
コロナ被害の地イタリア・ベルガモの自転車レース「イル・ロンバルディア」コース変更

Bicycle Club編集部
- 2020年08月11日
8月15日(土)に開催される有名なイタリアのロードレース「イル・ロンルティア」が、8月11日にコース変更を発表、距離が243㎞から231㎞に変更される。
スタートはイタリアでも新型コロナウイルスによる被害の大きかった都市、ベルガモをスタートし、自転車教会があることで有名なマドンナ・デル・ギサロを経て、コモ湖畔へゴールする。
このイル・ロンバルディアは先日開催された「ミラノ~サンレモ」などと並ぶ5大クラシックレースのひとつで、「モニュメント」と呼ばれる特別なレースだ。
劇坂が待ち構えるコース! 落ち葉のクラシックが真夏に開催
コースは基本変更はないが、一部ショートカットすることで距離が短くなった。ガリョ峠、ブランツァ峠、マドンナ・デル・ギザロ。そして最大傾斜30%ともいわれるソルマノ峠、シヴィグリオ、サンフェルモ・デラ・バタグリアといった劇坂を越えていく。選手たちは従来の厳しいコースに加え、8月の猛暑というさらなる敵と戦わないといけない。
昨年の勝者モレマ、急上昇のイヴェネプールなどに注目
昨年先頭集団から抜け出し16秒差をつけて優勝した。モレマ
各チームの出走リストをチェックすると、注目は昨年覇者バウケ・モレマ(オランダ)のいるトレック・セガフレード。ヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア)とジュリオ・チッコーネ(イタリア)も参加する。このほか、ブエルタ・ブルゴス、ツール・ド・ポローニュで総合優勝している今シーズン好調の若手レムコ・イヴェネプール(ベルギー/ドゥクーニンク・クイックステップ)、さらに昨年のジロの覇者で、ロンバルディアで3位だったリチャル・カラパス(ベネズエラ/チームイネオス)など、上りに強いライダーをチェックしよう。
昨年は観客であふれかえった沿道
大会公式WEBサイト
milanosanremo.it
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