茨城県土浦市・レンタサイクルカフェ嬉輪【TOUR de CAFE-サイクルカフェ物語】
Bicycle Club編集部
- 2019年10月26日
「弱虫ペダル」に魅せられて店をオープン
「熱いマンガなんですよ。弱虫ペダルに出合って、人生が変わってしまいました。まさかこんなことになるなんて」
そう語るオーナーの山崎正和さんは2年前、50歳で脱サラしてこの店をオープンさせた。
最初は息子がマンガを読んで、ロードバイクに乗り始めた。それにつられるようにして「弱ペダ」を読み、家族全員でロードバイクの世界にはまってしまったという。その息子と、しまなみ海道、愛知のモリコロパーク、伊豆CSCなどへ走りに行った。そのなかでここ土浦からスタートする「つくば霞ケ浦りんりんロード」がいちばんよかった。
「何か自転車関係の仕事をしたくなったんですが、もともとカフェをやりたい気持ちもあったんです。妻も賛成してくれて東京から引っ越し、ここに店を開くことにしました」
現在、高校生になった息子さんは、地元のクラブチームに入り、本気で競技に取り組んでいる。
サイクルカフェの仕事は、自転車に乗る人を応援することだという山崎さん。「もともと息子を応援する立場から始まったので、それが自分にとっては自然なスタンスなんです。サイクリストのサポーター的な感じです。みなさん自分の自転車に愛着をもって乗っているのがいいですね」
夢は「弱ペダ」作者の渡辺航先生に来店してもらうこと。「緊張して何を話していいかわからないでしょうね。でも、いつか来ていただける店にするのが目標です」
レンタサイクルカフェ嬉輪
茨城県土浦市川口1丁目3-117 B-107-1
TEL. 080-4683-1237
営業時間:11:00〜20:00(土日11:00〜19:30)
定休日:水曜日
席数:10
サイクルラック:10台分
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Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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