【本宮山】愛知県｜日向涼子のやっぱり坂が好き-ロードバイクヒルクライムナビ-

Bicycle Club / モデル／サイクリスト

日向涼子

2020年02月07日

モデルでヒルクライマーの日向涼子さんが、全国各地の坂道に挑戦。今回訪れたのは、「愛知県・本宮山（ほんぐうさん）」。気になる立ち寄りグルメスポットとともに案内する。

愛知県・本宮山（ほんぐうさん）

中部圏のヒルクライムコースとして知られる存在の本宮山スカイライン。愛知県東部、東三河の平野にそびえ立つ本宮山は「三河富士」とも呼ばれています。山頂は海抜789mで、新城（しんしろ）市街からのアクセスもよいヒルクライムルートです。
今回は、新城市の道の駅「もっくる新城」をスタートして、ゴール地点まで全長16.4㎞にチャレンジします。余談ですけど、サイクリスト的に「新城」と言えば「あらしろ（ゆきや）」ですよね。そんなこといったら新城市民には怒られちゃいますけど。

さて、今回のルートは国道151号、301号、そして本宮山スカイライン（県道526号）をつないで、本宮山の山頂をめざします。ほぼ中間地点となる8km付近までは登坂はないため、ウォーミングアップの助走区間です。
新東名高速道路の高架下をくぐってからが、いよいよヒルクライムの始まり。後半8km区間の平均勾配はちょうど7％あるので、そこそこ走り応えがあります。ただし、旧有料道路の本宮山スカイラインに入ってしまえば、道幅は広めなので走りやすく初心者でも安心です。
本宮山は一等三角点の山で、新城市、岡崎市、豊川市の3つの市にまたがっています。そして、ゴール地点には、東海地方の総鎮守として崇敬される砥鹿神社が鎮座しています。
三河湾の美しい眺望を拝むためには、ゴール後に山頂までの徒歩3分のがんばりが必要ですけど、本宮山スカイラインにチャレンジしたらぜひ山頂まで上り詰めてください。

新東名高速道路「新城IC」からすぐ、国道151号沿いにある道の駅「もっくる新城」からスタート！卵かけご飯食べ放題のモーニングの「お惣菜バイキングもっくる」も施設内にある。新城市街を抜けるとコース途中や山頂にエネルギー補給のできる休憩所はないため、出発前にすませておこう。

国道151号から約5km地点で国道301号に入ると登坂の始まる。およそ8km地点で新東名高速道路の橋脚下を通過する。

スタートから12.4㎞地点で本宮山スカイラインへと右折してまもなく現れる本宮山スカイラインのループ橋。勾配自体は緩やかながらグイグイ上っていく感覚を味わえます。

関西圏屈指のヒルクライムルート「本宮山スカイライン」は、道幅も広く路面状況も悪くない。

本宮山スカイラインに入ってから4km。ゴール地点には本宮山県立自然公園があり、砥鹿神社の奥宮が鎮座している。

山頂の標高789m地点は、本宮山スカイラインから自転車を降りて、電波塔に向けて急坂を3分ほど上った地点。

電波塔があるゴール地点の山頂からは三河湾を望む絶景を楽しめる。なお、ゴール地点一帯は県立自然公園に指定されている。

愛知県・本宮山のヒルクライムデータ

距離

16.3km

標高差

724m

平均勾配

4.2％

スタート地点

65m

ゴール地点

789m

ハードさ　★★★☆☆

景色　★★★☆☆

アクセス　★★☆☆☆

路面状況　★★★★☆

交通量　★★★☆☆

コース概要

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本宮山のおすすめスポット

卵かけご飯モーニング

奥三河の木材をふんだんに使った温もりを感じられる道の駅「もっくる新城」。もっくるとは、「木材」と「来る」の造語だそうです。施設内の食事処「お惣菜バイキングもっくる」では、モーニング時間帯に実施している、卵かけご飯食べ放題メニューが大人気！しかもワンコイン500円。温玉だけでなく、20種類近いトッピングを自由に選べるため、味を変え何杯でも食べられます。