特別なテクニカルソックスブランド「MBウェア」が日本初上陸

Bicycle Club編集部

2020年03月10日

リクイガス・キャノンデールやカチューシャといったUCIのトップカテゴリーチームに所属し10年以上のプロキャリアを過ごした二人の選手が現役時代の2014年に立ち上げたイタリアのソックスブランド「MBウェア」が日本初上陸する。以下、プレスリリースより。

パフォーマンスのベストパートナー

MBウェアは、元プロ選手が現役時代の2014年に創業したブランドです。プロ選手の要望に
応えるハイパフォーマンス・ソックスを製造しています。創業間もない2015年には、ジ
ロ・デ・イタリアで70%のシェアを獲得しています。現在も同数の選手に、トレーニング
用にはロゴのないソックスを、レース用にはチームウェアに溶け込むデザインのソックスを特別に製造し提供しています。MBウェアは、単なるブランドではなく、自社開発&自社製造するファクトリー・ブランドです。トップレベルの選手へ提供し、フィードバックがもたらされ、それが開発に活かされるというハイレベルな循環が働いています。また、スイス・レーシング・アカデミーを公式にサポートしています。

MBウェアとプロロードレース

創業者(ティッチアーノ)より
「私たちは、プロの現役選手であった2014年に最初の試作品を作りました。すると、チームメート全員が使用するようになりました。その時はロゴも模様もない真っ白なソックスでした。その年のオフシーズンに、ロゴが決まり、会社を立ち上げました。その時はまだ製造機械を一つしか持たない会社でしたが、ワールドツアーの5チームと下位カテゴリーのプロチームに供給を始めていました。各チームにはスポンサー契約があったのでMBウェアのロゴは入れませんでした。
2015年にはジロ・デ・イタリア出場選手の内70%の選手がMBウェアのソックスを着用していました。そのために私たちは、真っ白でロゴのないソックスや、チームウェアに適したカスタマイズを行いました。2016年も同じ状況でした。現在、公式にソックスを提供するシューズメーカーやウェアメーカーが選手への働きかけを強めています。しかし、選手はMBウェアを使い続けています。大抵は真っ白または真っ黒でロゴのないものをトレーニングに使用し、レースにはチームウェアに合うようカスタマイズされた製品を使用しています。非公式ですが、選手の要望はMBウェアを着用することです。」

スイス・レーシング・アカデミーをサポート

MBウェアは、UCIヨーロッパツアーに参戦するスイス・レーシング・アカデミーを公式にサポートしています。2020年はチャレンジ・チクリスタ・マヨルカから始まり、年間約40レースを走ります。未来のトップ選手になることを夢見て野心的にトップカテゴリーを目指す若い選手達のハイレベルなレースを通じて製品にフィードバックがもたらされます。

トッププロが開発に参加

70%のシェアを占めたジロ・デ・イタリア2016年大会©Bike Forward

ジロ・デ・イタリアでは70%ものシェアを獲得しました。MBウェアのソックスが好まれる状況は、2015年にジロ・デ・イタリアで70%のシェアを達成した時点から現在まで同じ状況が続いています。MBウェアのロゴのないソックスを着用する選手もいれば、チームウェアに溶け込むようにグラフィックデザインが施されたソックスを着用する選手もいます。水面下では選手と各チームのスポンサーとの間でせめぎ合いが行われています。しかし、選手たちが望むのはMBウェアであり、またフィードバックは開発に活かされています。この状況は2020年になった今も変わりません。