【JBCF南魚沼ロードレース】フランシスコ・マンセボ 圧巻の120km逃げ切り勝ち
Bicycle Club編集部
- 2019年09月18日
9月15日、新潟県南魚沼市でJプロツアー第17戦「第5回JBCF南魚沼ロードレース」が行われた。以下、JBCFからのリリースをお届けする。
Jプロツアー(JPT)
新潟ラウンドとして開催される南魚沼ロードレース。今年は昨年より約1ヶ月早い9月の開催。さらに、三国川ダムの1周12kmの周回コースを左回り(逆回り)にして行われた。それに伴い、これまで三国川ダム管理所前がフィニッシュとなっていたが、しゃくなげ湖畔開発公社前をスタート/フィニッシュに改められた。
レースは11周する132km。2周目、フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)、石橋学(チームブリヂストンサイクリング)、サム・クローム(Team UKYO)の3名が先行。さらにマンセボが単独で先行し、後続との差を広げながら3周目に入っていく。間髪入れずに宇都宮ブリッツェンのメンバーがメイン集団先頭に集まってコントロールを開始するが、マンセボとの差は3分、4分と開き、レース中盤には5分30秒まで開く。
レースが後半に入ると、宇都宮ブリッツェンの集団コントロールにチームブリヂストンサイクリングが加勢。
マンセボとの差を縮め始め、残り3周となる8周目までに2分差まで詰める。ここでメイン集団から、安原監督の指示を受けたオールイス・アルベルト・アウラール(マトリックスパワータグ)が単独で飛び出す。宇都宮ブリッツェンが中心となってオールイスを追走。ほどなく捕まえたものの、この動きをきっかけに追走の足並みが揃わなくなる。
その後はベンジャミ・プラデス(Team UKYO)、木村圭佑(シマノレーシング)、横塚浩平(Team UKYO)らが単独での追走を試みるが、マンセボとの差を詰め切れないまま最終周回へ。最後まで淡々と走ったマンセボは、後続との差を1分20秒まで詰められたものの、それ以上詰められることなくフィニッシュ。約120kmを独走し、昨年につづき南魚沼ロードレースを制覇した。
<結果 JPT 132km>
1位 フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ) 3時間26分4秒
2位 ロビー・ハッカー(Team UKYO) +1分24秒
3位 入部正太朗(シマノレーシング) +1分38秒
4位 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン) +1分38秒
5位 オールイス・アルベルト・アウラール(マトリックスパワータグ) +1分39秒
6位 孫崎大樹(チームブリヂストンサイクリング) +1分40秒
敢闘賞:フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)
中間スプリントポイント
3周回完了時:フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)
6周回完了時:フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)
9周回完了時:フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)
Jプロツアーリーダー 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン)
U23リーダー 今村駿介(チームブリヂストンサイクリング)
Jフェミニンツアー(JFT)
Fクラスタは女子チャンピオンシップとして、5周60kmで行われた。レースが動いたのは2周目終盤。三国川ダムからの下りで唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)が先行。植竹海貴(Y’s Road)のみが追いついて2人の先頭集団を形成し、3周目に入る。後続は西加南子(LUMINARIA)、本田母映(F
(t)麒麟山)、滝川陽希( Live GARDEN BICI STELLE)らが第2集団を形成するが、差は2分まで開き、勝負は先頭の2人に絞られる。
残り2周、下り区間で唐見が先行を試みるも、直後の登り区間までに植竹が追いつく。勝負は残り50mのスプリントに持ち込まれ、植竹が唐見を下して優勝した。
<結果 Fクラスタ 60km>
1位 植竹海貴(Y’s Road) 1時間51分49秒
2位 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム) +16秒
3位 西 加南子(LUMINARIA) +2分21秒
Jフェミニンリーダー 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)
Jプロツアー第17戦
第5回JBCF南魚沼ロードレース
日付 2019年9月15日
開催地・コース 新潟県南魚沼市 三国川ダム周回コース(12km/1周 左周り)
距離 132km(JPT)、60km(F)、48km(E3 Day-2)
文/写真 JBCF 一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟
https://www.jbcf.or.jp/
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