べロックス缶の中身をサバイバルキット化【西山自転車商会】
ニシヤマ
- 2020年09月02日
自転車はスポーツではなくホビーと言い張る
いじってなんぼのレストア編集者の手記
すっかり少数派になってしまったチューブラータイヤは、パンクするとやっかいだ。昔はタイヤの裏の縫いめを解いて、中のチューブを出しパッチ修理をしたものだが、めんどうくさくて自分も1回しかやったことがない。
そんなとき使われたべロックスのチューブラータイヤ補修キットだ。おお懐かしいと思ってちょっと前に入手したが、パッチもゴムのりもパリパリに乾いていて使えなかった。どのみちチューブラタイヤはパンクしたら新品に交換するから問題ない。欲しかったのは缶だ。
サイクリスト(しかもかなりオジサン)にしかわからないグッとくる缶。この魅力的なブリキ缶のなかに、ツーリング用サバイバルキットを入れたいと前から思っていた。
超ミニマムな十徳ペンチとかハサミなんかをコツコツとフリマアプリで買い集めていたのだ。ガチャガチャで育っており、こういうトイ的ツールが小学生のときから今も変わらず好きだ。
パッチやゴムのりをはじめ、タイヤブートなどを入れてチューブラーからクリンチャー対応に変更。タイヤレバーや携帯ツールはツールボトルで別に持っていくので工具類もそれにかぶらないものを入れた。昨今あまり遠出もできないので、こんなことをしているわけだ。
時代はサバイバル。同じことを考えている人も少なくないらしく、サバイバル缶作りがちょっと流行っているとか、いないとか。あなたも自分のサバ缶を作ってみては?
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