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【バイシクルオブザイヤー2020】ORBEA・ORCA M10i LTD-D

今年も始まった「日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2020」!
栄えある栄冠はどのバイクに!? 選考委員会による10台のインプレッションをレポートする。

オールラウンダーとしての立ち位置を変えずにエアロと軽さを手に入れた

オルカはオルベアのロードバイクの代名詞ともいえるバイクだ。2003年の初代モデルから16年にわたって正常進化を突き詰めたのが7代めとなるオルカだ。オールラウンダーとしての立ち位置を変えることなく、専用のハンドルとステムにより、ケーブルを完全に内装化するなどで、前作よりも10%空気抵抗を軽減した。最先端の素材と製造技術により実現した、ディスクブレーキモデルのフレーム重量833g(53サイズ)の軽さも走行性能の向上に大きく寄与している。さらにフレームの下部を中心に15%の剛性向上を果たしたことで、動力伝達性を高めるとともに、フレーム上部にダイナミックストラクチャーデザインを採用して、路面の凹凸を効率よく吸収する。ライトやアクションカムも取り付けできるサイクルコンピューターマウントも専用品を用意するほか、構成するコンポーネントにもこだわりが垣間見える。ユーザーが性能以上に求めるカラーリングについても、カスタマイズプログラムの「マイオー」を用意し、唯一無二のバイクを手にできる。

オルベア・オルカM10i LTD-D

Spec.
●111万9000円(完成車/税抜)
●フレーム:カーボンモノコック
●フォーク:カーボン
●コンポーネント:シマノ・デュラエースDI2
●ホイール:マヴィック・キシリウムカーボン
●タイヤ:マヴィック・イクシオンプロ
●サイズ:47、49、51、53、55、57、60
●実測重量(ペダルレス):7.26kg(53)

前へ前へと勝手に転がっていくようなバイク

【IMPRESSION RIDER】鈴木雷太
とにかく前に前に転がっていくバイクだ。バイクの縦剛性も高いが、ピンッと張った細い芯がフレーム上下に入っているような感覚。高い重心を保ちやすく、ダンシングではねじれる前にフォークを介してハブに荷重が伝わって、前に勝手に転がっているようだ。快適性は高くはないが不快ではない。ハンドリングもピンピンしているがニュートラルで、ライダーのコントロール次第といった感じだ。バリバリ走りたいライダーにはものすごい武器になるバイク。

追加料金なしでカラーオーダーができる

【IMPRESSION RIDER】浅野真則
最新のオールラウンド系レーシングロードのトレンドに乗り、ディスクブレーキ化に加え、空力性能と軽量化の両立を実現。上りをそつなくこなす軽快な走りと高速巡航性能を高い次元で兼ね備えている。とはいえライバルを圧倒するほどのアドバンテージがあるわけではない。このバイクの評価すべきポイントはフレームデザインと完成車のコンポーネントやパーツを選べるカスタムシステム「マイオー」を追加料金なしで利用できる点にある。自分好みのバイクが作れるのは魅力だ。

問:サイクルクリエーション
www.cyclecreation.co.jp

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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