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自転車乗りが地域に感謝!「2019年度年末いろは清掃」を開催

12月28日、東京2020応援プログラム承認活動として、「2019年度 年末いろは清掃」が東京多摩市のいろは坂で行われた。参加したのは発起人である中山沢さんはじめ、実業団チームとして多摩地区を拠点にレースを活動する「FORCE」、「フィッツ」のメンバーをはじめ、そのほかの多摩エリアの自転車乗り、そしてグッド・チャリズム宣言!のメンバー、ウエイブワン中田明社長、そして大島で自転車の普及をしている寺本雄一郎さんが参加した。

今回「年末いろは坂清掃」に参加したボランティア50人弱。参加者が集めた落ち葉の袋がこれだけの数になった

ジブリ映画のモデルともうわさされた「いろは坂」

いろは坂は多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅近くにあり、多摩丘陵の入り口にあるつづら折りの坂。クルマやバスが通るほか、その雰囲気のよさから自転車乗りも多く走りに来る名所だ。ジブリ映画「耳をすませば」にもその似た風景が登場したことで知られる。

センターラインに堆積した松の葉を集めた。アメリカ横断をしたYOUTUBER「タブチン」さんも参加し、この清掃を楽しんだ。

雰囲気のある「いろは坂」のつづら折りのコーナー

このエリアは、整備された造成地の中にあるため松の木が植えられており、雰囲気がいい反面、落ち葉が路面を覆っており、特にセンターラインには積み重なった落ち葉が堆積している。この放置されている落ち葉を自転車乗りが集まって清掃する活動が行われた。

朝8時30分に集まった50名弱のメンバーは、挨拶や参加者の紹介、清掃活動説明を受けたのち、9時から清掃活動をはじめ、途中お茶休憩をはさんで12時ころまで清掃をした。

ジャージで清掃することで自転車乗りが清掃していることがアピールされる

活動3年めで地元との信頼関係も構築

このいろは坂での活動が始まったのは、ここを起点とした練習仲間の集まりだった。いろは坂をよく走っていたのは野口悠真選手(フィッツグルーン日本ロボティクス)、その後「FORCE」の選手が練習仲間として加わり、さらにいろは坂の上の住人だった中山沢さんもこの練習仲間となった。その後、中山沢さん、そしてこのいろは坂の上にあるラウンドアバウトにある居酒屋「和桜」の店主が町内会とのコミュニケーションをとっていったことで、町内会と自転車乗りとの距離が近づいていった。

現在のような形で年末にいろは坂の清掃活動を行うようになったのは3年前だ。3年前の参加者が20人、そして昨年が30人、今年はグッド・チャリズム宣言!のメンバーも加わり49人とその輪が広がっている。

いろは坂の上に住み、町内会と自転車乗りのコミュニケーションを築いた中山沢さん。

Jプロツアーで活躍する野口悠真選手(フィッツグルーン日本ロボティスクス)は今回のメンバーの先駆け的存在で、いろは坂を往来してきた

自転車の未来のためにも社会貢献が必要

FORCEのまとめ役でもある守分雄治さんによると「ゴミを一時的に置くために公園の一部をお借りしたり、リサイクルセンターまでの運搬などこの活動をするにはなかなか手間がかかります。ただ、自転車を楽しむということは道路を使わせてもらうことですし、地元の理解を得られないと続けていくことができないと思っています。なのでこうした活動を3年前から始めました。いろは坂の活動は自分たちのチームにこだわることなく、みなさんに参加していただければと思っています」

チームメンバーがこのいろは坂をよく利用しており、自転車乗りと地元の接点を設けることで相互理解を生むことがこの活動の目的だ。さらにこの活動の前にも地域の集会場の清掃にも参加するなど、地元と会の関係は良好なものになっている。

さらに今回ウエイブワンの中田明社長も参加した。

「ウエイブワンではエキップアサダやブリヂストンサイクリングなどチームへのサポートもしていますが、公共の道路を使う自転車を楽しむためには社会貢献活動をしていかないと広げることができないと思っています。こうしたことが結果として自転車競技の裾野を広げる活動になると思っています」と話す。この活動を聞きつけて参加した。

また、今回の清掃活動にはいろは坂の近く、稲城市にある「クロスコーヒー」も理解を示しており、今回清掃活動の参加者に対し、「いろは坂清掃行ってきました」と言えば、割引してくれる特典も提供された。これはクロスコーヒーの中本店長がいろは坂清掃に行けないので「せめてもの!」という申し出だったという。

今回のいろは坂清掃は、自転車乗りがいつも走らせてもらう地元との接点をもつためのモデルケースといえる。今後もこうした仕組みが全国に広がっていくことで、自転車乗りによる社会貢献活動が広がることを期待したい。

左から守分雄治さん(FORCE)、中山沢さん(年末いろは坂清掃代表)、中田明さん(ウエイブワン社長)

「普段、自転車で通り過ぎてしまう坂ですが、歩いてみると違った風景が見られて新鮮です」という参加者。仲間と清掃活動をしながらおしゃべりを楽しんだ。

清掃の後は地元の居酒屋「和桜」の提供によるもつ煮をいただき解散となった。じつは地元町内会で、「いろは坂を上ったり、降りたりしている自転車が迷惑だ!」との声があがったときに、「あの人たちは、いろは坂を掃除している方々なので、決して危ない人たちではない!」と言ってくれたのがこの「和桜」の店主という

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BiCYCLE CLUB 編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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