BRAND

  • Lightning
  • 2nd(セカンド)
  • CLUTCH Magazine
  • EVEN
  • BiCYCLE CLUB
  • RUNNING style
  • NALU
  • BLADES(ブレード)
  • RIDERS CLUB
  • CLUB HARLEY
  • DUCATI Magazine
  • flick!
  • じゆけんTV
  • 湘南スタイルmagazine
  • ハワイスタイル
  • buono
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • Kyoto in Tokyo

DE ROSA・SK PININFARINA【ニューモデルインプレッション】

注目の最新モデルを徹底インプレッション! 今回はデローザとピニンファリーナが共同開発しフルモデルチェンジを果たした、DE ROSA・SK PININFARINAをベテランライダーの管洋介がテスト!

さらなる進化を果たした2代めSK

2016年のデビュー初代から4年の時を経てSKピニンファリーナがフルモデルチェンジを果たした。その名が表すとおり、デローザと同じイタリアでスポーツカーをはじめとするデザインを手がけるピニンファリーナと共同開発したモデルだ。本作においても良好なパートナーシップが継続され、ピニンファリーナのデザインしたロゴをまとって世に出されている。
まず目を引くのがケーブル類の完全内装化だ。これはメラクやアイドルと同様にFSAが提唱しているACRシステムを採用したもので、ハンドルまわりから一切のケーブルを露出させずにスマートな外観と空力的なアドバンテージを生み出している。これにともないディスクブレーキ専用となっている。
フレームについても前作と同様にヨーロッパ最大の風洞実験室でのテストを行い、さらにエアロダイナミクスに磨きをかけた。素材面でも最新のカーボンを用いて積層を最適化することで軽量化を達成した。ボリュームを増したフロントフォークなど、形状面でも剛性の最適化が行われた。また前作がなめらかな曲線を描くものであったのに対して、本作はエッジを効かせたデザインを採用している。
単なる機材として評価するならば、まったく異なるプロダクトといえるほど、多くの変更が加えられるなかで、リアホイールを包み込むシートチューブのデザインなど、そのシルエットから受ける印象にはSKとしての世界観がそのまま残されている。
デローザのバイクのすべてにいえることだが、個々のモデルの世界観を演出するのが非常にうまい。ただ機材として優れたものを生み出すのではなく、所有する喜びを満たすものを作り上げようというデローザの意志が伝わってくる。これは元来のコンセプトがしっかりと固まっているからこそできるもので、フルモデルチェンジを果たしても、SKはSKたる雰囲気を醸し出している。

幅広かつ大ボリュームのBB386規格を採用。これによりダウンチューブからシートステーのボリュームを確保して、ペダリングに対する剛性を高めている 

前作ではリムブレーキ仕様も設定されていたが、本作はディスクブレーキ専用として開発された。スルーアクスルにレバーを設けずアーレンキーで着脱を行う方式が採用されたのは、空力面での配慮だろう 

FSAのACRシステムを使用することで、ハンドルまわりのケーブル類をすべて内装化した。これにより空気抵抗を軽減するとともに、スッキリとした外観へと仕上げられた

SKのアイデンティティともいえるリアホイールを包み込むシートチューブのデザインは健在だが、前作よりシャープなデザインに生まれ変わった

デローザ・SKピニンファリーナ

45万円(フレームセット/税抜)、58万5000円(アルテグラ完成車/税抜)
■フレーム:カーボン ■フォーク:カーボン ■コンポーネント:シマノ・アルテグラ ■ハンドル:FSA・エナジーコンパクト ■ステム:FSA・ACRシステム ■シートポスト:専用カーボン ■サドル:セライタリア・SLR ■ホイール:カンパニョーロ・ボーラWTO33 DB ■タイヤ:ミシュラン・パワーロード 700×25C ■サイズ:46、48、50、52、54、56 ■カラー:ホワイトグロッシー、ブルーグロッシー、ステルスマット、シャンパーニュ ■試乗車重量:7.5kg(48 /ペダルレス)※試乗車はホイールが完成車と異なる

軽快なペダリングがオールラウンドで真価を発揮する

FSAのACRシステムを採用したケーブルインのコクピットはエアロダイナミクスに優れ、すっきりとした表情でデローザのディテールを引き立てる。ホイールと直線的で滑らかなフレームラインはシンプルで美しい。
乗り出しからトーンと押されるように軽いステップでバイクを進めていける軽量感抜群のフィーリングだ。フォークがボリュームアップしたフロントまわりだけでなくリア三角の剛性も高く、バイクの振りをきわめて軽快なものにしてくれる。ただ漫然と走るのではなく、アグレッシブに加速したくなるようなテイストに仕上がっている。ダンシングなど高トルクでペダリングしたのちに、腰を落ち着かせてみると巡航性能の高さにも気づかされた。上りでも振りの軽さが際立ち、ストレートフォークの切れ味を生かしながらサクサクと路面を駆っていくフィーリングはとても印象がいい。
ハンドリングについても好印象で、平地の高速巡航で感じる安定性がありながら、コーナー手前でバイクを寝かせると自然に曲がっていける扱いやすさがある。エアロロードとして位置づけられるSKだが、守備範囲は平坦路にとどまらず、クライミングも高いレベルでこなしていける。エアロロードというより、よくできたオールラウンダーとして評価したいバイクだ。

IMPRESSION RIDER/管洋介

競技歴23年のベテランライダーで自身のチーム、アヴェントゥーラサイクリングの代表も務める。長年の経験を生かした的確なインプレッションが持ち味。身長168cm

問:日直商会 www.derosa.jp

SHARE

PROFILE

BiCYCLE CLUB 編集部

BiCYCLE CLUB 編集部

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

BiCYCLE CLUB 編集部の記事一覧

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

BiCYCLE CLUB 編集部の記事一覧

No more pages to load