
カブト・イザナギ【チェック戦隊BCレンジャー】
- 2020年08月23日
編集部が気になるパーツやアクセサリーをインプレッション! それぞれのメンバーが気になるアイテムをチェック。今回は、編集長・岩田が「カブト・イザナギ」をテスト!
フィット感サイコー!
カブトの新フラッグシップ
カブト
イザナギ
3万3000円(税抜)
サイズ:XS/S、S/M、L
カラー:ホワイト、メタリックレッド、メタリックブルー、メタリックグリーン、マットブラック、グレーイエロー
重量:225g(S/M)
規格:JCF公認
仕様:フローティング構造、ボアフィットシステム、レインフォースメントブリッジ
これまでカブトのトップモデルは、冷感のゼナード、軽量のフレア、そして空力のエアロ-R1の3本柱だった。そしてそこに登場したイザナギは、そのすべてを兼ね備えた最上級モデル。まるでスペシャライズド・ターマックSL7のような「1モデルで全部まかせとけ!」なヤツだ。手にしてみると、通気穴が大きいわりに、本体の剛性がすごく高い。手で力を加えてみても、たわみが少ないのだ。これはレインフォースメントブリッジが効いているためだろう。デザインはゼナードにくらべて少し丸っこい。シャープさはないが、落車時に路面に引っかかることなく衝撃をうまくいなしてくれそうだ。アジャストが充実しているのも魅力。「被り」の深さを上下8段階に調節できるだけでなく、後頭部サポート部分の幅まで2段階調節できる。そしておでこの部分パッドとアジャスターを連結させたことで、ボアダイヤルを締め込むと全体が頭の形にフィットしていく。これは気持ちいい! さすがはフラッグシップ、な逸品です。
フロントのパッドと本体との間にすきまが開き、額が直接本体に当たらないのがすごい。なるほど、これがフローティング構造なのね。
同梱されているウルトラスウェットパッド。ラバーベルトが付いていて、これが汗を左右に逃がしてくれる。走り終わるとぐっしょりですが。
これまでヘルメットが斜めになるのが悩みだった
頭の形がいびつなんだろう。これまでのモデルだと、正面から見て中心が少し左右にズレるのが悩みだった。しかしコレはそうならない! フローティング構造ってすごいなー、と感心している。
問:オージーケーカブト
www.ogkkabuto.co.jp/bicycle
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PROFILE

Bicycle Club / 編集長
岩田
バイシクルクラブ 編集長。自転車雑誌の編集長を14年以上務める。自転車雑誌の編集は通算20年近い。人生100年として、もう5分の1を自転車雑誌で過ごしている。物欲おじさんライダーの代表。
バイシクルクラブ 編集長。自転車雑誌の編集長を14年以上務める。自転車雑誌の編集は通算20年近い。人生100年として、もう5分の1を自転車雑誌で過ごしている。物欲おじさんライダーの代表。