
【TEAM ユキヤ通信2020 №46】シチリア島最後のステージ、アシストをこなし71位でゴール

BiCYCLE CLUB 編集部
- 2020年10月07日
第103回ジロ・デ・イタリアに参戦中の新城幸也。第4ステージはシチリア島での最終ステージ。中盤に3級山岳のみの140kmのショートレースだが、中盤の山岳には霧が立ち 込め、路面が滑り落車が起きるナーバスなレースとなった。新城はトップと同タイムの集団の中、71位でフィニッシュした。新城選手のコメントをお伝えする。
ふぅー、と安堵の表情で集団ゴールする新城 photo Miwa IIJIMA
新城のコメント
『イタリア本土とシチリア島は4kmしか離れてないないんですね!レース後にフェリーでバスごと渡って来ました。
朝、ホテル出発の際にはバスが壊れてしまい、急遽、ホテルから車を借りてスタート地点に行けたんだけどゴールには修理して間に合って、チームバスで生活が出来る喜びを改めて感じた(笑)
シチリア島での最後のステージは、集団スプリントになったけど、疲労感は昨日のエトナ火山クライムステージと同じぐらい。序盤こそゆっくりだったが、登りの手前エースのペイヨ・ビルバが落車に巻き込まれてしまい、お尻を強打してしまった。
今日のステージは無事に走り終えたが、明日からのパフォーマンスに影響が無いと良いのだけど……
レースは穏やかにスプリントステージと思いきや、ボーラ・ハンズグロエがサガンの為にツールドフランスと同じような戦法でスプリンターを登りでふるいにかけた。
自分は遅れはしなかったが、下りで濡れた路面で中切れにあい、後ろから来た特急便で残り25kmだったかな? でメイン集団に復帰した。
それからはペイヨの為にゴールに向けて、危険回避の位置取りをして無事にゴールした。残り3kmで集団の前に犬が出て来たときは、かなり焦ったけど(苦笑)
明日からはイタリア本土決戦! で、いきなり4000m獲得標高に225kmのロングステージ。ジロは容赦ないねっ……引き続き、頑張ります。』
と、語っている。
第5ステージは、イタリア本島での今年のジロ最初のステージ。2回の3級山岳ののち、フィニッシュは1級山岳という過酷な225kmのコースだ。
なお、このレースは日本でもGCN Race Pass(有料アプリ)にて全21ステージライブ配信される。
ジロ・デ・イタリア公式サイト
https://www.giroditalia.it/
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