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ジロ・デ・イタリア|ゴールスプリントの仕事人・デマールが今大会4勝目!|第11ステージ

ジロ・デ・イタリア2020第11ステージが14日、イタリア・アドリア海沿岸のポルトサンテルピディオからリミニまでの182kmのコースで行われ、アルノー・デマール(グルパマFDJ)がゴールスプリントを制して今大会4勝目を挙げた。デマールはポイント賞でもリードを拡大し、好調ぶりを見せつけた。

昨日の勝者、ペテル・サガン(ボーラ・ハンスグローエ)がスタート前に自身の記事が載ったガゼッタ誌を読む

逃げ屋・フラポッティがこの日も逃げグループに入る

アドリア海沿岸を北上する第11ステージはカテゴリー山岳は4級山岳がひとつだけで、細かいアップダウンがあるものの総じて平坦なコース。難度☆1つの平坦コースで、スプリンターが活躍することが期待される。しかし、終盤の市街地では直角コーナーが続き、最終コーナーからフィニッシュ地点も短いため、スプリンターチームによる熾烈な位置取りが繰り広げられることが予想された。

この日はレース開始早々に、今大会毎日のように積極的な逃げを試み続ける“逃げ屋”のマルコ・フラッポルティ(ヴィーニザブKTM)ら5人が逃げグループを形成。これをメイン集団が追う展開となった。

逃げグループは早々に3分近いリードを得るが、メイン集団もUAEチームエミレーツやドゥクーニンク・クイックステップなどがペースをコントロール。タイム差を3分程度に保ったまましばらくレースが推移した。

第1スプリント地点でデマールがサガンに先着

105.1km地点の第1スプリント地点も逃げグループの5人が先行。続くメイン集団ではスプリンターたちが集団前方に集まり、ポイント獲得を巡るバトルが始まった。ここはポイント賞2位のペテル・サガン(ボーラ・ハンスグローエ)にデマールが先着し、ポイント賞のリード拡大に成功した。

その後は再び逃げグループ5人ととメイン集団が数分の差で追う展開に落ち着いたが、後半のアップダウンが断続的に続く区間に入り、第2スプリント地点通過後の残り35kmを過ぎたあたりで、逃げグループからフラポッティら3人が脱落。サンデル・アルメ(ロット・スーダル)とマッティア・バイス(アンドローニジョカトリ・シデルメク)の2人になった。やがてアルメは独走に持ち込み、逃げ切りを目指したが、残り6km地点でメイン集団に吸収されてしまった。

またしてもスプリントで圧勝! デマールの勢いが止まらない

フィニッシュ地点のあるリミニの市街地はコーナーが連続し、スプリンターでのステージ優勝を狙うチームによる位置取り争いが激化する。イスラエル・スタートアップネイションやUAEチームエミレーツのトレインが立て続けに集団の先頭に立ったが、残り1kmでデマールを擁するグルパマFDJのトレインが集団の先頭に出てきた。

チームメートに守られながら好位置をキープしたデマールは、残り200mで発射。圧倒的な加速で一気に1車身ほど抜け出すとそのままフィニッシュラインを先頭で通過。今大会4勝目を挙げた。2位には前日独走逃げ切りでステージ優勝したサガンが入った。新城幸也は同タイムの50位でフィニッシュしている。

この日はポイント賞でデマールがサガンとのリードを拡大したものの、各賞ジャージに動きはなかった。

ジロ・デ・イタリア2020 第10ステージ結果

ステージ順位

1 アルノー・デマール(グルパマFDJ)
2 ペテル・サガン(ボーラ・ハンスグローエ)
3 アルバロホセ・ホッジ(ドゥクーニンク・クイックステップ)
4 シモーネ・コンソンニ(コフィディス)
5 リック・ツァベル(イスラエル・スタートアップネイション)
6 ニコ・デンツ(サンウェブ)
50 新城幸也(バーレーン・マクラーレン)

 
マリアローザ(個人総合成績)

1 ホアン・アルメイダ(ドゥクーニンク・クイックステップ)
2 ウィルコ・ケルデルマン(サンウェブ)+34秒
3 ペリョ・ビルバオ(バーレーン・マクラーレン)+43秒
4 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(NTTプロサイクリング)+57秒
5 ヴィンチェンツォ・ニバリ(トレック・セガフレード)+1分1秒
6 パトリック・コンラッド(ボーラ・ハンスグローエ)+1分15秒

マリアチクラミーノ(ポイント賞)

アルノー・デマール(グルパマFDJ)

マリアアッズーラ(山岳賞)

ルーベン・ゲレイロ(EFプロサイクリング)

マリアビアンカ(ヤングライダー賞)

ホアン・アルメイダ(ドゥクーニンク・クイックステップ)

チーム総合成績

イネオス・グレナディアス

第11ステージのルート

 

ジロ・デ・イタリア出場選手リストはコチラから。

「ジロ・デ・イタリア出場選手リスト」

大会公式サイト
www.giroditalia.it 

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