
【TEAM ユキヤ通信2020 №30】フランス伝統の1dayレースは激しい雨と低気温での消耗戦に

Bicycle Club編集部
- 2020年08月26日
8月25日にフランス・ブルターニュ地方のプルエーで開催された『Bretagne Classic – Ouest-France (ブルターニュ・クラシック1.UWT)』に参戦した新城選手。
このレースはグランプリープルエーとして84年の歴史あるもフランス伝統の1dayレースのひとつですが、今年はコースレイアウトが大きく変更となり、何度か出場経験のある新城選手にとっても未知のレースとなった。
急こう配の丘が連続する起伏に富んだ247km。総獲得標高は3500mに及ぶハードなコースに加え、激しい雨と予想外の低い気温で選手たちにとっては消耗戦に。チームはガルシア・コルティナ(スペイン)が10位に入り、最後までメイン集団の中で粘りを見せた新城選手はトップから5秒遅れの30位で無事にレースを終えた。
先頭6名でのゴールスプリント、この後続メイン集団の中に新城が含まれている Photo Cor Vos
新城選手はUCIポイントを16点獲得。東京オリンピック代表選考ポイント係数6のワールドツアーだったため、今回のレースで96ポイントを加算した。
マスク着用でチームプレゼンテーションに登場するバーレーン・マクラーレン Photo Cor Vos
以下、レース後の新城選手のコメント。
『天気予報は晴れで、雨は降らない予報だったが、ブルターニュ地方らしい変わりやすい天気で、スタート15分ほど前に急に雨が振りだした。これは通り雨だろうと、タイヤの空気圧も晴れ仕様でスタートラインに並んだのが、間違いだった。
スタートし100km近く走ったのに一向に雨が止まず、その時にはもう、何度タイヤが滑っていて、転ばなかったことが信じられなかったくらいだった。晴れ仕様の空気圧で雨のブルターニュの路面は無理があったかと。
下りのコーナーでいちいち、ポジションを下げてしまって、無駄に脚を使ってしまっていた。脚の調子は最高ではなかったが悪いなりには最終局面まで残る事ができたが、それは集団に残れるだけの脚であって、勝負に絡める勝てる脚ではなかった。一緒に最後までメイン集団に残ったコルティナは10位だった。自分もそれぐらいの調子にならないとね!明日からポアトゥー頑張ってきます。』
新城選手は27日~30日まで、フランスの自宅からほど近いトレーニングコースでもあるポワトゥー・シャラント地域で開催される4日間のステージレース『Tour Poitou-Charentes(UCI2-1)ツアー・ポワトゥー・シャラント』に出場する。
レース公式サイト
https://www.tour-poitou-charentes.com/
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