自転車通勤の悩みどころ「晴れのち雨」なら、帰りはミニベロを折りたたんで電車で!
山口
- 2020年06月16日
コロナウイスルス蔓延防止対策として注目されている自転車通勤。朝の混雑する電車を回避する手段として注目されているが、梅雨のこの時期は「晴れのち雨」のように天候が不安定で困ることも多い。そこで、今回はその解決策として、コンパクトに折りたためるミニベロを使い、帰宅時に折りたたんで電車に乗せる輪行を試してみた。
混雑する朝の時間帯は電車を避けたい
自転車通勤するようになると、天気予報をこまめにみるようになる。
ただし、梅雨から夏にかけて、朝は晴れているのに、夕方から雨というケースは、自転車で出かけるが、電車にするか迷うところ。ただし、会社まで自転車だと間に合うのに、電車だと時間が間に合わないケースもある。そうなると夕方に雨が降ることがわかっていても、自転車で出かけるしかない。
さらに、夏になると朝は晴れていても雷雨というケースもある。多少の雨なら帰れるが、ゲリラ豪雨のなか自転車で帰るのはおススメできない。
そこでミニベロで輪行することを試してみた
そこで今回、雨の日を仮定して、ミニベロで帰宅してみた。試してたバイクは万能コミューター「iruka(イルカ)」だ。簡単に折りたたむことができるので、仮に帰りの電車が混雑しても、フルサイズのバイクよりかはまわりに迷惑をかけないと考えたからだ。
rukaは折りたためば78×48×35㎝までコンパクトになり、さらに18インチホイール採用なので、700Cホイールのバイクに比べればかなりコンパクトだ。
irukaの場合、10㎞を超えなければ快適に会社までいくことができ、さらに輪行するとコンパクトになる、まさにいいとこどりた。さらに、会社で起きスペースがない場合でも、このサイズならばデスクまわりにおいておくことも許されやすい。
ウエアは電車にも乗れて、ライドでも便利な reric PLUS・ストライプピケハーフジップジャージ 9,350円(税込) https://reric.jp/fs/reric/rericplus/5100104
帰りの通勤でドキドキしながら輪行してみた
iruka用輪行袋、この夏発売予定
夜8時、ちょっと遅めの時間に通勤電車に乗ってみたが、まだテレワーク、時差通勤の影響で電車はいつもの混雑よりかはましなほうだった。さらにirukaのコンパクトさなら許される込み具合だった。
これが、車内での足元。大型のトランクに比べればコンパクトなので、まわりの乗客に迷惑をかけることもない。これならいつものフルサイズのロードバイクを持ち込むような冷たい目線は感じない。
雨の予報の日に、このミニベロと輪行という方法を試してみよう。
ただし、混在している電車は避けたいところ。いくらコンパクトなミニベロとはいっても、それはマナー違反だ。そこで、混雑しない電車を選ぶことも大切、最近ではNAVITIMEやYahoo路線情報など電車の混雑をチェックできるアプリなどで事前に知らべておけば、電車が込んでいて乗れないなんてことも回避できる。
iruka
さらにサドルを下げてペダルをたためば、このうえなくコンパクトなスリープモードに。開発者の小林正樹さんがirukaの折りたたみ作業を実演。
SPEC
21万2800円(税抜)フレーム:6061アルミニウム コンポ:シマノ・アルフィーネ内装8段 ホイールサイズ:18インチ タイヤ:18×1.25 折りたたみサイズ:78×48×35㎝ カラー:シルバー、ストームグレー、ブラック
問:イルカ www.iruka.tokyo
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- Bicycle Club
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PROFILE
バイシクルクラブ編集長。かつてはマウンテンサイクリングin乗鞍で入賞。ロード、シクロクロスで日本選手権出場経験をもつ。47歳を迎えた現在ではレースだけではなく、サイクリングを楽しむためために必要な走行環境やサイクルツーリズムなどの環境整備などにも取り組んでいる。