車道の側道を走ります。
そうすると、車が後ろから来た時に追い越しが発生しますが、しっかり車幅間隔をとって抜かしてくれます。また、追い越しが厳しそうなカーブ手前や見通しが悪いところでは、車が後ろで待ってて広い通りに出たら追い越してくれます。
ドイツ人はそんなこと当たり前だろうという感覚ですが、その当たり前は、車、自転車、歩行者が”対等”でお互いにリスペクトしあっているから、または自転車文化として教育が行き渡っているからだと感じます。
自転車で曲がる時は手信号を出す。親子で自転車を走っている家族がそのような姿であったので、教育の賜物だと分かります。
さて、ここから気を付けてないとヒヤリとする標識やこれを破ると罰金かもを紹介します!
まず、走っててよく見るこの標識!
日本の高速道路の様な料金所はないので入ってしまったら気が付きにくい!
去年、この標識を知らずに入りかけた瞬間、車からクラクションで注意されました。それがなかったら気が付かずに走っていたと思います。
ちなみに、自転車の通行の認められているところ以外を走行すると罰金20€(約2600円)、さらに事故を起こすと35€(約4500円)が課せられます。
そこまで高くはありませんが、気を付けてくださいね!!
今回の旅中に、僕たちも危うく罰金を取られそうになりました!!
ミュンスターの大聖堂近くの石畳を走っていたら、警察に呼び止められちゃいました!!!
凄くひやひやしましたが、内容はこれ。
観光地では、このように時間帯によって自転車が走れません。ちょうど朝の10時ごろ走っていたので、この時は警察に注意されて終わりましたが、人によっては罰金とるよーと言われたので、これから気を付けます!!
日本のウェブページで調べたら、一覧として標識紹介が出ていましたが、こと自転車に限るとそのような情報は少なく見つかりにくいです。
ちょうど東京オリンピックまであと1年。
外国人が日本に来た時にも同じ現象が起こりそう!
世界共通の標識を作ったら楽なのになーなんて思いながら走ってます。
ユーロ圏でも統一すればいいのに。
そんな事を考えながら走ってます!!
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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