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ツール・ド・フランス2020スタートリスト【保存版】

第107回目となるツール・ド・フランスが、8月29日いよいよフランス南部のニースをスタートする。2か月遅れでスタートするツール、今回は9月20日にパリでのゴールとなる。ここではその全22チーム、176選手のリストを公開。チームのおもな出場メンバーを紹介しよう。

イネオス・グレナディアス(イギリス)

ともにツール・ド・フランス個人総合優勝経験のあるクリストファー・フルーム(イギリス)とゲラント・トーマス(イギリス)がツール・ド・フランス出場メンバーから外れた。フルームはブエルタ・ア・エスパーニャ、トーマスはジロ・デ・イタリア出場をそれぞれ目指す。今回からスポンサー名にイネオスが製造するSUVグレナディアが名称に加わり、チームカラーも刷新した。

1 エガン・ベルナル(コロンビア)

2 アンドレイ・アマドール(コスタリカ)

3 リチャル・カラパス(エクアドル)

4 ジョナタン・カストロビエホ(スペイン)

5 ミハウ・クフィアトコフスキ(ポーランド)

6 ルーク・ロウ(イギリス)

7 パヴェル・シヴァコフ(ロシア)

8 ディラン・ファンバーレ(オランダ)
PHOTO:A.S.O./Pauline Ballet

チーム ユンボ・ヴィズマ(オランダ)

昨年のツールで個人総合3位に入ったステフェン・クライスヴァイク(オランダ)が、ツール前哨戦クリテリウム・デュ・ドーフィネでの落車による肩の骨折や脱臼の影響で出場メンバーから外れた。クライスヴァイクはプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)、トム・デュムラン(オランダ)とともにユンボ・ヴィズマの3枚エースの一角を担うことが期待されていた。

11 プリモシュ・ログリッチ(スロベニア)

12 ジョージ・ベネット(ニュージーランド)

13 トム・デュムラン(オランダ)

14 ロベルト・ヘーシンク(オランダ)

15 アムントグレンダール・ヤンセン(ノルウェー)

16 セップ・クス(アメリカ)

17 トニー・マルティン(ドイツ)

18 ワウト・ファンアールト(ベルギー)

PHTO
https://www.teamjumbovisma.com/

ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)

ツール史上最も表彰台立っているサガン率いるボーラ・ハンスグローエ。今年もマイヨ・ベールへ期待がかかる。

21 ペテル・サガン(スロバキア)

22 エマヌエル・ブッフマン(ドイツ)

23 フェリックス・グロスチャートナー(オーストリア)

24 レナード・ケムナ(ドイツ)

25 グレゴール・ミュールベルガー(オーストリア)

26 ダニエル・オス(イタリア)

27 ルーカス・ペストルベルガー(オーストリア)

28 マキシミリアン・シャフマン(ドイツ)

PHOTO:A.S.O./Pauline Ballet

AG2Rラモンディアール(フランス)

当初ツール出場回避とジロ挑戦を明言していたロマン・バルデ(フランス)だったが、大会日程の変更もあって最終的にツールへの出場が決まった。来シーズンはサンウェブへの移籍が決まっており、このチームでの最後のツールとなる。過去2回個人総合表彰台に上り、昨年は山岳賞を獲得したバルデがエースとして出場する。当初エースとして走る予定だったピエール・ラトゥール(フランス)も出場。2018年に新人賞を獲得しており、個人TTにも強い彼もエース格で、ダブルエース体制が敷かれるかもしれない。

31 ロマン・バルデ(フランス)

32 ミカエル・シュレル(フランス)

33 ブノワ・コヌフロワ(フランス)

34 ピエール・ラトゥール(フランス)

35 オリバー・ナーセン(ベルギー)

36 ナンズ・ピーターズ(フランス)

37 クレマン・ヴァントゥリーニ(フランス)

38 アレクシー・ヴィエルモ(フランス)

ドゥークニンク・クイックステップ(ベルギー)

昨年のツールで14日間マイヨジョーヌを守り、ステージ2勝を挙げたジュリアン・アラフィリップ(フランス)中心のメンバー構成。2018年のジロ・デ・イタリア第7ステージで優勝経験があり、今季からチームに加入したサム・ベネットも出場予定だ。

41 ジュリアン・アラフィリップ(フランス)

42 カスパー・アスグリーン(デンマーク)

43 サム・ベネット(アイルランド)

44 レミ・カヴァニャ(フランス) 

45 ティム・デクレルク(ベルギー)

46 ドリス・デヴェナインス(ベルギー)

46 ボブ・ユンゲルス(ルクセンブルク)

47 ミケル・モルコフ(デンマーク)

 

グルパマ・エフデジ(フランス)

ティボー・ピノ(フランス)が今年も絶対的なエースとして出場し、35年ぶりのフランス人の個人総合優勝者となることが期待される。前哨戦のクリテリウム・デュ・ドーフィネでの落車による負傷からどのぐらい回復しているかに注目だ。アシスト勢は個人TTスイスナショナルチャンピオンのシュテファン・キュング(スイス)やダヴィ・ゴデュ(フランス)、ベテランのウィリアム・ボネ(フランス)らが固める。

51 ティボー・ピノ(フランス)

52 ウィリアム・ボネ(フランス)

53 ダヴィ・ゴデュ(フランス)

54 シュテファン・キュング(スイス)

55 マチュー・ラダニュ(フランス)

56 ヴァランタン・マデュアス(フランス)

57 ルディ・モラール(フランス)

58 セバスティアン・ライヒェンバッハ(スイス)

PHOTO:A.S.O./Pauline Ballet

チーム バーレーン・マクラーレン(バーレーン)

「ライド・アズ・ワン」をチームのモットーに、ミケル・ランダをエースに据えてツールに挑む。同チームに所属する新城幸也は、ツールのメンバーには入らなかったが、10月開催のブエルタに出場予定だ。

61 ミケル・ランダ(スペイン)

62 ペリョ・ビルバオ(スペイン)

63 ダミアーノ・カルーゾ(イタリア)

64 ソンニ・コルブレッリ(イタリア)

65 マルコ・ハラー(オーストリア)

66 マテイ・モホリッチ(スロベニア)

67 ワウト・プールス(オランダ)

68 ラファエル・バルス(スペイン)

EFプロサイクリング(アメリカ)

リゴベルト・ウランとクリテリウム・デュ・ドーフィネで総合優勝を飾ったダニエル・マルティネスもおり、山岳で強さを見せてくれる。

71 リゴベルト・ウラン(コロンビア)

72 アルベルト・ベッティオル(イタリア)

73 ヒュー・カーシー(イギリス)

74 セルジオ・イギータ(コロンビア)

75 イェンス・クークレール(ベルギー)

76 ダニエル・マルティネス(コロンビア)

77 ニールソン・ポーレス(アメリカ)

78 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ)

PHOTO:A.S.O./Pauline Ballet

チーム アルケア・サムシック(フランス)

プロコンチネンタルチームながら、ジロ優勝、ツールでも2度の2位の経験をもつエースのナイロ・キンタナを中心に上位に食い込んでくる可能性がある。

81 ナイロ・キンタナ(コロンビア)

82 ウィネル・アナコナ(コロンビア)

83 ワレン・バルギル(フランス)

84 マキシム・ブエ(フランス)

85 ダイエル・キンタナ(コロンビア)

86 ディエゴ・ローザ(イタリア)

87 クレモン・ルッソ(フランス)

88 コナー・スウィフト(イギリス)

PHOTO:A.S.O./Pauline Ballet

モビスター チーム(スペイン)

かつてミゲール・インデュラインを擁したバネストから続く名門チーム。直前までメンバーを発表してこなかったモビスター。エースアレハンドロ・バルベルデを中心にひと暴れを期待する。

91 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)

92 ダリオ・カタルド(イタリア)

93 イマノル・エルビティ(スペイン)

94 エンリク・マス(スペイン)

95 ネルソン・オリヴェイラ(ポルトガル)

96 アントニオ・ペドレロ(スペイン)

97 マルク・ソレル(スペイン)

98 カルロス・ベローナ(スペイン)

トレック・セガフレード(アメリカ)

7月のワールドツアー再開を前に、いち早くツールの出場予定メンバーを発表。バウケ・モレマ(オランダ)とリッチー・ポート(オーストラリア)を総合のリーダーとするチーム構成だ。

101 リッチー・ポート(オーストラリア)

102 ニクラス・エイ(デンマーク)

103 ケニー・エリッソンド(フランス)

104 バウケ・モレマ(オランダ)

105 マッズ・ピーダスン(デンマーク)

106 トムス・スクインシュ(ラトビア)

107 ジャスパー・ストゥイベン(ベルギー)

108 エドワード・トゥーンス(ベルギー)

CCCチーム(ポーランド)

リオ五輪ロード金メダリストのグレッグ・ファンアーヴェルマートを中心としたメンバー。区間優勝を狙えるシモン・ゲシュケ、イルヌル・ザカリンなどもメンバーにいる。

111 グレッグ・ファンアーヴェルマート(ベルギー)

112 アレッサンドロ・デマルキ(イタリア)

113 シモン・ゲシュケ(ドイツ)

114 ヤン・ヒルト(チェコ)

115 ヨナス・コッホ(ドイツ)

116 ミヒャエル・シェアー(スイス)

117 マッテオ・トレンティン(イタリア)

118 イルヌル・ザカリン(ロシア)

PHOTO:A.S.O./Pauline Ballet

コフィディス(フランス)

大学院卒の「哲学者」の異名を持つギヨーム・マルタンがエース。昨年のヨーロッパチャンピオンエリア・ヴィヴィアーニ、スペイン選手権で惜しくも敗れたヘスス・エラダもメンバー入りしている。

121 ギヨーム・マルタン(フランス)

122 シモーネ・コンソンニ(イタリア)

123 ニコラ・エデ(フランス)

124 ヘスス・エラダ(スペイン)

125 クリストフ・ラポルト(フランス)

126 アントニー・ペレス(フランス)

127 ピエールリュック・ペリション(フランス)

128 エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア)

UAEエミレーツ(UAE)

エースは昨年ブエルタ・ア・エスパーニャで3位となったタデイ・ポガチャル。さらにブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝経験のあるファビオ・アルー、さらに先日のクリテリウム・ドゥ・ドーフィネで区間優勝したダビデ・フォルモロなどを擁する。

131 タデイ・ポガチャル(スロベニア)

132 ファビオ・アルー(イタリア)

133 ダビ・デラクルス(スペイン)

134 ダビデ・フォルモロ(イタリア)

135 アレクサンドル・クリストフ(ノルウェー)

136 ベガールステイク・ラエンゲン(ノルウェー)

137 マルコ・マルカート(イタリア)

138 ヤン・ポランツ(スロベニア)

アスタナ プロチーム(カザフスタン)

2018年のジロ・デ・イタリアとブエルタ・ア・エスパーニャで3位に入り、グランツール5大会連続個人総合1桁順位と安定した成績を残すミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア)をエースに据える布陣。上りだけでなく下りも速いベテラン、ルイスレオン・サンチェス(スペイン)やイサギレ兄弟らアシストも充実。

141 ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア)

142 オマール・フライレ(スペイン)

143 ユーゴ・ウル(カナダ)

144 ゴルカ・イサギレ(スペイン)

145 ヨン・イサギレ(スペイン)

146 アレクセイ・ルツェンコ(カザフスタン)

147 ルイスレオン・サンチェス(スペイン)

148 アロルド・テハダ(コロンビア)

ロット・スーダル(ベルギー)

昨年のツールで最終ステージを含む3勝を挙げ、今季もすでに4勝を挙げている好調のカレブ・ユアンが中心のチーム構成。フィリップ・ジルベール(ベルギー)、ジョン・デケンコルプ(ドイツ)らベテラン勢の活躍にも注目だ。一方で、昨年15日間山岳賞ジャージを着用して今大会でも活躍が期待されたティム・ウェレンス(ベルギー)は、直前のトレーニング時の事故で負傷し、欠場することになった。

151 カレブ・ユアン(オーストラリア)

152 ステフ・クラス(ベルギー)

153 ジャスパー・デブイスト(ベルギー)

154 トーマス・デヘント(ベルギー)

155 ジョン・デゲンコルプ(ドイツ)

156 フレデリック・フリソン(ベルギー)

157 フィリップ・ジルベール(ベルギー)

158 ロジャー・クルーゲ(ドイツ)

PHOTO:A.S.O./Pauline Ballet

ミッチェルトン・スコット(オースラトリア)

2016年に新人賞を獲得しているアダム・イェーツがエース。ただ、来期イネオス・グレナディアスへの移籍するためこのチームでの最後のツールとなる。

161 アダム・イェーツ(イギリス)

162 ジャック・バウアー(ニュージーランド)

163 サムエル・ビューリー(ニュージーランド)

164 エスデバン・チャベス(コロンビア)

165 ダリル・インピー(南アフリカ)

166 クリストファー・ユールイェンセン(デンマーク)

167 ルカ・メズゲッツ(スロベニア)

168 ミケル・ニエベ(スペイン)

イスラエル・スタートアップネイション(イスラエル)

来期、クリストファー・フルームが所属することで注目されているイスラエル・スタートアップネイション。エースはダニエル・マーティン。スプリンターのアンドレ・グライペルのマイヨベールにも期待したい。

171 ダニエル・マーティン(アイルランド)

172 アンドレ・グライペル(ドイツ)

173 ベン・ヘルマンス(ベルギー)

174 ユーゴ・オフステテール(フランス)

175 クリスツ・ニーランズ(ラトビア)

176 ガイ・ニーブ(イスラエル)

177 ニルス・ポリッツ(ドイツ)

178 トム・ファンアスブロック(ベルギー)

PHOTO:A.S.O./Pauline Ballet

トタル・ディレクトエネルジー(フランス)

エースはツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャで区間賞経験をもつリリアン・カルメジャーヌ。今シーズンはツール・ド・オクシタニーで山岳賞を獲得するなどコンディションも上向きだ。

181 リリアン・カルメジャーヌ(フランス)

182 ニッコロ・ボニファツィオ(イタリア)

183 マチュー・ブルゴドー(フランス)

184 ジェローム・クザン(フランス)

185 ファビアン・グレリエ(フランス)

186 ロメン・シカール(フランス)

187 ジョフレ・スープ(フランス)

188 アントニー・テュルジス(フランス)

NTTプロサイクリング(南アフリカ)

ツール区間通算3賞のエドヴァルド・ボアッソンハーゲン、今年のイタリア選手権ロードレース、ヨーロッパ選手権と連勝しているジャコモ・ニッツォーロらスプリントに強い選手がそろう。同チーム所属の日本人選手・入部正太朗は、2カ月前の交通事故による鎖骨骨折の影響もあり、今回メンバー入りならず。

191 エドヴァルド・ボアッソンハーゲン(ノルウェー)

192 ライアン・ギボンズ(南アフリカ)

193 ミヒャエル・ゴグル(オーストリア)

194 ミケル・ヴァルグレン(デンマーク)

195 ロマン・クロイツィゲル(チェコ)

196 ジャコモ・ニッツォーロ(イタリア)

197 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア)

198 マキシミリアン・ヴァルシャイド(ドイツ)

PHOTO:A.S.O./Pauline Ballet

チーム サンウェブ(ドイツ)

エースはクラシックレースを得意とするティシュ・ベノート。かつてのツール・ド・フランス覇者ステファン・ロッシュの息子ニコラス・ロッシュも走る。

201 ティシュ・ベノート(ベルギー)

202 ニキアス・アルント(ドイツ)

203 ケース・ボル(オランダ)

204 マルク・ヒルシ(スイス)

205 セーアン・クラーウアナスン(デンマーク)

206 ヨリス・ニューエンハイス(オランダ)

207 カスパー・ピーダスン(デンマーク)

208 ニコラス・ロッシュ(アイルランド)

B&Bホテルズ・ヴィタルコンセプト(フランス)

エースは2011年に新人賞を獲得しているピエール・ロラン。

211 ピエール・ロラン(フランス)

212 シリル・バルト(フランス)

213 マキシム・シュバリエ(フランス)

214 ブライアン・コカール(フランス)

215 イェンス・デブシェール(ベルギー)

216 シリル・ゴティエ(フランス)

217 カンタン・パシェ(フランス)

218 ケヴィン・レザ(フランス)

以上となる。

ツール・ド・フランス関連記事はコチラから。
ツール・ド・フランス

 

大会公式WEBサイト
https://www.letour.fr/

 

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