CONTROLTECH・シロッコ3545 CL【TEST ME】
ハシケン
- 2019年12月26日
編集部が気になるパーツやアクセサリーをインプレッション! 今回は、アメリカ生まれのパーツブランドである、コントロールテック社が生み出したカーボンリムホイール、CONTROLTECH・シロッコ3545 CLをハシケンがテスト!
波打つカーボンリムが特徴のロードホイール
ウェーブしたリムのスタイリングが個性を放つ注目のセミディープホイールが登場した。世界の航空宇宙産業の中心、アメリカ生まれのパーツブランドである、コントロールテック社が生み出した「シロッコ3545」だ。
モデル名に由来する35㎜と45㎜の異なるリムハイトを組み合わせた独自設計は、先進的でありながら高いエアロダイナミクス性能と快適性を追求する。セミディープリムが汎用性の高さを約束し、タイヤサイズは20~35Cまで幅広く対応。
マットな外観が高級感を演出しながらも、前後セットで18万円(税抜)というスーパープライスを実現している。ディスクブレーキモデルも12月から生産が開始される。
ワンランク上の走りと個性を約束
CONTROLTECH・シロッコ3545 CL
18万円(前後セット/税抜)
●対応:チューブレスレディ、クリンチャー ●リム素材:UDカーボン ●リム高:35~45㎜ ●リム幅:24㎜ ●重量:1550g(前後セット) ●付属品:クイックリリース
足まわりに軸を感じながらダンシングを楽しめる
見る者を釘付けにする躍動感あるスタイリングは所有欲をかき立てるが、走りにも魅力がある。リム剛性は硬すぎることなく加速を促しやすい。それでいて、ハブにしっかりとした軸を感じられるため、足まわりが安定し、バイクのコンロール性を高めてくれる印象だ。また、600~800ワットほどのパワーでトルクをかけたときの反応性も良好。とくにヒルクライムシーンでは、非常にテンポのいい踏み込みから切れ味のいいダンシングが可能だ。重量だけ見るとペアで1550gは決して軽くはないが、むしろ登坂で攻めに転じられる性能を確認できた。ぜひ、このキビキビとした運動性能を感じてほしい。
TESTER/ハシケン
スポーツジャーナリスト。ヒルクライムを中心にレースに積極的に参加。Mt.富士ヒルクライムの一般クラス優勝。今回、コントロールテック社初となるカーボンホイールをインプレッション
問:マジックワン http://mgc01.com
その他のTEST MEの記事はコチラから。
SHARE