BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • HATSUDO
  • Kyoto in Tokyo

STORE

  • FUNQTEN ファンクテン

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ
  • Bicycle Club BOX

ANCHOR(アンカー)・RL6D|ニューモデルインプレッション

注目の最新モデルを徹底インプレッション! 今回はロングライドからツーリングまで幅広い用途に対応したアルミディスクブレーキロード、ANCHOR・RL6D(アンカー・RL6D)を管洋介がテスト。果たしてその乗り心地は?

ニューモデルインプレッション
一覧はこちらから

幅広く楽しめるアルミディスクブレーキロード
「RL6D」

ブリヂストンサイクルが手がけるアンカーは、ロードレースからトラック、MTB、シクロクロスとあらゆるカテゴリーで日本ブランドを牽引するブランドだ。 チームの活躍からレーシングバイクのイメージが強いアンカーだが、趣味性の高いバイクも多く展開している。RL6Dはロングライドからツーリングまで幅広い用途に対応したアルミディスクブレーキロードだ。
アルミ素材にありがちな硬さを排除し、カーボンロングライドバイクの乗り心地を実現したリムブレーキモデルのRL6をベースとしてディスクブレーキを採用。雨天時でのコントロール性能を向上させ、32Cまで対応したタイヤクリアランスを確保。用途に合わせたタイヤ選択が可能になっている。
ロングライドにカテゴライズされるRL6Dだが、ロードバイクとして普遍的に求められるテクノロジーにおいては、レースバイクと同様のものを積極的にとり入れている。それがブリヂストンの誇るプロフォーマット技術だ。
これはブリヂストンタイヤの基盤技術部門とブリヂストンサイクルによる共同研究により生まれた推進力最大化解析技術で、ペダルを踏んだ力をムダなく推進力へと変換することを可能にする。
このテクノロジーは次のオリンピックでトラック競技の日本代表チームが使用するバイクにも生かされているもの。
RL6Dでは快適性という目的を加えることで、アルミバイクでありながらカーボンロングライドバイクのような乗り心地を実現しているのだ。
カーボンと比較してラフな扱いにも耐えるアルミフレームにより、輪行にも向くRL6D。ダウンチューブ下面にもボトルケージ台座を配置したことで、バイクパッキングスタイルのツーリングも楽しめる。通勤や通学からポタリング、ロングライド、ツーリングまで、ロードバイクを日々楽しみ続けるためのバイクへと仕上げられている。

ブレーキとシフトのケーブル類はダウンチューブに内装される。将来的な電動コンポーネントへのアップグレードも容易だ。

プロフォーマット技術から導き出されたフレーム形状を採用。ダウンチューブのBBとの接合部分を角断面としたことで、ペダリングパワーを後輪へと伝え、推進力に変換する。

振動吸収性に優れた軽量なフルカーボンフォークを採用。ディスクブレーキに合わせてスルーアクスル化され、制動力に対応するため剛性も向上した。

トップチューブからシートステーのゆるい弧を描くデザインによりアルミフレームにありがちな硬さを排除し、シルキーな乗り味を実現した。32Cのタイヤまで装着可能なクリアランスにより、さまざまな用途に対応する。

アンカー
RL6D

21万5000円(完成車/税抜)※試乗車は下記DTスイスホイール装備仕様の+2万円バージョン
■フレーム:プロフォーマットアルミA6061 ■フォーク:カーボンモノコック ■コンポーネント:シマノ・105 ■ハンドル:アンカー/日東・M101F ■ステム:アンカー・アルミ ■シートポスト:アンカー・アルミ ■サドル:セライタリア・X1 ■ホイール:DTスイス・P1800 スプライン DB 23 ■タイヤ:ブリヂストン・エクステンザRR-2X 700×28C ■サイズ:420、450、480、510、540mm ■カラー:オーダー ■試乗車重量:8.9kg(480mm/ペダルなし)

安定感のある乗り心地と優れた加速性能が同居する

ロングライド向けというとおり、非常に安定感のある設計が際立つバイクだ。低重心で安定感が高く、穏やかかつ滑らかな挙動によって、コーナリングでも確実にコントロールしながら曲がっていける。ペダリングに対するトルクキャッチはマイルドさがあるが、それでも踏む力をムダなく受け止めて、初速から中速域に向けて非常に高い巡航速度に乗せていける。数回踏んだだけで力をゆるめて気持ちよく巡航モードに入れるテイストだ。
中速から高速へスピードアップしたい場合、アグレッシブにペダルを踏んでいくと、すぐにバイクが大きな波に乗せてくれるようにフォローしてくれる。また高トルクで踏んでも疲労しづらいのも特徴といえるだろう。
油圧ディスクブレーキのタッチも軽く、あらゆる路面状況や疲れの出てくるエンデュランスライドの後半でも確実な制動が可能だ。確実にバイクをコントロールできるという自信をもって乗ることができ、安心してペダリングしていけるバイクといえる。
非常に乗りやすいバイクで、ロングライドやツーリングはもちろん、ロードバイクの楽しさの基本といえる、ペダルを踏んだ以上の気持ちいい加速性能も兼ね備えている。さまざまな楽しみ方を広げてくれる一台といえる。

インプレッションライダー
管洋介

競技歴23年のベテランライダーで自身のチーム、アヴェントゥーラサイクリングの代表も務める。長年の経験を生かした的確なインプレッションが持ち味。身長168cm。

ニューモデルインプレッション
一覧はこちらから

管洋介のその他の記事は
こちらから

問:ブリヂストンサイクル www.bscycle.co.jp/anchor

出典

SHARE

PROFILE

管洋介

Bicycle Club / 輪界屈指のナイスガイ

管洋介

アジア、アフリカ、スペインなど多くのレースを走ってきたベテランレーサー。アヴェントゥーラサイクリングの選手兼監督を務める傍ら、インプレやカメラマン、スクールコーチなどもこなす。

管洋介の記事一覧

アジア、アフリカ、スペインなど多くのレースを走ってきたベテランレーサー。アヴェントゥーラサイクリングの選手兼監督を務める傍ら、インプレやカメラマン、スクールコーチなどもこなす。

管洋介の記事一覧

No more pages to load