BRAND

  • Lightning
  • 2nd(セカンド)
  • CLUTCH Magazine
  • EVEN
  • BiCYCLE CLUB
  • RUNNING style
  • NALU
  • BLADES(ブレード)
  • RIDERS CLUB
  • CLUB HARLEY
  • DUCATI Magazine
  • flick!
  • じゆけんTV
  • 湘南スタイルmagazine
  • ハワイスタイル
  • buono
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • Kyoto in Tokyo

Withコロナでグループライド解禁! スペインでは20人、ドイツでは10人まで【 #RideSolo】

コロナウイルスまん延防止のためにいままで編集部ではRideSolo、つまり一人もしくは、家族単位でのライドを推奨してきたが、条件がそろえば節度のあるグループライドが可能になってきた。Withコロナのサイクリングでは、どれくらいの人数まで許されるのか? を考えてみよう。

6月19日からステップ2へ、県をまたいだ移動も自粛解除に

資料「内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室長 移行期間における都道府県の対応について、イベント開催制限の段階的緩和方針の目安」より

新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針では6月19日からはステップ2となり、一部首都圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)、北海道との間の移動も自粛しなくてよいことになり、イベントも特定の地域からの来場を見込み、人数を管理できるものは可としている。

なので、政府の方針に沿った形でWithコロナスタイルを守っていれば、グループライドも可能となる。ただし、合理的な感染リスクに加え、利用する地域に理解を得る、コミュニケーションも必要となる。

資料「内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室長 移行期間における都道府県の対応 について、イベント開催制限の段階的緩和方針の目安」より

日本政府の示した「イベント開催制限の段階的緩和方針の目安」によると、6月19日より屋外でのイベントは1000人までは十分な間隔を開ければ開催できることになった。

ちなみに世界ではグループライドはどうなのか?

いっぽう世界をみていくと、コロナウイルス感染拡大していたスペインでは、6月9日からスペイン政府がコロナウイルスまん延防止対策のフェース3に緩和したことから、20人までのグループライドが許可されるようになり、いままであった時間制限もなくなった。
また、ドイツ在住のサイクリスト、中村達人さんによるとヘッセン州では5月26日から同居人だけしか許されなかった屋外でのグループ活動が、10人まで許可されたことから、グループライドも許されるようになった。
また、いままで厳格にグループライドを禁止していたシンガポールでも、6月18日から5人までのグループライドが許されるようになった。

スペイン王立自転車連盟の公式WEBサイト
https://rfec.com/index.php/es/smartweb/seccion/noticia/rfec/home/42494-Comunicado-de-la-RFEC-respecto-a-las-nuevas-condiciones-para-la-practica-de-ciclismo-en-Fase-3?fbclid=IwAR2LnE-HeYmWIZWitcsqKRRwC_TzCYFsscR41tYHt3tZaBQbav42oIk43Bc

シンガポールではマスクが義務だが
自転車乗車中はマスクを外してよい

林啓一
東京大学医学部卒。小児科を専攻し、現在はシンガポールのクリニックで小児科に加えてプライマリーケアを担当。写真は所属するシンガポールのアマチュアチームAllied World – Treknology3、著者は左
PHOTO:Allied World – Treknology3(撮影はコロナウイルスまん延前)

ここではシンガポールで医師として働いている強豪ホビーライダーの林啓一先生に話を聞いてみた。

そもそも医療従事者以外のマスクは、他の人に感染を広めないようにということなので、WHOも米国CDCも症状がある人が感染を広げないようにマスクするようにとしていました。

3月頃に新型コロナ感染は症状が出る前でも他の人に感染させることもあると分かってくるにつれて、感染の連鎖を効率的にたちきるには、症状ある人だけがマスクするのではなく、症状のない人もマスクをするユニバーサルマスクが他の予防手段とともに推奨となりました。

シンガポールでは3月までマスク着用は20%だけでしたが、ユニバーサルマスク、つまり全員がマスクをつけることが推奨となってからは90%がマスクをしていますが、ランニングサイクリングどころか運動としての早歩きやハイキングでもマスクは不要です。

ランニングやサイクリング時にはスリップストリームに入っていると、より飛沫が1.5mを越えて飛んでいるのではというComputational Fluid Dynamics (CFD)の論文とその印象的な画像から1.5mや6フィートの距離を保っても十分でないかもしれないとのプレプリントが大きく報道されました。

あくまでも理論的な話であり、実際に感染するかどうかは、大気が拡散する屋外、風も吹く屋外では今後の査読やデータ待ちとなります。

しかし、ノーベル賞受賞者で今回のコロナ禍でもオピニオンリーダーでもある山中教授がエチケット的にバフを推奨したこと、日本では皇居周辺など混み合うランニング場所もあり、自粛しあう風潮もありランニングや運動中もマスクしないといけないようなプレッシャーがあると聞きました。

一方で、中国でN95 を含むマスクを装着したまま亡くなる人が複数報道されています。屋外で激しい運動時には呼吸抵抗になること、特にマスクが汗や呼気で湿気を帯びるとさらに呼吸抵抗が上がることなどから屋外で距離が保てる運動のマスクはデメリットがメリットを上回ると考えられるので、今回のWHOの推奨になっています。

ある人だけにマスク推奨だったのが、ユニバーサルマスク推奨になったように今後の知見によっては推奨が変わることもありえますが、現状は 屋外での運動時はマスクするメリットよりはデメリットの方が上回ります。

シンガポールの自転車連盟からはイラストのようにライドが終わったらすぐにマスクをできるように持ち運びライドが終わり、距離が保てない状況では速やかにマスクできるようにする必要はあります。

シンガポール自転車連盟が推奨するグループライドは5人まで

シンガポール自転車連盟(SCF)のフェイスブックページより
https://www.facebook.com/singaporecyclingfederation/

シンガポール自転車連盟はスポーツシンガポールと協議して、最大5人のグループライドをみとめるようになった。ただし、連絡先が分かる人や身内であることを条件にしている。
また、一人でサイクリングしている場合は他のサイクリストから少なくとも3 mの距離を守り、 スリップストリームに入ることを避けることを推奨している。
グループでサイクリングする場合も、そのグループは別のグループとは少なくとも3 m離れること、さらにスリップストリームを避けるため, グループ間の安全な距離をあけ、 他のグループと混ざらないことを推奨している。
このほか、家のからスタートするのはしょうがないが、できれば人の少ない、交通密度の低い地域を、交通ルールを守って走るように要請している。

国土全体が都市という特殊なシンガポールは、コロナウイルスのまん延の封じ込めに厳しく対処している印象だ。

そろそろ“RideSolo”(ライドソロ)を解除する時期に

いままで編集部では「一人で走る“#RideSolo”(ライドソロ)」をお勧めしてきましたが、ようやくいったん解除できる状況になってきました。

ただし、各国、地域ごとの事情。そして刻一刻と変化すると状況のなか、Withコロナスタイルで安全に自転車に乗ることをおすすめします。

いままでクルマ、自転車、そして歩行者の間は安全のため距離1.5mが求められてきた。そしてCOVID-19の感染拡大対策として、さらに人と人と社会的距離(SOCIAL DISTANCE)も求められる。そのキーワードが”#RideSolo”だ。

※新型コロナウイルス(COVID-19)に関する最新情報はスポーツ協会、 厚生労働省 や 首相官邸、お住まいの各自治体など公的機関の情報でお確かめください。

参照

スポーツ協会「スポーツイベントの再開に向けた感染拡大予防ガイドライン」
https://www.japan-sports.or.jp/about/tabid1278.html

厚生労働省「新型コロナウイルス感染症について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

首相官邸
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html

 

SHARE

PROFILE

BiCYCLE CLUB 編集部

BiCYCLE CLUB 編集部

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

BiCYCLE CLUB 編集部の記事一覧

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

BiCYCLE CLUB 編集部の記事一覧

No more pages to load