ジロ、ブエルタは10月に時期を重ねての開催! UCIがワールドツアーカレンダーを更新
Bicycle Club編集部
- 2020年05月05日
UCI(世界自転車競技連合)が新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによる影響の深刻さを受け、中止要請していたレースについて、新しいカレンダーを発表した。
8月1日のストラーデビアンケからレースは再開され、ブエルタ・ア・エスパーニャが終わる11月8日までがワールドツアーのカレンダーとなる。また、ジロ・デ・イタリアは世界選手権が終わった10月3日からの開催となるが、後半はブエルタ・ア・エスパーニャと期間が重なることになるなど、各チームは選手のやりくりに追われそうだ。
また、以下の6つのイベントのキャンセルとなる。
E3ビンクバンククラシック(ベルギー)、ツール・ド・ロマンディ(スイス)、ツール・ド・スイス(スイス)、ボルタ・ア・カタルーニャ(スペイン)、イツリア・バスクカントリー(スペイン)、クラシカ・サンセバスティアン(スペイン)
このほか、各国の国内選手権は8月20日から23日までの期間に開催される予定だが、国ごとに開催が不可能な場合には別の日程になる場合がある。
ツールは8月、世界選手権は9月、国内選手権は8月22-23日
ジロ、ブエルアは世界選手権のあとに時期を重ねての開催
ドイツで開催される、ユーロアイズ・サイクラシックス・ハンブルグ、エッシュボルン・フランクフルトについては日程が保留となっている。
ツール・ド・フランスと世界選手権、さらにジロ・デ・イタリアとブエルタ・ア・エスパーニャの期間ががかぶることになる。このためワンデイレースではルールを変更し、人数を減らしての開催が可能なように調整する模様だ
このほかのスケジュールは5月20日までに発表予定
UCIは国際ロードカレンダーの他のすべてのイベント(UCI ProSeries、クラス1、クラス2、UCI Nationsカップ、Under-23およびJuniorカテゴリー、およびクリテリウム(男子と女子のイベント)は、各国の連盟と協議して行われ、遅くとも5月20日に発表するとしている。つまり、現在10月18日に開催予定となっている日本国内のジャパンカップについても、5月20日までに発表されることになる模様だ。
国際自転車連盟WEBサイト
https://www.uci.org/
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