ZIPPからディスクブレーキ用カーボンホイール「303 S」登場！汎用性の高さが魅力

Bicycle Club編集部

2020年05月06日

「ZIPP（ジップ）」から、新製品が登場。新しくなったブランドロゴをまとったディスクブレーキ用カーボンホイール「303 S」がラインナップに加わった。以下、プレスリリースより。

全く新しいリムプロファイルとデザインを採用した「303 S」

Zippの303 S Tubeless Discは、現代のサイクリストが求めるバランスの良い性能と、あらゆる路面を走破するための汎用性を低価格で実現するために開発されました。

最新のロードバイクは、どんな路面でもこれまで以上に汎用性が高く、しかもこれまでと同じように速く走れるようになりました。303 Sは全く新しいリムプロファイルとデザインを採用し、この新しいタイプのバイクでライダーのパフォーマンスを最適化します。

303 Sシリーズは303 Firecrest Tubeless Discの設計コンセプトを取り入れ、効率を高めることでスピードの向上を図ります。それは、風の抵抗、転がり抵抗、ライダーの疲労、および重量を減らしたホイールを作成することで達成されます。

重要な革新は、303 Sのリムデザインにあります。汎用性の高い45mmのリムの深さは、前身の302ディスクブレーキと同じです。しかし、フックレス形状になったリムは前作よりも2mm広い27mm、リム内幅にいたっては7mm広い23mmに拡張されました。
28mmタイヤで最速になるように設計されたこのリムプラットフォームは、少ない空気圧でもタイヤのたわみが少なくなることで転がり抵抗を減少させるとともに、振動を吸収してライダーの疲労を軽減。リムエッジ～タイヤ間の溝が浅くなったことでエアフローを最適化し、前作よりも空力性能を向上。さらにビードフックが無くなったことも併せて、大幅に重量を削減しました。

性能テストの結果、28mmタイヤを装着して平坦な舗装路を時速40kmで走行するのに必要な総パワーは、同クラスのホイールと比較して10ワットの節約を達成しています。

303 Sは、ZIPP最軽量のホイールセットの1つであり、28mmタイヤで最高のエアロパフォーマンスに最適化されていますが、幅50mmまでのグラベルタイヤを扱うことができます。

303 S TUBELES DISC-BRAKE

（WH-303-STLD-A1）
価格：フロント／68,200円、リア／73,600円

＜おもな特徴＞
・新しくなったブランドロゴを採用したNewグラフィックパターン
・28mmタイヤで最速となるように設計、幅広のグラベルタイヤにもフィット。
・ワイドリムはタイヤプロファイルを最適化し、特にチューブレスで低圧を実現。路面との接地面が大きくなることでグリップ性能が向上。ウェットコンディションの下り坂でもコーナリング、ハンドリングに安心感を。
・エアボリュームを増やしタイヤの空気圧を下げることで、振動の少ないコンプライアントな走りを実現します。
・低圧で幅広のタイヤを使用した場合、大幅なワット数の節約が可能。
・幅広のフックレスリムがタイヤ/リム間の溝を無くし、ドラッグを低減。
・76 / 176 DBハブ（センターロックインターフェイス）
・XDRボディオプション
・生涯保証

SPEC

SIZE (WHEELS)：700c
RIM CONSTRUCTION：Carbon
TIRE COMPATIBILITY：Clincher Tubeless Ready
BRAKE COMPATIBILITY：Disc (Center Lock)
WHEELSET WEIGHT：1,540g
RIM – INSIDE WIDTH：23mm
RIM PROFILE：Symmetrical
RIM FINISH：UD fiber / Bake-On labels / Matte clear coat
NIPPLE MATERIAL：Brass
SPOKE TYPE：CX-Sprint
SPOKE COUNT：24
SPOKE PATTERN：2 Cross
DRIVER BODY TYPE：n/a, SRAM XDR, SRAM/Shimano Road
AXLE TYPE (WHEELS)：TA 12×100, TA 12×142
BEARINGS：Cartridge – Stainless Steel
DRIVER MECHANISM：3 Pawls Leaf Spring