
世界自転車競技連合がスイスでのロード世界選手権の開催を断念、代替地を模索

Bicycle Club編集部
- 2020年08月13日
UCI(世界自転車競技連合)が9月20日からスイスで開催予定だったロード世界選手権の中止を発表した。これは新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、スイス連邦評議会が2020年9月30日まで1000人を超えるイベントを禁止する方針を維持する決定に従った形だ。ただ、世界選手権の中止が決定したわけではなく、ヨーロッパ内での代替地での開催を模索し、9月1日までに公表する模様だ。
UCIはヨーロッパでの代替大会を模索9月1日までに決定
UCIはスイス連邦評議会を受けて、エグル・マルティニー2020 UCIロード世界選手権の組織委員会と、カントン政治当局は、「エグル、マルティニーで世界選手権を主催するための条件が満たされなくなったと」としている。
したがってUCIは2020 UCI ロード世界選手権がエグル、マルティニーでの開催が不可能だと認めた。
ただ、UCIロード世界選手権のスポーツの重要性を考慮し、「UCIは、2020年のイベントが確実に行われるようにするための代替プロジェクトの発見に向けて作業することを明確にする。スイス以外での代替大会の可能性を示唆しており、UCIは、エグル、マルティニーと同じくらいのルートを提供でき、当初スイスで計画していたのと同じタイプのライダーに適したコースを持つホスト都市を探している」と声明を発表。
早期発表がアスリート、各国の自転車競技連盟および関係者にとって重要であることを意識しており、UCIはできるだけ早くより多くの情報を伝達し、遅くとも9月1日までに最終決定を下すとしている。
国際自転車連盟WEBサイト
https://www.uci.org/
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