LOOKが東京2020オリンピックトラックバイク「T20」を発表

Bicycle Club編集部

2020年01月01日

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「LOOK（ルック）」から、東京2020に向けた新製品が登場。2019年12月31日というまさにUCIが定める発売期限ギリギリのタイミングでの発表となった。以下プレスリリースより

フランスのオリンピックトラックチームと共に設計

2019年12月31日、フランス、ヌヴェール。LOOKは、2020年のオリンピック金メダル候補者が使う、T20の発売を発表できることを誇りに思っています。フランスのオリンピックトラックチームのために設計されたT20は、現代のトラックバイクデザインの新しい基準を打ち立てています。

43のメダルを獲得してきたLOOKとコリマが共同開発

LOOKのフランス本社で想像、設計、試作、製造されたT20は、長年にわたる最先端のカーボン製造と自転車レースエンジニアリングの結果です。2020年東京と2024年パリのオリンピックに照準を合わせたLOOKとCORIMAは、オリンピックメダルの探求において可能な限り最新の装備をアスリートに提供します。 LOOKは1996年のアトランタ以来、14のオリンピックタイトルと合計43のメダルを獲得している。いっぽうCORIMAは1992年にバルセロナ以来4つの金メダル、合計で6つのメダルを獲得している。

空力、剛性、重量の新しい基準を打ち立てた

ワールドツアーライダーやオリンピックアスリート向けのエリートレーシングバイクの設計と製造の30年の経験に基づいて構築されたT20は、長年にわたる計算流体力学モデリング、風洞試験、カーボンファイバーの研究とカーボン製造の専門知識、すべてが象徴的なフランスのブランドの研究開発研究所で完成したバイク。

コックピットは、スプリンター、マディソン、スクラッチレースライダー向けのLOOKの超剛性トラックハンドルバーと完全に連携するように設計されていますが、追跡ライダーはLOOKのAeroflatバーとAergoエクステンションとのシームレスな統合の恩恵を受けます。

空力、伝達効率アップで30W分のパワーアップ

LOOKはフランス自転車競技連盟と緊密に協力し、レースパフォーマンスの新しい基準を設定します。すべてがフランス製です。先行モデルR96よりも10％軽く、抗力が11％削減され、T20 は動力伝達も27％増加している。さらに重量比に対する剛性の向上のおかげ。全速力でコースを走ると、アスリートは30W分のパワーを獲得したのと同じになります。これは、200mの短距離での自転車の全長分約2ｍ分に相当します。
開発にあたっての最優先事項は剛性と重量の比です。これによりT20はスタンディングスタートのハロンをはじめ多くのトラックレースで勝利を収めています。革新的なカーボンレイアップ手順を使用して最高級のカーボングレードが適用され、より軽量で剛性の高いフレームを実現しています。
もともと2012年ロンドンオリンピック用に開発された改良型ZEDトラックモノブロッククランクセット。特許取得済みのTrilobeコンセプトにより、クランクアームの長さを広範囲に調整できる唯一のクランクセットであるワンピース構造により、最大の動力伝達と効率が実現します。