RERIC・カンケル ミディアム ヴェントブロックジャケット【TEST ME】
管洋介
- 2019年12月05日
編集部が気になるパーツやアクセサリーをインプレッション! 今回は、5~10度Cの気温帯で使えるミッドウインター向きのジャケット、RERIC・カンケル ミディアム ヴェントブロックジャケットをベテランライダー、管洋介がテスト!
超軽量・超防風を実現したスーパーフリースジャケット
レリックは独自の開発ルートで生地から加工まで、一貫して管理する国産ウエアブランド。走行環境にマッチした生地の選択と、前傾フォームや空気抵抗を、人間工学に基づいて徹底研究しパターンを作り上げたウエアは、バイクスーツとして完成度が高いことで知られている。
今回リリースされた「カンケルミディアムベントブロックジャケット」は、5~10度Cの気温帯で使えるミッドウインター向きのジャケット。従来のフリースの4倍の防風性能をもつポーラテックウインドプロを採用することによって、防風性、保温性、通気性を一枚のファブリックでカバー。そのほかのジャケットとは比較できないほどの軽さに仕上がっている。
気心地が柔らかく包まれたような暖かさ!
RERIC・カンケル ミディアム ヴェントブロックジャケット
2万2500円(税抜)
●サイズ:S、M、L、XL、XXL ●カラー:チャコール、レッド、イエロー
衣服内の最適な温熱環境を生み出すジャケット
今回カンケルに採用されたポーラテックのフリース素材は、薄型軽量で素肌の温もりを保温するだけでなく、ウインドプロによる防風のおかげで通気による冷えを驚くほど感じない。それでいて肌寒い季節に日なたと日陰の間を駆け抜ける一瞬の直射日光の暖かさを拾いあげて、日陰での走行中も快適な衣服内の温熱環境を生み出してくれる。また、ほんの少しゆとりのあるサイズ感は摩擦による温熱効果を高めるうえ、気候によりインナーウエアの厚みを変える余裕があるのがうれしい。日中気温が上がり15℃前後の走行環境では吸湿速乾性能が際立ち、素肌がベタつかずに着続けていられるのも印象的だ。
TESTER/管洋介
30年の自転車人生を生かしたアイテムインプレッション、バイクライディングテクニック解説に定評がある。かつてはスペイン・アフリカ・アジアをレースで転戦したロードレーサー
問:イノセントデザインワークス https://reric.jp
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