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Jプロツアー最終戦、マトリックスが1、2、3、マンセボ今季初優勝|経産旗ロードチャンピオンシップ

10月11日(日)にJプロツアー最終戦、第54回 JBCF 経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップが群馬サイクルスポーツセンターで開催。前年度の勝者マトリックスパワータグが再び強さを見せて圧巻の1、2、3フィニッシュで勝利し、経済産業大臣旗を手に収めた。

レース前セレモニーで感じたマトリックスパワータグの余裕

左は元スペインチャンピオンのフランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)、右は日本実業団自転車競技連盟理事長という立場でもある安原昌弘マトリックスパワータグ監督

例年ポイントが最も大きいレースとなる経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ。180㎞(6kmサーキットコースを30周)の長丁場となったが、全日本選手権が開催されなかったため、これは今シーズンの国内最長となるレース。さらに日本ドーピング防止規程に基づくドーピング検査対象大会に指定されるなど、最上位格のレースとなった。台風14号によって開催が危ぶまれていたが、台風の進路変更により当日はくもりのち晴れに。薄曇りの中レース前のセレモニーが行われ、昨年の団体優勝チームマトリックスパワータグから経済産業大臣旗が全日本実業団自転車競技連盟安原昌弘理事長に返還された。

佐野淳也ら5人が100㎞以上逃げを続ける

逃げの前半はレースのペースが落ち着いていたこともあり、逃げ集団内で会話をする余裕も生まれた

レースは序盤から逃げ出した西尾憲人(那須ブラーゼン)、永富一騎(群馬グリフィン)、風間翔眞(シマノレーシング)に、4周めにブリッヂをかけた佐野淳哉(レバンテフジ静岡)と前田公平(弱虫ペダルサイクリング)がジョイント、逃げは5名になった。

逃げ集団は周回ポイントを3周終了時に西尾、9周終了時に佐野が獲得した。10周目にマンセボ、ルバ、武山が追走するが断念、メイン集団に対して2分30秒近くまで開くことになる。さらに18周終了時に風間が周回ポイントを獲得した。ただ、レースの3分の1を超えたあたりで逃げ集団に疲れがみられ、メイン集団のペースが上がったことから22周で捕まることになる。

メイン集団はブリヂストンサイクリング、愛三工業レーシングなどがけん引する。

橋本英也ら4人がカウンターアタックを仕掛ける

この逃げにも乗った西尾憲人は敢闘賞を獲得する。

そして、23周で新たな逃げが生まれ、再び逃げ集団に乗った西尾に加え、中井唯晶(シマノレーシング)、佐藤遼(レバンテフジ静岡)、そして五輪トラック代表候補の橋本英也(ブリヂストンサイクリング)がカウンターを仕掛け、1分30秒までメイン集団との差が広がるが、26周めに草場啓吾(愛三工業)を中心に引っぱるメイン集団に捕まることになる。これでレースは振り出しに戻る。

マトリックスパワータグは集団の先頭に陣取り、ライバルチームのアタックつぶしに終始した。

最後はマンセボ、マトリックス劇場

残り3周となり、レースはマトリックスパワータグの完全支配に沈静化した。各チームが隊列を組むが、マトリックスパワータグが好位置をキープし、メイン集団からはアタックが繰り返されるものの、ことごとくアタックをマンセボを中心としたマトリックスパワータグにチェックされ、つぶされていった。

いよいよ最終回。
「いままで脚を貯めていたのでフレッシュな状態で最終回に入れた。最終周回ではチームが集団をコントロールし、最後の上り(心臓破りの坂)で自分とレオ(レオネル・キンテロ)が先頭で通過したんだ」とレース後にマンセボが話していたように、完璧なコントロールでバックストレートをキンテロとマンセボが抜け出した。そしてホームストレートに帰って、勝ちを確証したマンセボとキンテロの2人は並んでゴール。最後はキンテロがマンセボに勝利を譲った。そして少し離れてホセビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)がゴールしマトリックスパワータグが完全な1、2、3フィニッシュを飾った。

「ゴール前で、パコ(マンセボ)と話をしてゴールを譲った。彼はボスだし働いてもらった、自分は赤いリーダージャージを取ったからね」とはレース後のキンテロのコメントだ。

チームそして、地元ベネズエラの監督に感謝したい(キンテロ)

年間総合個人優勝を果たしたキンテロ、通訳をするチームメイトの小林マリノ(マトリックスパワータグ)

「まずはチームに感謝します。日本に来てレースができて幸せでした。そして送り出してくれたベネズエラの監督にも感謝します。思い出のレースはなんといっても勝てた広島ですね。これはうれしかった。これからベネズエラに戻りますが、来シーズンも日本で走る予定です」とコメントした。

JPTリザルト (180㎞)

1 フランシスコ マンセボ マトリックスパワータグ 4時間38分10秒
2 レオネル キンテロ マトリックスパワータグ  +0秒
3 ホセビセンテ・トリビオ マトリックスパワータグ +6秒
4 大前翔 愛三工業レーシングチーム  +8秒
5 今村駿介 TEAM BRIDGESTONE Cycling  +8秒
6 孫崎大樹 TEAM BRIDGESTONE Cycling +9秒

JPT団体

1位 マトリックスパワータグ
2位 TEAM BRIDGESTONE Cycling
3位 愛三工業レーシングチーム

 

敢闘賞

西尾 憲人 (那須ブラーゼン)

中間スプリントポイント

3周回完了時 西尾 憲人(那須ブラーゼン)
9周回完了時 佐野淳哉(レバンテフジ静岡)
18周回完了時 風間 翔眞(シマノレーシング)

Jプロツアーリーダー

レオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ)

U23リーダー

織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)

年間チームランキング

1 マトリックスパワータグ 8316ポイント
2 宇都宮ブリッツェン 7332ポイント
3 KINAN Cycling Team 6311ポイント

Jプロツアー第14戦
第54回 JBCF 経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ

日付 2020年10月11日
開催地・コース 群馬サイクルスポーツセンター(6kmサーキットコース)
距離:180km(JPT)

JBCF公式サイト(一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟)
https://jbcfroad.jp/

 

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PROFILE

山口

BiCYCLE CLUB / 副編集長

山口

バイシクルクラブ副編集長。かつてはマウンテンサイクリングin乗鞍で 入賞。ロード、シクロクロスで日本選手権出場経験をもつ。ただ、44歳を迎えた現在では体力の衰えをカバーしつつも、ロードレースやグランフォンドを楽しむため機材や身体のケアを研究している。

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バイシクルクラブ副編集長。かつてはマウンテンサイクリングin乗鞍で 入賞。ロード、シクロクロスで日本選手権出場経験をもつ。ただ、44歳を迎えた現在では体力の衰えをカバーしつつも、ロードレースやグランフォンドを楽しむため機材や身体のケアを研究している。

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