CANYON・ULTIMATE CF EVO DISC 10.0 LTD【ニューモデルインプレッション】

注目の最新モデルを徹底インプレッション! わずか10年と少しで、あっという間に世界のトップブランドとなったキャニオンの最新作に、ディスクブレーキロードの「市場最軽量クラス」のモデル、キャニオン・アルティメット CF エボ ディスク 10.0 LTDが登場。管洋介がチェックした。

 

ディスクブレーキロード、最新「最軽量モデル」

世界チャンピオン、アレハンドロ・バルベルデやジロ・デ・イタリア総合優勝を果たしたリチャル・カラパスが乗るキャニオン。わずか10年と少しで、あっという間に世界のトップブランドとなった同社の最新作に、ディスクブレーキロードの「市場最軽量クラス」のモデルが登場した。
アルティメットCFエボディスク10・0LTDは、完成車重量として驚異の5.99㎏(XS)を達成。アルティメットの名のとおり「究極のロードバイク」の要素として欠かせない軽さを最高レベルで達成し、重量面において不利とされるディスクブレーキロード界に一石を投じたといえる。
メインとなるフレームはこれまでにないカーボン積層を採用しつつ、優れた剛性値やハンドリング性能を実現。単なる「軽さのアイコン」ではなく、戦える一台として扱えるバイクだ。
そしてパーツにもこだわりは詰まっている。ステム&ハンドル一体型のエアロハンドルバーをはじめ、無線電動コンポーネント、超軽量カーボンホイール、カーボン製サドルやシートポストなど、贅を尽くしたセットとなっている。

サドル&シートポストはセライタリアのSLR C59&シュモルケTLO UDカーボンというエンスーなモデルを採用
DTスイス・1100ダイカットのスペシャルエディションがバイク全体の軽さに貢献
細身の後ろ三角と無線電動コンポーネント、スラム・eタップアクセスの組み合わせ
キャニオンオリジナルのCP20コックピットCFはエアロ性能も追求している
特殊なカーボン積層とシンプルなダーククロームカラーが6㎏以下の軽さにつながる

INFO
キャニオン・アルティメット CF エボ ディスク 10.0 LTD
113万9000円(完成車/税抜)※送料、梱包料別

■フレーム:キャニオン・カーボン ■フォーク:キャニオン・FK0072CFディスク ■コンポーネント:スラム・レッドeタップアクセスHRD12S ■ホイール:DTスイス・PRC1100ダイカット 25thアニバーサリースペシャルエディション ■サイズ:2XS、XS、S、M、L、XL、2XL ■カラー:ダーククローム ■重量:5.99g(XSサイズ)

 

IMPRESSION
キャニオンの超軽量バイクは剛性もステアリングもひと味違う

手で持った瞬間にわかるのが「究極の軽さと弾性の高さ」だ。軽量バイクは、剛性が「過剰」か「不足」かに2分される傾向があるが、キャニオンはひと味違う。フロントまわりの剛性とフォークトレイル量により、シャープでメリハリのあるステアリングとなっていて、トントンと路面をさばいていくような明快な走り心地だ。いっぽうBBまわりは柔らかく、ウイップを生かしたトルク型の走りを信条とするレーサーに受けるテイストだ。
1時から2時あたりのトルクキャッチが明確で、踏み込んでいくとその力がしなやかにバイクに導かれ、次の瞬間には逆の脚が自然と構えられる印象。この踏み応えとトルクリリースのバランスがよく、ロングスパート時に大きな力を発揮してくれる性能といえる。
上りに入ると、この踏みやすさと軽量なボディとが想像以上のスピードを生み出し、その持続力も抜群にいい。下りにおいてもフロントまわりがしっかりしていて安定感を生み出す。つまり、上りを得意としな 管洋介がらもオールラウンドにコントロールできる一台。レースはもちろん、ロングライドにおいても疲れ知らずの相棒になるだろう。

IMPRESSION RIDER
管 洋介
競技歴22年のベテランライダーでバイシクルクラブでカメラマンのほか、自身のチーム、アヴェントゥーラサイクリングの代表も務める。長年の経験を生かした的確なインプレッションが持ち味

 

問:キャニオンジャパン www.canyon.com
(出展:『BiCYCLE CLUB 2019年10月号』2020ニューモデル)

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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