
イタリア自転車レース「ミラノ~サンレモ」がコロナ禍でコース変更291㎞から299㎞へ

Bicycle Club編集部
- 2020年07月29日
8月8日(土)に開催となった有名なイタリアのロードレース「ミラノ~サンレモ」が、コース上の自治体からコロは新型コロナウイルス感染防止のため反対され、コース変更を余儀なくされた。もともとミラノ~サンレモは291㎞という長距離レースだったが、この変更により299㎞という前代未聞の長さとなる。先日7月22日主催者RCSスポーツがバーテのヴィットリア本社で開催へ向けたプレゼンテーションを開催したときには、従来の通りのコースを発表したが、7月29日に変更が発表された。
従来の地中海沿いではなく、内陸のコースへ
この変更はミラノ~サンレモが通過する自治体、サヴォーナ州の16地方の市長のうち13人がコロナウイルスの感染拡大の観点から反対によるものだ。そこで、スタートのミラノとゴールのサンレモは変わらなかったが、途中内陸部を走るコースとなり、異例の300㎞近い299㎞のコースとなった。
より長く、獲得標高が増え厳しいコースに
従来のコース
新しいコース
ミラノをパレードスタートしたレースは、Nuova Vigevaneseからリアルスタートになる。内陸部のナバ峠など2つの峠を越えて一気に下り、従来のコースにある名所、チプレッサとポッジオを上ってゴールとなる。だらだら上りから、一気に下りながらの高速レース展開となりそうだ。
チプレッサは長さが約5.6kmで、勾配は4.1%
ポッジオは長さ約3.7㎞、3.7%の勾配
大会公式WEBサイト
milanosanremo.it
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Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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